旅日記:アイルランドに行ってきたよ 食事とか帰国までとか

つれづれ旅日記

旅日記、最後はお料理についてとその他おまけ。
アイルランドのお料理は、大変味が濃かったです。本当に、とっても!そしてボリューム満点です。薄味の和食が非常に恋しくなりました。料理の写真については、暗くて見にくいかもしれませんが明るさ調節してもあんまり変わらなかったのでそこらへんはご愛敬、ということで。

街中の銀行献血車そしてこのふたつの写真は料理とはまーったく関係ありませんが、街中で見かけた絵になる銀行(だいたいどの建物も絵になりますが)と妙にかっこいい献血車です。
献血車は赤くて「血」って感じがしてイイデスネ!

■朝ご飯
フル・アイリッシュ・ブレックファーストアイリッシュ・ブレックファースト(ベジタリアンオプションアレンジ)フル・アイリッシュブレックファースト付きのお宿でしたので、毎朝フル・アイリッシュブレックファースト(写真左)……だったんですが、量が多く、また非常に味が濃かったので全部食べると若干胃もたれ。ホテルの「口コミ」を見ていると朝ご飯おいしいよ!ってかいってあったくらいなのでまずくはないというかむしろたぶんおいしい方と思いますが……味濃いねん。でも、一口目は確かにおいしかった……。

目玉焼きが苦手(半熟の黄身が苦手なんだ)なんですが、目玉焼きには何も味がついていないため、ここまで目玉焼きがおいしいと思ったことはありません。写真は、目玉焼きが苦手なのでスクランブルエッグにしてって頼んだよ!の日の朝食。お豆の煮たやつ+塩っ辛いベーコン+味の濃いソーセージ+ブラック&ホワイトプディング(ソーセージの一種、白い方(というか茶色い方)はまだ味が薄い)+トマトの焼いたやつ+卵。そこに紅茶(かコーヒー)とパン(食パンとアイルランドの黒パン?をトーストしたやつ)が付くのが普通の朝食で、ホテルによってはチーズとかヨーグルトとかジュースとかがあるみたいです。私の泊まったところはチーズとかヨーグルトとかジュースとか果物丸ごと!(バナナとかりんごとか)も置いてありました。

また、味の濃さと多さを学習した3日目くらいからは「ベジタリアンオプション」(写真右)というやつをお願いして、そこにベーコンを一切れだけ加えていただきました。ベジタリアンオプションは、普通のやつから肉類取っ払って、マッシュルームを加えてお豆の煮たやつを超増量したお皿になります(が、私はベーコンを一切れ頼んでいるのでお豆はそんなに増えていない)。

■本日のスープ
本日のスープ(かぼちゃっぽい)本日のスープ(ミネストローネ)本日のスープ(クラムチャウダー)
どこの食べ物屋さんでもだいたいある「本日のスープ」。スープに伝統的な黒パン?が付いているのが「本日のスープ」のオーソドックスな形。どこもだいたい5ユーロぐらいとお手頃だと思います。
上記の通り朝ご飯でいろんな意味でダメージを受けていたので、お昼は軽く。どこのお店のスープもおいしかったんですが、やっぱり味が濃いよ!左から順に、国立考古学博物館のカフェで食べた「本日のスープ」(たぶん、カボチャの味がした)、ボイン渓谷ビジターズセンターのカフェで食べた「本日のスープ」(ミネストローネって書いてあった)+カフェオレ、アイルランドでも結構有名なチェーン店(らしい)Bewley’s Oriental Cafeで食べた「クラムチャウダー」。
ボイン渓谷のカフェでは一緒のツアーにいたイタリア人の留学生の大人しげなにーちゃんと食べる事態に陥ってて、これで足りるの?って聞かれたんですが、バスに長時間乗るのでそんなに食べるわけにも行かずです、と伝えたんだけどちゃんと伝わったのかな……?ちなみに、このお兄ちゃん、超親日派。私、どこでも使える便利な言葉!って「すいません [1]「ありがとう」にも「ごめんなさい」にも使える魔法の言葉と思う」を教え込んだ。

■本日のおやつ
チョコレートクッキー(ココナッツ風味)とお紅茶本日のスープだけではお腹が満たなかったときは、おやつの時間に本日のおやつ+紅茶を頼んだり。これは国立美術館で食べたクッキーと紅茶で合わせて4ユーロ弱。
写真を撮るのをすっかり忘れていましたが、別の日にはスコーンと紅茶で優雅にお茶もしました。スコーンはおいしかったです。

バトラーズ・チョコレート・カフェのチョコレートそして、街中でよく見かけるチョコレート屋さん、Butlers Chocolate Café のチョコレートも飲みました。ここの(固形)チョコレートおいしいんですが、この飲むチョコレートもおいしかった!お土産にここのチョコレートを買い込みましたが、空港にもたくさん置いてあってとても複雑な気分でした(そう、ニコイチとかで売ってて空港の方がいろいろお得……)。

■ペルシア料理
ペルシア料理今回の旅の(唯一の)相棒・地球の歩き方で絶賛されていたテンプルバーにあるペルシア料理がとてもおいしかったです!鳥とか羊とかいろいろありましたが、あんまり冒険して残すのももったいないのでチキンのティッカ・マサラで。
プラス3ユーロほどでセットにできたので、ポテトと数年に一度飲むか飲まないかのコーラなどを頼んでしまいました(旅のなせる技)。そして、ボリュームたっぷりだったのでポテトいらなかったなぁ……などと反省も。お腹空いていたからメインは全部食べられましたが、これ、へたしたらメインも全部食べられない量です……!

■スーパでも買った
サラダ麺とデザート胃の調子があんまりよろしくない日の夕ご飯。だって、そこにMarks & Spencerがあったからついふらふらと……!TESCOとかBootsとかついつい知っているお店があると入りたくなってくるのは一人で寂しかったからとかそんなセンチメンタルな理由……はないと思うたぶん。買ったのは、サラダヌードルとかそんな感じの、洋風冷麺っぽいやつ。味は正直なところ(略)。

こういう事態に備えて、外国を旅行する際は携帯箸か割り箸を持って行っていくようにはしています。……そんなに海外行かないけど、そしてフォークとか調達できんこともないけど、箸はやっぱり最強。今回持って行ったのは、ここで買った(ような記憶がある)携帯お箸!

■唯一のまともな夕食
メイン:鮭のムニエルデザート:アップルパイリバーダンスを見たときのコース料理。3品+ショーで30ユーロ弱でした。前菜・メイン・デザート群の中から一皿ずつ選びます。メインではアイリッシュシチューとかあってとても心惹かれましたが、えらいことになりそうだったので(食べきれる自信がない)、一番さっぱりそうな鮭のムニエルにしときました。
あと、街中を散歩してるとカフェとかで「アップルパイ」という表示をたくさん見たのですが、アップルパイはこちらで人気のあるデザートなんですかね?ここで食べたアップルパイは、さっくりではなくしっとり系のアップルパイでした。カスタードかホイップか選んでねってかいてあったけど問答無用でカスタードソース付きでした。

■おさけ
アイリッシュ・コーヒーアイルランドといえばギネスビールだけど、ギネスは別にこっちでも飲めるし、そもそもお酒を飲まなくても生きていける生活をしているので……と思ったけどせっかくなのでアイリッシュ・コーヒーを飲んでみました。お酒に弱いせいか、コーヒーというよりむしろウィスキーだなぁと思いました。リバーダンスを見たときに一緒に飲んだんですが、アイリッシュ・コーヒーにもいろいろ種類があるらしく。使うお酒によって名前が変わるらしいんですが、私は一番オーソドックスなのを頼みましたが、他には「ジェイムソン [2]アイルランドを代表するウィスキー屋さん」を使ったやつとか「ベイリーズ [3]日本でもおなじみの、あの甘いやつと思う。見たことあるロゴだったので」を使ったやつとかありました(でも、名前は忘れました)。

■そして機内食
えぐぜくてぃぶなお料理なんと帰りの飛行機は幸運な事件が起きて初めてのエグゼクティブなお席でしたっ!素晴らしい。再建中の会社なので食事はちょっと落ちたよねーとか隣のリッチそうな夫婦が喋ってましたが、なんか十分すごいよ!一皿ずつ出てくるよ!お箸とかナイフフォークがナプキンに包まれて出てくるよ!二回目の食事はお申し付け下さいとか書いてありまして、慣れてないので危うく食べ逃すところだったよ!(FAさんを呼んで何かお願いするということができない小市民)というか食事より席だよ!フラットシートで寝られる!めっちゃ楽。これはもうエコノミーにはのられへんで……(と思いながらも、小市民なので普通に旅行する分にはエグゼクティブに乗るわけないので今回限りね)。
エグゼクティブなシートだと空港でもエグゼクティブなラウンジが使えるのでとてもエグゼクティブな気分でした。

■余談
空港で見つけた変なもの帰りも「ダブリン→パリ→成田→伊丹」と三回乗り換えの飛行機でして、頼まれていた&自分のためのいわゆる「免税品」等を空港でいくつか買いましたが、とても失敗しました。パリ、高い……。ダブリンでも同じもの売ってたのにパリでは約1.5倍くらいになるって、華の都はおそろしい……。パリの空港でももう一度手荷物検査あって面倒だと思ってダブリンでは買わずパリで買ったのですが、大変な失敗です。ダブリンでも日本までの航空券見せたらちゃんと手荷物検査を通過できるようにパッキングしてくれるのでかっとけば良かったですね。次いつになるか分かりませんが、パリでは物を買わない、覚えた。
写真はパリの空港のお店(お洋服やさん)で見た変な日本語。分かったような、分からないような……。そして、パリの空港では妙に日本語をたくさん見たような気がします。フォアグラとか売っているお店は日本語通じるらしいよ!(店の前ののぼりに書いてあった)

References

1 「ありがとう」にも「ごめんなさい」にも使える魔法の言葉と思う
2 アイルランドを代表するウィスキー屋さん
3 日本でもおなじみの、あの甘いやつと思う。見たことあるロゴだったので