にせもの公主の後宮事情 淑女は大志を抱くものです? / 雨川恵

本の感想, 作者名 あ行雨川恵

天黎と無事結婚した淑蓉だが、天黎は淑蓉を甘やかすばかりで役に立ちたいという淑蓉の想いをなかなか伝えられずにいた。そんな中、遠く離れた西の国から通商条約を結ぶために使節団がやってくる。使節団の大使は太子である士傑の后候補でもあるフィエリア王女で、何者かに命を狙われている王女を匿うためにも天黎の邸に王女を迎えることになる。

公主も後宮も関係ない後日談ですが、楽しかったです。

シリーズ三冊目はたぶんおまけ(ご褒美)の後日談かな、と思われるベタ甘新婚夫婦の新婚模様+お兄ちゃんの花嫁候補やいかに+腹心の恋模様やいかに、の三本立てでした。主役の二人は相変わらずのアツアツぶりというか、相手を思うがゆえにかまいすぎるのと、わがままを言えないのとでのすれ違いでごちでした、というところがたのしかったのですが(そして相変わらず天黎さまは、ダメダメでありました)、今回はツンデレ王女さまに朴念仁太子さまというこの組み合わせが!お兄ちゃん太子は常々美味しいところをかっさらっていくなぁ、と思っていましたが、今回もいろいろ美味しかったなぁ。さすがおにいちゃん、ポテンシャルの高さは伊達じゃなかった。

にせもの公主の後宮事情 淑女は大志を抱くものです?
雨川恵/すがはら竜
一迅社文庫アイリス(2014.04)
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