旅日記:北欧に行ってきたよ バルト海クルーズ

つれづれ旅日記

バルト海の夕焼け今回、ストックホルムからタリン、タリンからヘルシンキは船で移動しました。海外旅行で長時間船に乗ったのは初めてで、しかも豪華客船!なのでいろいろと新鮮で楽しかったです。冒頭のお写真は、バルト海から見た夕焼け。

■予約
まずは予約。タリン→ヘルシンキは1日数本でてるし、二時間の航海なので別に急いで予約しなくていいかなぁ、ということでこれは現地で買いました。よって、事前に予約していったのはストックホルム→タリンの航路です。早めに予約すると安くなる、とのことでしたので大体2ヶ月前くらいにオンラインで公式サイトにて予約完了。
Tallink & Silija Line
日本語選べます。予約画面に行くと英語でした。しかしそんなに難解な英語でもないのでなんとなく予約完了。
Early Booker discountで、A-Premium class cabinをひとりで177ユーロにて購入。もうちょっと安いお部屋もあったのですが、相部屋はちょっとどうかなというのもあったし、せっかくだしということでそれなりのお部屋にしました。
すぐにEメールに予約票が送られてくるので、それをプリントアウトして持っていくだけでOKです。

■ストックホルム→タリン
17:45ストックホルム発翌日10:00タリン着。
市内からは船会社が出しているシャトルバス(有料)があるというのでそれを利用して港に行くことにしました。このバス乗り場、わかりにくかった……(バス停の表示がないので).
シャトルバスの情報は船会社のサイト(Tallink & Silija Line-Stockholm, Värtahamnen)を参照。
バスのりばから見た中央駅簡単にいうと、ストックホルムの中央駅の東側の道路がVärtahamnen通りなので、駅から出て道路をわたって若干南に行った、16番地近くで待っておりました。どこか16番地かよくわかんないんですが、標識とか見てこの辺りかなぁ、という当たりで適当に。写真はバスを待っていたところから見た駅(左側が駅)。この辺りで待っていれば、Silija Lineと表示のあるバスがそのうち来ます。だいたい時間通り。15:35発のバスがタリン行きよりちょっと前に出港するヘルシンキ行きの船の最終バスらしいので、それでいいかとそれに乗り、ヘルシンキ行きというタリン行きより混んでそうな船に乗りそうな客もおらず、大型バスなのに私一人しか客がいない!という大丈夫かいなこれ状態(船に客乗ってるのか)でしたが、船に客は結構いました。

港ではチェックインカウンターでチェックインをするのですが、これはパスポートとプリントアウトした予約票を提示するのでOK。ただ、私はここでタリン→ヘリルシンキのチケットも一緒に買いました。ヘルシンキに行く切符も買いたいんですけど、みたいにいうとすぐに手続きをしてくれました。予約票があれば顧客情報の入力がいらないので割と簡単にいくかもしれません。393SEKくらい。事前に買っておいたほうがもちろん安いです!

M/s Victoria乗車券券ルームキーのチケットを受け取ってお船に乗ります。乗ったのはM/S Victoria。ヘルシンキ-ストックホルムのほうが人気があるのでいい船らしいのですが、これはそこそこ。こぎれいでした。

改札まちそしてあのシャトルバスはなんだったんだ!というくらい結構人がいます。ストックホルム-タリンは客室が割り振られているのでそんなに急がなくていいですが、それはそれということで。

ムーミンの仲間たち ムーミンのきぐるみ(ちょっとこわい)
Silija Lineはムーミンのオフィシャルパートナーらしいので、ターミナルにはムーミンが結構います。スウェーデンですが……ヘルシンキの港よりたくさんムーミンがいました。

船室ひとまず、お部屋に荷物をおいて船内探検。お部屋はプレミアムAクラスで、「ダブルをシングルユース」状態ですが、ふたりで一部屋予約したらこの部屋……これはちょっと考える。お二人の場合はもうちょっと張り込んで更に上のランクの部屋にしたほうがいいかもしれません。それか普通のAクラス(ベットがダブルじゃない、4人部屋)をふたり使い。

ナイトショーの会場色々未知のことが多くて写真をとるのを忘れておりましたが、ナイトショーが行われる現場だけはきちんと写真をとりました。生バンドをバックにショーが行われたり、バンド演奏で踊ったりできます。まずひとりで参加するにはハードルが高すぎる気がする。

すれ違う船甲板でぼーっとバルト海を眺める。すれ違う船が派手。風が強くてちょっと寒い。

船から見える気球気球も飛んでる。 [1]ストックホルムは街の上を気球が飛べる数少ない都市なので、朝晩は結構気球が飛んでます。絵になります

島と月出港してからしばらくはこんなかんじで小さな島がぽつぽつと。その後は船室からたまに外を見ましたが、暗くてよくわかりません……が地図見る限りたぶん海しか見えない。

このあとは、お部屋で買い込んできたご飯を食べて(元からビュッフェは食べるつもりなかった)、免税店をぶらぶらして(たぶん、ここで買うのが空港で買うのより安いです。大量に(ばらまく用の)チョコレートを買うならここがおすすめ。フィンランドの有名メーカー(FAZER)のチョコレートも完備)、免税店フロアでネットをして、お部屋に帰ってすぐ寝てしまいました。お部屋のテレビはナイトショー(無料で楽しめる)の実況中継が見れるんですが、ああ、私ここに行きたいけどもう寝るわ……、と……。

翌朝はFast Foodのところで軽く朝ごはんを食べて、ほぼ時間とおりにタリン着。
コインロッカー特になんの審査もなくタリンに入り、ターミナルの1階にあるコインロッカーにスーツケースを預けて(3ユーロか5ユーロか……:忘れた)、タリンを観光し15時過ぎに港に帰ってきました。

■タリン→ヘルシンキ
M/S Superstarタリンの港では、朝にコインロッカーに預けた荷物を回収して、ストックホルムと同じようにチェックインして、もう船に乗れるということなので船に乗りました。乗ったのは16:30発18:30着のM/S Superstar。緑がどぎついお船です。ヴァイキングラインの船も選べましたが、タリンでのターミナルが違ったことと(荷物を持って移動するのは面倒)、タリンまでSilijaラインで来たしということでヘルシンキ行きもSirijaラインで。
今回はただの乗車券でお部屋はなく、そこらへんのスペースに適当にね、というやつでしたので、スーツケースは乗船してすぐ預けました(たしか3ユーロ)。そんなに動きまわらなかったので預けなくてもいいかなぁと思いましたが、ひとりだし荷物があるとトイレにも行けないし、なので預けて良かったと思います。いいところ確保したかったら早めに乗船する必要があるようです。

バーっぽいところや、軽食が取れそうなところで思い思いにくつろげます。別にバーっぽいところに座っていても席料が掛かることもありません。私は軽食が取れそうなところに座って、お茶のんでネットしつつボーっとしていました。もちろん、免税店もあるので物色も可能です。むしろ、現地の人はここぞとばかりにお酒を買い込んでおられました。高いもんねー、市内で買うと。こちらもだいたい時間通りにヘルシンキ着。

■インターネット事情
タリン行きも、ヘルシンキ行きも両者ともにインターネット接続は可能です。ただ、私の乗った船は両方共いわゆる「共用スペース」でのみネットが可能(船室には電波は届いておりません)。そのため、レストランとか免税店とかがあるフロアでネットが出来ました。
パスワードは特に必要なく、WIFIの電波を掴んだらインターネットブラウザを立ち上げるとログイン画面が表示されるので、そこに乗船券に記載のある乗客番号を入力してネットに接続でき、特に問題なくネットにはつながりました。しかし、航海中「ネットの状況が悪い」という表示が出て、スピードが遅くなったり、通信量に上限がつけられたりもしていました(状況が改善されるとそのキャップは取れますが)。ちょっとメールしたりSNSしたりするくらいならあんまり問題ない程度ですが……大量にデータのやりとりをするには少し不安定かなぁと思います。

References

1 ストックホルムは街の上を気球が飛べる数少ない都市なので、朝晩は結構気球が飛んでます。絵になります