本の感想, 作者名 あ行青木祐子

名門オルソープ伯爵家・令嬢アディルのドレス作りを引き受けたクリス。完璧な令嬢であるアディルに魅力を感じるクリスだが、彼女の「婚約者候補を惹きつけるドレス」という注文の婚約者の正体を知り、ショックを受ける。

本の感想, 作者名 あ行有川浩

四国沖での謎の飛行機事故が続き、その調査を命じられた春名高巳。事故を目撃した空自の戦闘機乗・武田光稀に当時の状況を聞くために高巳は基地通いを始める。
一方、件の飛行機事故でただ一人の家族であった父親を失った斉藤瞬は、ある日奇妙な生き物を拾う。瞬はその生き物に名前を付け、心の隙間を埋めるようにかわいがるのだが……。

本の感想, 作者名 あ行小野上明夜

家柄だけは立派な没落貴族令嬢・アリシアは結婚式の途中で新郎が急死してしまったため、「死神姫」と恐れられ、次の嫁ぎ先も決まらないまま気楽に生活していた。そんなある日、アリシアの後見人が見繕ってきたアリシアの再婚相手は、名家の格がほしい成り上がりの”強公爵”ライセン。アリシアはライセンの屋敷に到着早々ライセンの愛人だと名乗るメイドに出くわす。

本の感想, 作者名 あ行有川浩

手塚兄の「いやがらせ」のお陰で憧れの王子様の正体を知ってしまった郁は、まともに堂上と目を合わせられない苦難の日々を送っていた。ある日、小牧の逆鱗に触れる事件が発生し、囮捜査で痴漢撃退に乗り出す事になった面々だが……(王子様、卒業)

本の感想, 作者名 あ行有川浩

向坂伸行は中学生時代に読んだ本のラストについての感想が気になり、ふとネットで検索をかけてみた。そして見つけたサイト、レインツリーの国。当時その結末について語る相手のいなかった伸行は思い立ってそのサイトの管理人・ひとみにメールを出してみる。
こうしてはじまったメールのやり取りが続くうちに、伸行は直にひとみと会いたいと提案するが、メールの時とは一転ひとみは乗り気でないようで……

本の感想, 作者名 あ行青目京子

律家の惣領の一人娘である火焔は女だてらに武術をたしなみ、武士として内裏に務めていた。ある日、内裏で皇太子の綾白に出会い、彼の人柄に次第に惹かれていく火焔。大皇と対立する綾白が反乱を起こすという話を聞き、大皇の随身としての立場から綾白に付いていくことができない火焔は……

本の感想, 作者名 あ行雨宮ひとみ

とある理由から男として育てられた少女ジュリエットは、≪赤い疾風≫としてモンタギュー家と貴族の圧政に苦しむ市民を助ける日々を送っていた。16歳の誕生日を目前にしたある日、モンタギュー家が主催するパーティーに忍び込むことに成功したジュリエットは、そこで街で偶然であった貴族の息子・ロミオと再会し……

本の感想, 作者名 あ行宇津田晴

新興国・珠国の王女蓮祥は父王の命令で隣国・幡国の王女・流夏の元に”婿”として嫁ぐことになった。元来男の子らしい生活をしていた蓮祥にとっては王子として振る舞うことに無理はなかったが、幡では婿候補としての試練を受ける蓮祥を快く思わないものがいるらしく、命を狙われる日々が続き……

本の感想, 作者名 あ行有川浩

両親がやってくる-図書隊に就職してから一番の難問が郁の前に立ちはだかった。隊のみんなの協力を得て、戦闘職であることを隠し通そうする郁の奮闘振りは?正論男・小牧を慕う少女の恋の行方は?手塚兄弟の確執とは?情報屋柴崎に近づく謎の男とは?そして、図書隊内部の派閥争いに巻き込まれた郁はどうする?

本の感想, 作者名 あ行有川浩

『メディア良化法』の成立により、武力を駆使してまで図書の検閲を行うメディア良化委員会へ対抗する手段として設立された図書館の自衛部隊・図書隊。憧れの図書隊に入隊できた笠原郁は、女だてらに戦闘職を希望していたが、配属先はエリート達の集まる図書特殊部隊だった。鬼教官やイヤミな同期にもまれながらも、一人前の図書隊員として成長していく郁であったが……