本の感想, 作者名 ま行松岡なつき

仲間に病気を移さないために、なんのかんのと理由をつけて皆から距離をとるカイト。そんなカイトの態度に不審なものを感じたジェフリーは、預かりしれぬところで進展したカイトとビセンテの関係にいらだちを隠せなかった。ウォルシンガムの目を盗み、プリマスに上陸したカイトは、リリーの力を借りできる限りの療養を行うことにするが、症状は日に日に悪くなるばかりで……

グローリア号、愛の寸劇に感動した。

本の感想, 作者名 ま行松岡なつき

ビセンテをおびき出し、海斗から引き離すことに成功したジェフリーたちはようやく海斗を救出することに成功する。グローリア号の停泊地を目指す一行だが、海斗が救出されたことに気付いたビセンテもすぐさま一行のあとを追い始める。

スペイン脱出編完結編。ビセンテの選択が泣かせる。
(注:とてもBLですが、オススメです)

本の感想, 作者名 ま行本宮ことは

長期夏休みに突入した学院。アティーシャは同室のネイトに追い出され、家庭教師として同行する先輩らとともに級友のトールディの別荘に招かれる。そして、別荘地の湖で出会った少女に女であることを知られてしまい、アティーシャはやむなく彼女の計画を手伝うことになる。

アティーシャ、恐ろしい子……

本の感想, 作者名 ま行本宮ことは

ケルベロスの契約の門から名も知らぬ南海の孤島に飛ばされたリアラは、契約の門の秘密に気付き、今よりましな場所を目指すべく近くにあるはずのリヴァイアサンの契約の門を探す。一方、アランディではウィーダの手引きによりシェナンとライルが久しぶりに顔を合わせた。

王子ルート確定?かな?

本の感想, 作者名 ま行宮乃崎桜子

上皇が政治の実権を握り、院政の最盛期であった平安時代末期。関白藤原家の次男頼長、は実は姫であったが、母親の嘘で男として育てられた。院政を終わらせるという父の願いを受け継ぎ元服までなした頼長。ふとしたきっかけで女装姿の時に佐藤義清に出会い、お互いに惹かれ合うが、男として生きる必要のある頼長は義清に思いを告げられず……。

本の感想, 作者名 ま行毛利志生子

本格的にシャンシュンに侵攻を開始した吐蕃は、想像を絶する行軍速度で中央に迫っていた。中央から離れた場所にいたシャンシュン王リク・ミギャと王に同行していた翠蘭は、北の砦で吐蕃の侵攻の事実を知る。しかし、シャンシュンを救うために動こうとする翠蘭が突然砦から単身姿を消してしまう。

シャンシュン編最終巻。相変わらずとても大河でした。

本の感想, 作者名 ま行瑞山いつき

ウィザードを崩壊させるために≪真実の星≫から種を託されたエメラルドはラグナが属する組織に連れられ、トトと共にマギに潜入していた。そして、もう一つの種を持つウォレスはエメラルドへの思いを胸に、ウィザードを崩壊させる道を選ぼうとしていた。

圧巻の最終巻、でした。満足満足。

本の感想, 作者名 ま行水戸泉

千年の時を生きるファウスリーゼは死者を屍鬼として蘇らせる力を持つリリスとして孤独な生を生きていた。屍鬼は生きるためにファウスリーゼを恋い慕うが、彼女の屍鬼である真木名だけは他の屍鬼とは違いファウスリーゼに対に傲岸不遜な態度を取る。

噂に違わぬえろえろっぷりでした。

本の感想, 作者名 ま行前田栄

山賊の頭領の養い子として育てられてき、養父のあとを継いで頭領となったトゥラルク。中央や神殿と全く関係のない人生を歩んできたはずだったが、ある日彼の山賊のアジトにやり手の青年貴族ヒルクィット卿の兵がやって来、トゥラルクは捕らえられてしまう。ヒルクィットはトゥラルクを行方不明になった第一王子として中央に連れて行くというのだが、そんな自覚が全くないトゥラルクは……

本の感想, 作者名 ま行森崎朝香

亥国の第一公主巴璃は、公主でありながら神に仕える巫女として、神殿で暮らす日々を送っていた。「地の人と結ばれると国を滅ぼす」という予言から、兄王への想いを心に秘める巴璃。一方、巴璃のもう一人の兄である第二公子は異国で得た妻子を捨てて、母国で初恋を成就させてしまう。やがて、この事件が元で国の存亡にかかわる事態が発生し……