本の感想, 作者名 は行葉山透

狂気の天才科学者・峰島勇次郎が残した数々の「遺産」。その中でも特に厳重に「管理」されているのは峰島勇次郎の知識を受け継いぎ、そして驚異的な頭脳を持った一人娘の由宇だった。光も当たらない地下深くに隔離された由宇が地上に出られるのは、勇次郎の遺産に絡んだ事件を解決するときだけ。
一方、勇次郎の遺産と距離を置き、世界を裏から情報で牛耳る真目家。その真目家と少なからず関わりを持つ少年・坂上闘真は勇次郎の遺産の産物である「スフィアラボ」でバイト中事件に巻き込まれ、由宇と出会うことになる。

本の感想, 作者名 さ行細音啓

赤・青・黄・緑・白。この五色から呼び出したいものと同じ色の触媒を介し、名前を賛美し詠うことでこちらの世界に呼び出す名詠式。名詠式を学ぶ専修学校に通うクルーエルはある日の休日、学校に転校してきた13歳の少年ネイトに出会う。まだ誰も聞いたことも試したこともないような「夜色名詠」を学んでいるというネイトに興味を抱いたクルーエルはネイトと仲良くなる。

本の感想, 作者名 ま行真朱那奈

満月の夜に天啓を受け、それを次の新月の日に伝えることで国の繁栄をもたらすという姫巫女・パルティア。そのパルティアの困った癖は不吉な予言の成就を体を張って止めようとすること。そんなパルティアの闊達さにパルティアの婚約者であり国の皇太子でもあるハルバートは頭を悩ませていた。
ある日、王宮に流れの吟遊詩人がやってくる。吟遊詩人と意気投合するハルバートであったが、パルティアはどうしてもその吟遊詩人のことが好きになれず……

本の感想, 作者名 た行多崎礼

故郷の母親が病で倒れたという話を聞き、7年ぶりに故郷に戻ったアンガスと<姫>。故郷の街の異様さに違和感を感じたアンガスは、母の病気にスペルが絡んでいることを突き止める。一方バニンストンでアンガスを待つセラはエイドリアンからアンガスの歩んだ過去を教えられる。

購入本記録

B’s-LOG文庫の新人さんを買ってみることにする。

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真朱 那奈『月の姫巫女が予言する 天啓のパルティア』

出先で見つけたので、鞄の空き具体と相談の上とりあえず一冊。最近積んでるしなのでもう一冊は評判とかみて決めることにする(逃げ腰)。

素人の観劇日記宝塚, 雪組

宝塚の目玉全国ツアー・ベルばら外伝三部作第一弾・雪組のジェローデル編を見て参りました。新しいことします!とか言ってた割にはごてごてのベルばらだったなぁという感想ですねぇ。

今回の感想は、感想は……、えー、なんというか、非常にコメントに困る作品でして……。ベルばら的に考えるとこれくらいでいいかというかむしろまあこんな感じかなぁと思うのですが、お芝居だけにフォーカスして考えると敗因は演出脚本か~(脱力)みたいな感想なんで、そこらへんOKな場合は続きをご覧くださいませ。

本の感想, 作者名 あ行淡路帆希

意中の男性に胸元に飾る花を取ってもらえると両思いになれるという女性にとっての勝負のお祭り「花飴選びの日」。女官に押しつけられた花をもてあましたルビーウルフは人気のない図書館に逃げ込み、そこでこれまた女性陣からの猛アタックから逃げ出してきたジェイドのお手伝いをすることになるのだが……(「君に捧げる永遠の花」)

本の感想, 作者名 か行古戸マチコ

亡くなった祖母が大切に祀っていた「家神」を下宿先に迎えることになってしまった澄香は、常人には見ることのできない「八百万の神様」が見えるようになってしまう。神々のかしましさに澄香は穏やかとは言い難い賑やかな日々を送ることになる。

素人の観劇日記宝塚, 花組

花組の真飛さん大劇場お披露目公演を見てきました。
真飛さんはさわやか青年系のしゅっとしたかっこよさが素敵だなぁと思っていたんですが、トップスターになられた公演をみて再確認です。かっこえー。眼福。
そして個人的に勝手にきゃーきゃー言ってる大空さんの花組移籍後の初大劇場ということでこちらにもそこはかとなく期待しながら見てきたんですが、かっこよかったですよ、おひげ。

そんなこんなのいつも通りのネタバレあるかもな感想の続きは以下。

本の感想, 作者名 ま行松田志乃ぶ

血筋だけは一級品の没落貴族の姫君・馨子とその乳姉妹・宮子は貧乏にも負けず慎ましくたくましく幸せに生活していた。しかしある日、馨子が今をときめく超名門大貴族・九条家の隠し事であることが発覚する。馨子が身重であること、そしていくつかのトラブルが重なり宮子が馨子の身代わりを務めることになる。宮子と馨子は生活費をがっぽり稼ぐために神隠しにあった姫君の謎を追うことになるのだが……