素人の観劇日記宝塚, 宙組

宙組の真風さん主演のシアタードラマシティ公演「ヴァンパイア・サクセション」を観てきました。

無造作まとめ髪が素晴らしいちょっと情けないヴァンパイアを真風さんに、ちょっとお硬いメガネの科学者に華形さん、そしてファンクな派遣の死神にうらら様を配した時点でこの演目は勝利……でした……。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行乙川れい

見せかけだけの契約王妃として救国の英雄で猜疑王とも呼ばれるヴィクリスに嫁いだエステラは、いろいろトラブルがあったものの、まだしばらく王妃を続ける事になった。内乱でながらく開催されていなかった聖兜祭が開催されることになり、はりきるエステラだが、エステラの父は王妃としてエステラが祭りに出るのに強固に反対していた。

相変わらず面白かったです。こじらす王様に順応するエステラが見もの。

本の感想, 作者名 は行日高砂羽

魔女であることを隠し離宮に引きこもっていたセシーリア王女は、隣国との戦争の勝利と引き換えに魔王の花嫁となる契約を結ぶ。この契約の履行をセシーリアの弟レオンが阻止したが、その代償としてレオンがだんだん若返るという呪いにかけられてしまう。レオンの呪いを解くために、セシーリアは休戦した隣国にあるという手がかりをもとめ、女人禁制の図書館に潜り込むために男装して乗り込む。

男装で敵国に乗り込むという大好物な設定でごちそうさまでした。

素人の観劇日記宝塚, 花組

花組さんのミュージカル「ME AND MY GIRL」を観てきました。

明日海さんのビルがすごく面白くて、これは今まで見たME AND MY GIRLで一番笑った公演かもしれない(しかし、以前の公演でどれくらい笑ったかあんまり覚えてない)とすごく楽しめた公演でした。
そして、劇場ロビーにフィッシュ&チップスとギネスビールの特設屋台できてたりして、宝塚歌劇団が新たな収入源を本格的に思いついたらしい公演でした [1]前回の星組公演ではシャンパンを特別販売してた

References

1 前回の星組公演ではシャンパンを特別販売してた

本の感想, 作者名 さ行白洲梓

王家に嫁ぐべく育てられたルクレツィアは15歳で王太子シメオンに嫁ぐ。程なく国王が崩御したためシメオンが王位を継ぐが、王太子は結婚から一貫してルクレツィアに構うことなく、下働きの少女、マリーを愛し、そしてマリーを側室に迎え入れる。そんな中で5年が過ぎ、隣国に攻めこまれ、シメオンはルクレツィアを残して自害してしまい、ルクレツィアは辺境の地に幽閉される。

評判通り、面白かった!

本の感想, お気に入り, 作者名 た行富樫聖夜

エーヴェルトが公衆の面前でフェラン姿のリーフィア(外見10歳)にキスをしたという話を聞きつけ、リーフィアの兄リードが急遽王城にやってくる。リーフィアを無理やり連れ帰ろうとするリードに対し、エーヴェルとはリードと決闘することになる。

悪役さんサイドがだんだん深くなってきたなぁ。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行和泉統子

伯爵家の立て直しも軌道に乗り始めたところに、アッシュの過去を知る人物がアッシュに一族の下に戻るようにと脅しをかけてくる。そんな中で、アッシュに女王暗殺の疑いがかかり、アッシュが収監されてしまう。その裁判の中、アッシュの正体を知る人物がさらにアッシュを追いやる告発を行う。

完結編、めちゃくちゃおもしろかった!

本の感想, お気に入り, 作者名 や~わ行・他我鳥彩子

公爵家の跡取りオスカーは身分や財産を目当てに寄ってくる女性に絶望し、女性不信に陥っていた。親友ユーディの口車に乗てしまったオスカーは、作家志望の孤児アデルを匿名で支援し、アデルが堕落すればオスカーの勝ちという賭けをすることになる。オスカーのおかげで高等教育をうけることになったアデルは、お金にも身分にも興味のない現実をみている女の子で、オスカーにとっては新鮮で……

我鳥さん流あしながおじさん、おもしろかったーーーー!

本の感想, 作者名 あ行天川栄人

父親に会うために長期休暇にロンドンに向かった女子高生の織葉だが、父と再会したのもつかの間、父が火事に巻き込まれてしまい、織葉は同時に異世界ログレスにトリップしてしまう。そこで織葉は人喰い薔薇に襲われているところをギンレイと名乗る騎士に助けられる。元の世界に戻るために、オリヴィアと名乗り見習いとして騎士団に入ることになった織葉は赤薔薇の隊に所属することになる。

結構好きだなぁ、続きでてほしい。

作者名 ま行麻木琴加

日中はヴァイスの騎士を勤めながら、日が暮れてからはドレスに着替えてヴァイスの仮面婚約者となるという二重生活を続けていたルティアは、ヴァイスから本気で求婚されてしまう。騎士として生きていくために、ルティア姫としては城からは辞したルティアだが、ヴァイスの思い入れのある場所への呼び出しを受ける。

とてもきれいに大団円でした。