本の感想, 作者名 ま行群竹くれは

シスター見習いのエリカは薬草学者を目指しつつ片田舎で慎ましく暮らしていたが、ある日彼女の論文を読み研究員として迎え入れたいと子爵かつ実業家のアシュリーがエリカを迎えに来る。アシュリーに説得されて王都に向かったエリカだが、エリカの下宿先はアシュリーの屋敷で、しかもアシュリーは彼女に研究をさせるどころかお嬢様扱いをする毎日。エリカは1日も早く研究員として役立ちたいと考えるが……

後半の「謎解き」が面白かったなー。

本の感想, 作者名 あ行天海りく

ハイゼンベルグ家とディックハウト家の間で長年内乱が続くグリサド皇国。魔道士であるリリーは「雷獣」と恐れられるハイゼンベルグ家の第二皇子バルドの補佐官としてバルドと共に戦場を駆け巡っていた。ハイゼンベルグ家の敗色が濃厚になる中、バルドの縁談が持ち上がり、対人能力にかなりの問題のあるバルドの「通訳」としてリリーは婚約者候補のカルラとの対面に立ち会うことになる。

「棺」という題名にふさわしく、殺伐としてた。最近の少女小説にしては珍しい。

本の感想, 作者名 ま行宮原ソラ

家柄はいいが貧乏貴族のマリーは、生活のためにまだまだ珍しい女性官僚となり、左大臣の元(ただし下っ端の下っ端)で官僚生活を満喫していた。順調に官僚生活を送っていた彼女だが、上司である左大臣が交代し、国王の甥でもあるメルトファレス公爵ユージンがあらたに左大臣の座につく。下々の者には関係のない話だと高をくくっていたマリーだが、ユージンに「無礼」を働いてしまったため、マリーは毎朝ユージンの執務室を掃除するという役目を仰せつかることになる。

テンポのよいお話で楽しかったです。

本の感想, 作者名 さ行清家未森

弟の学費のための親戚の援助を受けるため、烏丸家の別荘に潜入し烏丸の弱みを握るという仕事を引き受けた有紗は、メイドとして別荘に忍び込むが、偶然にも烏丸家当主の息子・京四郎と「指輪」でつながってしまい、有紗が「主」で京四郎が「従者」という関係になってしまう。京四郎は別荘で四年前に起きた謎の令嬢失踪事件を解明仕様としており、有紗も捜査を手伝うこととなるが、そんな中またしても招待客の令嬢が失踪してしまう。

大正ロマン!元気なお嬢様に皮肉屋の青年!

本の感想, 作者名 か行如月天音

カメリアード王国のグウィネヴィア姫は、両親と腹心の侍女しか知らない「秘密」があったが、アーサー王の求婚に応じブリテンに嫁ぐことになる。アーサーと無事「家族」になったグウィネヴィアはアーサーとも秘密をわかちあうことになるが、アーサーの騎士になるためにブリテンにやってきたランスロットにも秘密を知られそうになる。

確かに、「許されない恋物語」ではなかった。

本の感想, 作者名 な行仲村つばき

前回の事件で魔術の力に目覚めたエデルは、ときおり店の同僚に見える「黒い霧」についてアランに相談すべきか迷っていた。そんな彼女のもとに、母の所属していた劇団のスタッフ・ジュディが故郷に帰るための「旅立ち」のための靴を作る仕事を依頼してくる。ジュディにふさわしい靴のいイメージをつかむためにジュディの話を聞くことになったエデルは、ジュディとエデルの母との想い出も知ることとなる。

アラんさんがひとりでラブコメ担当とか(好青年なのに)(イケメンなのに)(ラブコメ以外はシリアスなのに)。

本の感想, 作者名 あ行彩本和希

不思議な翠色の瞳をもつレスティリアは、エレオカリス王国の図書館で彼女以外に解読できない大王の古文書を読み取り、幼なじみの捜書官であるバラノスの帰りを待つという生活をしていた。そんな平和な毎日を送っていたところ、隣国から攻めこまれバラノスらとともに都から逃げることとなったレスティリアは、その逃亡中に同盟国であるアキレギア共和国の将軍リクニスに助けられる。

三角関係のお話を久しぶりに読んだ感(おもしろかったー)。

本の感想, 作者名 あ行藍川竜樹

竜女選考のための実地試験のため、蒼翔や蝶麗らと別れ蓮に向かった蓉華は、そこで魍魎の王の討伐という課題を課される。一方、蒼翔は皇后の手引でお忍びで蓮に滞在中という皇帝との面談の機会を得るが、皇帝は蒼翔を見るなり蒼翔を反逆者として始末するように命を下す。

女の子が(物理的に)強い話は楽しい。

本の感想, 作者名 た行高殿円

ロンドンオリンピックにわくイギリスにアフガンから帰ってきた元軍医のジョーは、手持ちのお金も尽きかけ路頭に迷う一歩手前で、友人からロンドンの一等地のフラットのシェア相手を探しているというシャーリー・ホームズを紹介される。しかし、シャーリーとジョーの最初の出会いは、フラットではなく病院の遺体安置所だった。

SFで百合なホームズ……面白かったです。

本の感想, 作者名 ま行御永真幸

レイジェルド王国に新しい学院が設立されることとなったが、女性の入学は認められていなかった。なんとかして女性の入学者の実績をつくろうと画策するユフィの前に、難問をさらりと回答する謎の女性が現れユフィは彼女に期待をかける。しかし、学院の最大のスポンサーで理事長でもあるクロスバイン公爵は女性に門戸を開くことに対して非常に消極的であった。

こ、これは……!(今回のゲストキャラのあれこれに転んだ