Aug.2003

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へろへろゲーム放浪記 (注:素人のたわごとです)

〜少年は英雄になるために旅に出た。少女は英雄を捜すために旅に出た。〜

■テイルズ・オブ・ディスティニー2

四英雄が世界を救った18年後。英雄スタンとルーティーの息子カイルは、両親と同じように英雄になるために幼なじみのロニと旅に出た。ラグナ遺跡で出会った不思議な少女は、英雄を捜していると言って……。


すごく有名な『テイルズ』シリーズの中の一作で、テイルズ・オブ・ディスティニーの続編ですが……、1やってません!!やらなくても話分かるし、十分面白いんだけど、途中で「1やってからやればよかった……」と後悔したバカ者です。だって、世界観が同じとかじゃなくて明らかに「続き」でしたから。

それはさておき。
テイルズシリーズってずーっとやりたかったんですよ。ストーリーとかイラストとかめちゃくちゃ好みだったから。しかし、RPGであるものの、戦闘には反射神経を使いそうなアクション要素が色濃そうということで、ずっと「やりたいなぁ」のままでした。で、実際チャレンジしてみましたが、人間やればできるものです。最初は慣れなくて四苦八苦でしたが、最後の方は結構すらすらといけるようになりました。とはいっても、華麗な戦闘などはできませんが……。最後のボスなんか結構楽勝だったなぁ(真実:謎解きに手間取って、むやみやたらとレベルが上がっていた)。

話の都合上、十年後や、ものごっつ過去などを時間移動しまくり、歴史の歪みをたださなくてはいけないのですが、中途半端に余計な思考を巡らしてしまうため、時間移動というものに多少の違和感を感じてしまいました。ゲームの中だからそういうこと考えてはだめなんだけどね(時間移動する本や映画を見たら、いつも余計なことを考えてしまうという損な性格)

しかしながら、自分的マイナス要素は本当に些細なものです。なんせ、リアラ(ヒロイン)がかわいすぎるのです。カイルとリアラの初々しいラブっぷりにもうめろめろです(笑)。OPもきれいやったしなぁ。ハロルドのマッドサイエンティストぶりも大好きだし、ジューダスのクールぶりにもくらっときそうになります。個人的にお気に入りなのはロニでして(頼れるアニキキャラが好き)、ナナリーとロニの「夫婦漫才」も大変楽しませて頂きました。

最後の戦闘からエンディングまでの一連の流れには、不覚にも半泣きになってしまいました。苦労しただけに(主に謎解きと反射神経を使うダンジョン(の一部))、思い入れもひとしおで。

英雄になるための旅から「英雄とはなんぞや」の旅。カイルが成長していって男らしくなっていく様子がよかったですな。本当の英雄って何だろう、大切な人を守ることもできないのに英雄?世界を守ることが英雄?、そんなカイルの疑問の答えを、一度一緒に捜しに行ってはいかがでしょう?


参考までに、私のクリアタイムは40時間ちょいです。
(迷いまくり、謎解きできない、闘技場で遊ぶ、などかなり回り道してますので、普通にやればもっと時間少なくて済むかな?)