Jul.31.2003
宝塚大劇場

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へろへろタカラヅカ鑑賞録 (注:素人のたわごとです)

■星組公演  王家に捧ぐ歌−オペラ「アイーダ」より− 編

やってきました、タカラヅカの星組公演。

最初に断っておきます。
感動しました。すごいと思いました。よかったです。
しかし、感想となるとなぜかお笑いのネタしか思い浮かびません。ごめんなさい。
(見てるときは、本当にのめり込んでいて笑う余地なんてないんだけどなぁ)
あと、なにぶんネタバレしまくりだと思いますので、以下は自己責任でお願いします。
ついでに、いつもどおり結構意味不明です。


内容

一番最初(二人が船に乗っているシーン)から、「これは、ネタだ」と思ってしまう自分がいました。

それはさておき。
歌をメインに話が進んでいく、というタカラヅカを見たことがあまりないので新鮮でした。話がすーっと流れていくの気持ちよかったかな。そう、歌なんですよ、歌。基本的にはシリアスなんですけど、一カ所だけどうしても解せないシーンが。

♪エジプトは、強い〜、すごい〜(以下、エンドレス)

この歌だけは、笑えます、絶対に。
だって、永遠に強いだのすごいだので、シリアスなはずのストーリの中で完璧に浮いていたように思われるあの歌。

今回一番心に残った曲は、「ファラオの娘だから」という曲。ヒロインのアムネリスが歌う曲で、なぜか頭から離れません。アムネリスは芯の通っためっちゃかっこいい王女様で、娘役トップの壇さんもすごく美人で見とれてしまっておりました。やっぱり娘役さんはいいなぁ。最後のシーンもかっこよかったなぁ。
あと、アイーダなんですけど、普段男役をやっている方が演じておられるとは幕間まで知らなかったんですよ(実は常識っぽい)。ついでに、公演三十分前まではアイーダが娘役トップさんと思いこんでいたし(予習不足)。で、妙に存在感のあるアイーダだなぁ、と思っていたのですが思わず納得。ラブシーンがこのアイーダとラダメスですから、なんというかでかい人同士の抱擁でしてちょっと違和感(笑)。いえ、もちろん素敵でした。


そして幕間前最後の場面が
『空中ブランコにファラオがっ』
という驚きの展開。空中ブランコですよ、ブランコ。ファラオそれにのって歌ってますよ。しかも、ファラオの背後には月の舞台装置(友人に指摘されるまで、太陽=ファラオと月を対比していると気づけなかった……)。
レビューのときは、エジプトの舞台セットの前で黄色のタキシードで踊ってはってかなり違和感だったしなぁ。もしかしなくても、いろんな意味で強烈に印象に残った公演だったなぁ。

お話の内容の感想ですが……、小難しいことを考えるとせっかくの夢の世界から出てしまいそうなので、今回もパス(笑)。