Sep.05.2003(Fri)
宝塚大劇場

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へろへろタカラヅカ鑑賞録 (注:素人のたわごとです)

■雪組公演  Romanze de Paris 編

とりあえず、見られるうちに見ておこうという魂胆で、今度は雪組公演 ろまんす・ど・ぱり(す?)を鑑賞して参りました。

今回は……、あんまり書くこと無かったかなぁ。
この直前に見たのがアイーダというスペシャルな舞台なだっただけに、いたって「ふつー」な感じ。

初っぱなからいつもと違う流れでびっくりでした。最初から幕は開いており、客席の照明が消される前からいきなり始まるお芝居。個人的には、静かになってからお芝居をじっくり見たいタイプなので、いっちゃん最初にアナウンスが入って客席が静かになってから本番開始、という流れの方が好きだな。

内容は、要所要所にちりばめられたお笑いシーンがよかったかもしれない。
個人的には、主役よりあのドジな広報官さんが好きかもしれない。
というかですね、ぱっと見では主役が誰かまだわからないのですよ(笑)。現代劇なので服に思い切った主役をアピールするような派手さはないわけで……。
あとはですね……、やっぱりタカラヅカの男役さんはかっこいいなぁ、とほれぼれしてしまう自分がいました。あそこまで完璧にトレンチコートを着こなせる日本人男性、そんんじょそこらにいますか(笑)。黄色や紫、赤い背広が似合う男性が一般市民の中にいますか!?

そんなこんなで、事件の方もつっこみどころ満載で解決したり、解決した後もなかなか終わりが見えないことにいらいらしつつも(デートながいねん!ラブすぎて涙が出てきます)、最後のとあるシーンには「ローマの休日かよっ」と心の底からつっこみを入れつつ、無事第一部を見終わりました。
そういえば、今回は役者さんがせりふをかみまくっているのに気づいてしまったり、装飾品がはずれそうなのをさりげなく直している姿を目撃してしまい、すこしむふふ。やっぱ生はこういうのがあるから楽しい。

第二部は、華麗なるレビュー。あんまり覚えてないんですが、客席と一体型の場面なんかは結構好きです(ウィーンフィルのニューイヤーコンサートでも、一番好きなのはラデツキーだし)。水色と白を基調としたラストは、色の対比がきれいでよかったですね〜。


でもって、総括としては、なんというか、ぶっちゃけ イマヒトツ……
いつもなら、見終わった後に1曲や2曲、劇中歌が頭の中をくるくる回ってどうしましょう、な状態になるんですが今回はそれがなかったから、少し残念かな。