Jan.06.2005(Thu)
宝塚大劇場

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へろへろタカラヅカ鑑賞録 (注:素人のたわごとです)

■宙組公演  ホテルステラマリス 編


そっらぐみー、新年の初公演はホテルステラマリス〜ということで見てきました。
今回は、一般発売日に梅田に朝っぱらから並んで買ったので結構良い席でしたよ。A席ですが、とりあえず結構真ん中の方で見られました。

若干ネタバレしてます。
以下は自己責任でお読みください。

まずは前半ホテルステラマリス。

現代アメリカのとあるつぶれかけの由緒あるホテルが舞台。社長の娘でコンシェルジュのヒロインと、イギリスのとあるファイナンシャル会社からホテル再建計画にきた主人公のラブロマンスらしいんですが、全体的にコメディタッチなのでひたすら笑えました。ただし、笑いがやや上滑りな感は否めませんでしたが……。
ラブストーリーとしては王道ですね。いろんな意味で変化を拒否するヒロインと、変化をもたらそうとする主人公。ヒロインの前向きだか後ろ向きだかよくわからない姿勢に途中うがーっとなりかけましたが、まー、いい感じです。
コメディタッチなので、そのような感じ(どんなかんじや)のみんなでダンスのところとかはすごく楽しかったな。さすがタカラヅカみたいなノリで。
ドアマンと賞金稼ぎのストーリーは、いらんような気がしなくもありませんでした。「従業員は家族」という面を主張するためのものだったと思うんですが、それよりもヒロインと婚約者と主人公とかそこらへんに関係するエピソードひとつ追加した方がよいような、と素人考えを晒してみます。あー、賞金稼ぎのソロの部分はおもしろかったですよ。
あと、パンフに「ヒロインが考え出した画期的なホテル改革案」(意訳)というような事が書いてあって、これは結構期待していたのですが、いざ蓋を開けてみるとなーんだ、当たり前のことやんとやや興ざめ。タカラヅカだしもっと破天荒なものかと期待してたのに(期待しすぎ)。

何回も書いておきますが、ラブストーリーとしてはオーソドックスで結構好きです。ただ、ヒロインの婚約者いいひとすぎ!主人公の婚約者身を引くの早すぎっ!と何カ所かは突っ込みたいです。もし、私が選べるなら主人公と婚約者なら絶対婚約者ですよ。あんないい人滅多にいません。


そして後半レビュー伝説モンパリ77周年。

実は、今回はこれを見るためにいったようなものでした。「モンパリー、わがパリー」という曲がすごく好きで、うちの祖父がモンパリのすばらしさを一年に一回くらい懇々と諭してくれるので(祖父が見たのは初代のものではないのでしょうが、詳細は不明)一度くらいはモンパリ見たかったんですよね。祖父の話から推測するに、モンパリは旅行記レビューと認識していたんですが。

旅行してなかった凹。

星の女王様ヨンヨン様(まさかネタ元は某笑える海外ドラマじゃなかろうな)とモンパリの主人公で死んでからレビュー星で悠々自適な生活送っているおじさんの掛け合いからはじまります。
っていうか、レビュー星のレビュー星人ってあんた。本気で大丈夫かこのネーミングセンスと突っ込んでしまいました。さすがレビュー伝説。レビュー星人は私の中で伝説になりました。

今回のレビューはレビューにしてはすごくストーリーがはっきりしていて大変分かりやすうございました(いつもストーリーあるらしいけど、私パンフレット読まないと分かりません)。それに、主題歌(レビュー伝説)もすごく頭に残って名曲だと思います。明るくて元気な曲は好きだな。いろいろととてもきれいだし、何より楽しかった!モンパリはあの曲が聞けたのでまー、満足ということにしておきます。おもしろかったですよ。

今回はラストの衣装が派手でした。オーレリアン光りすぎ。ミラーボールより光ってます。さすがレビュー伝説。そして最後の終わり方も……、いつもとひと味違っておもしろかったです。

今回の鑑賞で気付いたのですが、私はどうやら専科の未沙さんが好きなようです。味のあるオッサンやらしたらこの人に勝る人はいないと思うんですが……?(というか、単に判別つくのがトップのお二人と専科の方くらいだというのも大きく関係しています。所詮素人。)