Feb.15.2005(Tue)
宝塚大劇場

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へろへろタカラヅカ鑑賞録 (注:素人のたわごとです)

■月組公演  エリザベート ―愛と死の輪舞― 編


エリザベ〜〜ト、ずっと見たかったあこがれの公演〜〜、というわけで、喜びいさんで見て参りました。

あまりにも有名なお話なのでストーリーを今さら紹介するのもなんだと思いますが、個人的には「エリザベートが黄泉の帝王(トート)にストークされる話」と解釈しております。

さて、おもしろかったです。ヅカオリジナルの作品も面白いんですが、やっぱりもともとのミュージカルが下地にあるものは面白いですねっ!歌が沢山で、見ていて楽しいのです。

さて、今回はエリザベートを演じていらっしゃる方が普段は男役をやられている方のようで、なんと言いますか、やはり上背がありますので二人ならばれたときの存在感がすごかったです。うーん、何バージョンかテレビ放送されていたエリザベートを見たことがあるんですが、一番男前だったかも。かっこいい!いや、これは生だからというのもあるのかも知れませんが。ポスターのお姿にはなんだか違和感を感じていたんですが(エリザベートがあまりにも男前に見えるので)、公演を見たらこれもありかも!と思うようになりました。歌も低音がよく響いてお上手ですね。これはよいですよ。

そしてトートもかっこいい。やっぱりヅカはいいですのー(ヅカオーラに麻痺してしまって思考回路がおかしな状態)。流し目がいつもにましてすっごく格好良かったんですが、トートメイクのおかげでしょうか。とにかく、なんというか、一撃でノックアウトな感じです。
あと、個人的に好きなのはルドルフ。役柄も好きなんですが、役者さんがすらりとした美形のように思いました。かっこいい。

フィナーレは主役二人のダンスに思わず見とれていました。

なんというか、今回は圧倒されてしまっていつものようにつっこめないです。
いやしかし、黒天使はちょっと怖かったかなーとか、白いお面かぶった人は冗談抜きで怖かったなーとかはありますが。
とにかく面白かったです。見に行けてよかった……。かっこいいばかり叫んでますが、かっこよかったから仕方がないです。

今回はもちろん公演パンフも購入したんですが、そこに歴代エリザベートのキャストが写真付きで載ってたんですね。1996年が初演で今回の公演までに全4回、4バージョンのキャストがいらっしゃるわけですが……、おー、九割方の出演者の方が分かる……(名前だけなら十割)。なんかもう戻れないところまで来てしまいました。はははは。