Mar.29.2005(Tue)
宝塚大劇場

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へろへろタカラヅカ鑑賞録 (注:素人のたわごとです)

■花組公演  マラケシュ 紅の墓標 / エンター・ザ・レビュー 編


自由人身分としては最後のタカラヅカだ、と勢いこんで花組公演を見てきました。冷静に考えてみると、今年入ってから毎月見に行ってます。花組を生で見るのは実は初めてでちょっと緊張して(なんでだ)いってきました。

まず、びっくりしたのは……、まず入団された新しい人たちのあいさつがあったこと。おー、なんかすごい意気込んではってすごいーと感心してしまいました。遠目にしか見てませんが、皆さんぴりっとりりしかったです。

さて、前半のミュージカルなんですが……、うーん、暗い。タイトルが墓標ですからね。そりゃ暗いわ。まー、ある意味ハッピーエンドといえばハッピーなんですけど、そこはかとなく暗いんですよ。
ついでに軽く混乱もしてみたり。名前のある重要人物が結構沢山出てくるんですが、あんまり見分けが付かなかった(所詮素人です、もっとあからさまに分かり易い衣装を希望)というのが話が混乱した原因でもあり。あとは、ヒロインに覇気がなかったのが個人的に残念なところ。物語の設定上覇気のないヒロインになってしまうのはよく分かるのですが、やっぱりヒロインは覇気があった法が好みだなー、とかなんとか。いつも通り、男役の人はみなさんかっこよかったし、歌や演技はうまい方が多いなーと(素人としても)感じましたが、暗いのが。
このミュージカルで一人びびっていたのが、ことあるごとに謎のダンスをする怖い化粧の人(役名:ヘビ)。化粧と衣装が怖かった……。
えーと、詐欺師と測量士なら測量士に一票派です。詐欺師さんもものごっつかっこよかったんですけどねー、出番は少ないくせに乙女心をつかんで離さない存在の測量士恐るべし。


で、後半のレビュー。これは前半とうってかわって無駄に明るく華やかな舞台でした(笑)。やっぱりタカラヅカはレビューが楽しいのがいいなぁと改めて実感できるような、そんな楽しさ。舞台はとってもきれいだし、動きも激しいし、何よりなんとなく見ていて幸せになれるような、そんないかにも「タカラヅカのレビュー」といった楽しさを堪能しました。あー、えがった。で、今回はロケットがすごくかわいかった!初舞台ということか何か分かりませんが、長めで大人数のロケットがなんとなくかわいいんですよねー。あー、やっぱりヅカを見に来たからにはこのロケットまで堪能しないと。
レビューの最後はテーマカラーがホワイトなのかな?とにかく真っ白できれいでした。この日本国内で出演者全員が白い服を着てこれほどまでに美しい舞台なぞここ以外ではちょっとやそっとじゃお目にかかれないだろうと妙に得した気分になりました。