Jun.10.2005(Sat)
梅田芸術劇場

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へろへろタカラヅカ鑑賞録 (注:素人のたわごとをとりとめなく)

■星組 コパカバーナ 編

本日、初めて大劇場以外でタカラヅカを観劇して参りました。演目はロンドン発のミュージカル。きっと楽しい舞台だろうなーとなんとなく思っていたら予想を上回るおもしろさに見られて大満足でした。

さて、梅田芸術劇場と言うことで最初にびっくりしたのはオケが舞台の上にっ!というところ。オーケストラピットがある演目もあるのですが、今回はオケが裏方ではなく出演者の一部になってましたね。指揮者も劇に参加してましたし(笑)。こういう舞台って大好きなのでなんだかうれしくなりました。

内容としてはとにかくハバナギャングがツボに入りました。安蘭リコにやられてしまいました。いや、リコとコンチータのコンビでツボです。いいですよ、この二人っ!もちろん主役の二人もいいんですが、この悪役二人の関係がですね、もう大好きですよ。クライマックスでリコがあっと驚きの所から出てこられて、私も一階席がよかった……、とかなり本気で思ったりしました。
次点は支配人のサムとグラディスさんかなー。サム役の未沙さんは実はかなり前から好きな役者さんのお一人でして、今回のサムのおもしろさといったら。大好きです。
そして湖月さんのダンス。もうかっこいいですよー。

全編をとおしてとにかく派手で楽しくて、そして笑えるあんなシーンやこんなシーンがてんこ盛り。皆さん楽しんでやっていらっしゃるようで、見ているこちらも大変楽しくなりました。ヒロイン・ローラのオーディションのシーンなどは「まだやるか」と思いながらも、でもそれがやっぱり楽しくて。トニーと一緒にオーディションを乗り越える場面などは迫力があってとってもよかったです。そして、少しもの悲しいラストなのかなと思ったらとんでもない。最後まで見ると本当に幸せになれるような、トニーよかったねーと思うようなエンディングでした。

もう一つのうれしい誤算はカーテンコールがあったこと。大階段がないけどどうするんやろ、と思ってたら普通にカーテンコールでした。大劇場では最後のフィナーレがカーテンコールみたいなものなんでヅカでカーテンコールに出会ったことがなく、本日が初めての経験でした。今回はカーテンコールに湖月さんのサービスダンス、そして客席総立ちで大盛り上がりと最後の最後まで楽しむことができました。機会があればもう一回見たいかなーと思うような演目だったんですが……、違う組でも他の場所でやられるようですね。ちょっと行ってみたいかも。

大劇場じゃないタカラヅカも今後できるだけチェックしていきたいと思います。