そんなこんなで2ヶ月間 そのに : 学校生活編

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国民性の違い
English nameと中国人



・国民性の違い

語学学校ではけっこういろいろな国の人とお友達になったり、しゃべったりした。
どんな国からきているかというと……
日本・中国・台湾・イタリア・ロシア・フランス・ハンガリー
などなど。国がいろいろあるから、その国の常識が他国では通じないということも多々あったり。

しかし、一番困ったのは Political System の話をしたとき。こういう場合、日本人はとても楽。だって、イギリスとよく似ているからとても説明しやすい。

しかしながら、とある国の女の子とある国の男性が激しい応酬を繰り広げたので少し困ってしまった。
どことは言いませんが、政党が一つしかなくて統一選もないけれど完全な民主主義だと主張する側と、それは明らかに民主主義じゃないという側。まー、私も前者の話聞いてそれは違うだろう、と思ったけれども、黙っていた(文句付けようにもそこまでの英語力がない。考えている間に次に行ってしまうのがオチだ(笑)。それによけいな波風たてたくないしー)。前も似たような感じの問題であの2人の間にはマリアナ海峡くらい深い溝ができていたから…、仲裁されるまでかなり険悪な口論を繰り広げていた。

前者側の方は、たぶんとっても愛国心の強い人。いつも「○○はどう?」とか聞かれたとき、自分の国最高!というような話をしはるし。私からしたら少し理解できない感情なんだけれど、まー、そういう人もいますわな。そこら辺は笑ってスルーするのが一番問題起きなくていいような気がしたお昼前でした。


・English Nameと中国人

クラスに中国(大陸)の女の子がいた。どっからどう見てもアジア人なのに、「キャサリン(仮名)」という英語の名前で呼ばれてるのに英語学校に来ていることに違和感を感じる。英語の名前持ってるくらいなら、英語もぺらぺーらちゃうん?
この謎はすぐ解けた。一緒にご飯を食べたときに、「英語学習のために、English Nameつけてん」(意訳)と教えてもらう。なるほど、そういうわけか。彼女曰く、中国ではこれが普通だとか。「日本人は英語圏の人にとって言いにくい名前なのにEnglish Nameつけへんの?」(意訳)と聞かれたけど…普通付けへんわな。自分の名前と似た英語風のニックネームで呼んでねーという人はよくいるけど。
つーか、キャサリン(仮名)みたいに自分の本名とかけ離れた英語名前つけたら、ちょっと、いや、かなりおかしな子のような気がする…。

というようなことをオブラートに包んで説明しておいた。


・クラスメイト

いろいろあったけれども、語学学校でいろんな人に出会えたことは、イギリスでの私の一番の宝物だと思う(と私が書くと、うさんくさい…)。日本人のおねーさまやお兄さんにはかわいがってもらったし、同年代の外国人の友達もできた(これは、日本にいては難しいことだと思うのですごくラッキーだと思う)。何人かのクラスメイトの人たちとはメールをしてみたりもしている。日本人の人にも、時には英語で。お互いにみんな微妙な英語を使っているけれども、すごく楽しい!

2ヶ月間、同じ先生に習っていたのだけれども彼女には本当にお世話になった。まだまだ若い先生で、やる気に満ちあふれていたし話は面白かった。来年あたり日本で教えたいといっていたけれども…、どうなんだろう?とりあえずどこの都市がいい?と聞かれたので、大阪を勧めておいた。東京より生活費が安いし人が親切(主観による判断)やよって。

みんなともう一度一堂に会するということは二度とないと思うけど、でも、いつかそんな日が来るといいなと思う。


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