そんなこんなで2ヶ月間 : 食事編

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イギリスでの食事
アフターヌーンティー
スタンディングで甘いもの
インド料理
パブとイチゴビール
中華料理とサービスへの疑問



・イギリスでの食事

前回のおいしいもの紀行(2002年度)では食べに食べまくっていたような気がするけど、今回は控えめ。なぜなら、お金が……。前みたいに友達と連れだって、というのも少なかったし…。それに、個人的にはイギリスはドイツよりおいしくないねんもん。
基本的には自炊だったので妙な料理のレパートリーは増えた。基本的には「焼き飯・パスタ・あるものの炒め物」の3パターンでしのいでいた2ヶ月。普段料理しなくても、生きようと思えば生きられると悟ってしまった2ヶ月でもあった。

・アフターヌーンティー

あこがれのアフターヌーンティーを、あこがれのフォートナム&メイソン5階(イギリス的にいうと4階)でエンジョイしてみた。

茶器とお菓子たち

  

紅茶はやはりフォートナム&メイスンだけあって香りがすごくいい(しかしながら、味の方は小市民なのでそこらの喫茶店で飲んだティーパックの方がおいしいのがあったと思ってしまった)。スコーンもサンドイッチも美味。いっちゃん上にあるケーキの方は…、当たりはずれが大きいなぁ(遠い目)。基本的にはおいしかったけれども。
店内はピアノの生演奏、でもっていきなり誕生日マーチが流れたと思ったらどうも誕生日の人がお客さんの中にいたらしく、演奏終了後店内全員で拍手が起こってみたり。うわー、うらやましい(笑)。

一生に一度のことなので、しっかり堪能してきました。だって、£20強……、その分夕飯いらなかったけどね(笑。)

・道ばたで見つけたおいしいもの(甘いもの限定)

日本のガイドブックに載っているのはこの際おいておいて、たぶんのっていないと思われる個人的にオススメのお菓子を。


まずは、高級住宅地ハムステッドにあるクレープ屋台。店の名前はアムステッドなんとかだかなんとかハムステッドだかは忘れましたが、パブの横に出ている屋台なのですぐ分かります。結構いつも人が並んでいるみたいだし。おかずクレープもあるけど、やっぱりクレープといえばデザートの方が好きなのでそっちを注文してみた。


こんな感じのクレープ。
ちょっと大きめで、食べ応え抜群。いろいろメニューがあったけどようわからなかったので「ココナッツチョコレート」を頼んでみた。チョコレートもチップかペーストを選べるという英語が弱い人間泣かせの店…、おいしいんだけど。これで£2.4也。

つぎは、ハイストリートケンジントン(こっちも高級住宅地ですなー)の駅構内にあったクッキーやさん「Ben's cookies」。駅の建物のなかで、おいしいにおいがしたらその方向にある。ここのクッキーがまたでかくておいしい。値段書いてなくて、適当に二つ頼んだら量り売りで£2.5也。これはちょっと失敗だった。1つで十分だ。でも、おいしいからよしとしよう。




クッキーと、比較対象物のマイ眼鏡ケース。
これで結構分厚いんですよ。

どちらの店もかなりおいしくて、一回だけでは気が済まなかったですよー。友達になった人(女性)みんなに勧めておいた(笑)。

・インド料理(というか、カレー)

Liverpool street st.から徒歩10分くらいのところにある、Brick Laneはインド料理というか、そいういう店が集まることで有名(この周辺は、ヨーロッパというよりオリエンタルな雰囲気)。そのなかでも、お昼のコース(前菜・メイン・食後のお茶)をだいたい£6くらいでいただけたのが Preem Restaurant というところ。私がいったときは白い店だった。
ボリューム満点でおいしくて、そんなにスパイシーでもないので日本人の口にも合うと思う。
何より、これで£6はおいしすぎる…。

メインのカレーとナン。



私はチキンカレーにしたけれど、ラムとかベジタブルとか種類はたくさんあった。

レストランの次は自分でカレー(笑)。
テスコでレディー・メイドのカレー(Chicken tikka(tikka:小さく切った肉や野菜を香辛料に漬けてから串に刺して焼く、インド・パキスタンの料理<リーダーズ英和辞典より>らしいけど、実際はカレーと同じだった))だいたい£2.5で買って、冷蔵庫にあったご飯温めて出来上がり。

買ったカレーとできあがり図…、と思ったけど
食べ差ししかなかったのでとりあえずテスコカレーのパッケージを。



かなりおいしかった。
(普段の食事がわびしいからよけいに
私のおなか的には2回分あったので、2日間楽しめた(笑)


・パブとイチゴビールと急性アルコール中毒

初パブは、こっちに半年くらいいる知り合いのおねーさまに連れて行ってもらう。
一番度数の弱いビールを半パイントだけ飲んだけど、おいしかったー。お昼ですいている時間だったので、いろんなビールを「試し呑み」させてくれた。その中でも一番気になったのは「ストロベリービール」。信じられないことに、イチゴ味のビール。こっちでも珍しいらしく、ホストマザーも呑んだことないといってはりました。あー、やっぱりイチゴビールのんどきゃ良かった。

でもって、このおねーさまとは何回かパブに行く。そのなかでもいちばん記憶に残っているのは、パブから帰宅後、軽度の急性アルコール中毒になったとき(笑)。いやー、あのときは一人だったので、このまま異国の地で息絶えるのかと一瞬思ってしまった。

敗因は
1.時間に遅れそうだったので、直前に軽く全力疾走をした。
2.空きっ腹にビール
この2点に集約されると思われる(笑)。
自戒の意味も含めて、ちょっとそのときの様子などを…。

家にたどり着いて、どうも気持ち悪いなーともっていたら…、止まらない吐き気(実際に吐くも胃にはビールしか入れていないので胃液しか…)。しびれる手足、ふらつく頭。足先指先の体温が下がっていって、たっていられなくなったときには少しやばいと感じました(笑)。次にくるのは過呼吸。
これらの症状は全て湿疹による救急車騒ぎ(体全体に湿疹が出て、過呼吸になって救急車まで出動したという自分の中では伝説の出来事)の時に体験しているものとあまり変わらなくて、しかもあのときよりずいぶん楽なので大丈夫だろうとは思っていたけれども、何せ一人なのでちょっと心細かった。ブラックアウトもしなかったので、まーそのうち直るかなーと頭の冷静な部分は客観的な思考ができていたように思われる。
症状が少し治まったのでベットで撃沈すること約1時間、だいぶ歩けるようになったのでここぞとばかりに寝る準備をしてさっさと就寝。

しかし、半パイント(260ccくらいでしょうか?)でこれですよ、これ。しかも、一番度数の低いやつを頼んだんですよ。アルコールの弱さを露呈した一夜だった…、日本じゃほとんど飲みませんからなー(遠い目)。
軽い症状でしたが(たぶん)もう二度と経験したくない。もう二度とせんぞ、空きっ腹アルコール……。


・中華料理とサービスへの疑問

「日本人って、なんとなく中華料理店にはいっちゃうよね」
と、いっしょに中華料理店に入った友人の言葉。たしかに、その通りだと思う(笑)。

中華街あるしなー(でも、規模としてはそんなに大きくないような…、気がしてしまった)、どこの街にも中華料理店は複数あったしなー。何となく安心できるし。

ロンドンの中華街にあるお店の一軒をひいきにしていました(いや、ひいきというか中華料理店はそこと、激安で有名な某店しかいってないねんけど)。
そこを複数回行った理由は@味の割に安い(昼だと、数人で行くと£5以内で食べられる。夜も£10強くらいでいける) A日本人の口に合う Bそこしか知らない


で、この店。おいしくて結構好きで、ガイドブックに載っていたりするので日本人もそれなりにきているんですけ、どどうしても一点、解せないことが。
もしかして、客見てサービス上げたり下げたりしてませんか?
べつにサービス下がってても腹立つ、とかそこまでひどいものじゃないけれども、大学生2人で夕飯を食べに行ったときと、社会人の方と食べに行ったときとで、頼んだものは一緒なのにサービスが違ったような気がする…。
大学生2人の時は、一応全部食べ終わったらさっさとでてけとばかりにレシートを渡されたのに、社会人同伴の時はフルーツとお手ふきが出てきた…、この差はいったいなに?(笑)

あーあ、未来の客をのがしたな(笑)。

とかいいつつ、お昼の飲茶のアラカルトはかなりおいしくてお値段も安いので三回も行ってしまいました(笑)。


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