そうだ、イギリスに行こう。


行くことにしてから

そんなわけで、イギリスに短期留学することに決定。
行くこと自体はそんなに唐突でもなかったり。大学在学中に英語圏の国に短期語学留学はするつもりだったので、就職先が決まって数日後には行くことにしていました(笑)。
英語圏の国というと、まー、選択肢も限られますわな。

イギリス …… 好きだけど高い。
アメリカ …… 好きでないので最初から選択肢に入っていない。それにいろいろ危ないし。
カナダ …… 比較的お手頃だし、アメリカより安全っぽい?
オーストラリア …… 安全だし、近いし、フレンドリーだし。しかしオージーな英語は聞き取れない…。
ニュージーランド …… 個人的には好きな国だけど、学校の選択肢が少ない。


というわけで、カナダになりそうだったんですがなぜかイギリス。
短期だし、多少高くても耐えられる。なにより生まれてこの方二十うん年間貯めてきたこのお金(注:大学在学中にバイトをがんばれば貯められる金額。たいしたバイトもせずにここまで貯めた自分をほめたい)今使わずにいつ使うと言うことで、のりと勢いだけでイギリスにしてしまいました。

学校選び

そうと決まれば学校選び。5月の中頃から準備を始めたので、夏に行きたいしもう残り少ないかなーとか思いつつも結構まったり探していました。エージェント通すと手数料とられるのもばからしいし、英語なら気合いでなんとか自力でもがんんばれるし。
結論から言ってしまうと、ネットを使えば本当に簡単。あれ、これでいいんっすか?と思うほどあっけなく入学手続きができましたよ。自力でも十分OKだと一回目から悟ってしまう(笑)。
全てが全て悪いというわけではありませんが、中には悪質な業者もありますからねー。お金だけ持ち逃げて倒産とか。いい学校というか、一定レベル以上の学校はブリティッシュカウンシル認定かどうかでそれなりに判断つくし(ブリティッシュカウンシル認定校は、たまにの査定を受けている…ということらしい)。

ブリティッシュカウンシル認定校の一覧パンフレットをもらって、自分の懐具合を考えた上で安すぎもせず、高すぎもしないいいかんじの学校をいくつかチョイス、そしてサイトを見てみてこれだと思ったやつをいくつかまたチョイス。そこにちょっとした質問のメールを送って、一番最初に返事が来たところに決定(笑)。といいますか、メールは数通しか出していませんが、返事が来たところはここだけでしたよ…。こういうところがきちんとしている方が絶対ケアもいいはずですからねー。


学校選びの自分的ポイント

ずばり、ロンドンか他かというところの一点(と学費)のみ。

最初はなぜか、「ロンドンよりオックスフォードとかケンブリッジとかの方がいいかなー。やっぱり学業の街やし。ロンドンって物価たかいやろうしなー」という思いこみからオックスフォードとかを中心に探していたけれども、個人的には、ロンドンの方がいいと思う。

□理由その1
 学校の選択肢が桁違い。ロンドンがやっぱり多い。
□理由その2
 ロンドンの方が結局安いかも。
 →ケンブリッジとかは、数が少ないので足下見られて高い(授業料もステイ経費も)。
  同じ学校のロンドン校とオックスフォード校、オックスフォードの方が授業料が高かった。
  そーいえば、マークス&スペンサーで売ってたジュース、ロンドンの方がケンブリッジより5ペンス安かったよ…。
□理由その3
 ロンドンの方が飽きない。
 →いや、広いし。いろんなところ行けるし。
  私のような、イギリスも楽しみつつお勉強という人は絶対ロンドン。
  ケンブリッジに語学留学は一ヶ月で飽きるらしい(語学学校で一緒になった、経験者談)

宿泊先は?

大半の学校で、頼めばステイ先も確保してくれる。募集要項にも書いてある。ホームステイとホテルと、夏休みの間は大学の寮にも入れるみたい。ただし、当たりはずれが大きいみたいなので、とりあえず最初の2週間〜1ヶ月だけ確保しておいて、あとは現地で探すという人も結構いるみたいだった。

私は、現地の親戚にぽろっと行くことを漏らしたらいつの間にかホームステイ先を確保してくれていたのでそこに決定(笑)。
全部自炊の、ベットオンリーのやつ。今考えてみると、ホームステイというかフラットシェア型のステイですな…。風呂の調子は悪いし(熱湯か水しか出ないってどういうことっ!)、自炊だし、最寄り駅はすぐ閉鎖されるしで、あの状況であの値段は少々高いような気がしましたが、まー、二ヶ月だし。それ以外は取り立てて困らなかったのでべつにかまいませんわ…。家主はすっごくいい人だったし。
長期なら間違いなく最初の契約で終わってましたな…。

ご飯付きのステイの場合、イギリスの家庭料理を期待することは間違っていると思います。
学校の友人数名がご飯付きステイをしていましたが、そろいもそろって「連日レンジでチンのご飯」(というようなニュアンスの英語だった)とのこと。きちんとした手料理の人もいましたが、これは恐ろしくまれなことみたいです。


授業は?

あんまり何も考えず。General Englishをとっていました。午前中のやつ。午後からは探検するねんもん(笑)。使った教科書が少し気にくわないんですが。楽しかった。やっぱりわざわざ来ている人だから、みんな意識が高くて和気藹々としていた。
午後からの授業もとっている人の教科書をちらりと見たら、見たことのある教科書(笑)。こういう外国人のための英語の教科書って限られてるなー。


で、結局総額いくら?

いく学校と住むところにもよると思うけれど(自分としては)にじゅううん年間貯めてきた一財産が消えましたね(笑)。
学校は二ヶ月だけなのでけちってもしょうがないと思い、そんなに安くないところに行ったし(安いところだと本当に安いけれどビザ取り学校とかは本当にひどいみたいだから)。
学校に月£500くらい、住むところは£350〜£400強というのがウチの周囲の人の平均的な費用でした。あと、航空券と生活費と遊び代(電車代とかミュージカル代とか)入れて……、計算したくないから計算せんとこ……。