カーディフの旅 ....  Cardiff



交通費(10日に購入)
  London Paddington〜 Cardiff Central (往復)
   Super Advance で Yong Persons Railcard 使って£23.75



ちょっと泊まりがけで!ということで、ウェールズのカーディフに。パディントン駅から電車でだいたい2時間で(乗り換えなし)カーディフセントラル駅に着きます。。

総括としては、カーディフ自体はとても小さな街。イングランドとはやっぱり違って面白かった。ちょっとがんばれば1日で歩いてみて回れるかな?というくらいの規模でした。

イングランドとちがうウェールズという国。初めてなのでどんなもんかいなとちょっと楽しみにしていたんですが、普通でした(笑)。ただ、街の標識とかが全て2カ国語(英語とウェールズ語)(注1)というのをみて、やっぱり違う国なんだなーと改めて考えさせられました。



駅の名前が微妙に2カ国表示(Caerdydd Cenolog(上)とCardiff Central(下))

カーディフに行ったのは、実はただの観光だけではない(書くと長くなるので割愛。簡単に言うと知り合いに会いに行ったという感じ)ので1日目はついたその足でその用事を済ませてしまいました。そのあと、夕方に少し時間があったのでその知り合いの方にカーディフ城に連れて行ってもらいました。

お城!という感じがしてとても楽しかった。入城券だけだと廃城しか見ることができないけれども、ツアー付きの入城券だと十九世紀には確実に使っていたお城の方にも入ることができる。これは、絶対にツアー付きにすべきです。お部屋が結構楽しかった!

  

ツアーで入れるお城(左)と古城(右)
左ので後ろにびみょーに見えるのがミレニアムスタジアム。


そのあとは、いったんホテルに行ってチェックインし、夕飯を食べに街に。土曜日だったので…、店がどんどこ閉まっていって寂しい感じ(笑)。夕飯は知り合いの方におごっていただいたので、大変おいしい海鮮料理をいただきました。おいしかったー。自腹やったら、絶対こんないいもん食べない(笑)。


翌日は、当初の計画ではひとりでまちをうろうろしよーかな、という感じだったんですが、その知り合いの方が車で近郊を案内してくれると言うことで…、お言葉に甘えて案内してもらっちゃいました。おいしすぎます。ガイドブック見てたら、バスでも行けるところみたいなのでもしかしたら一人でも行っていたかもしれません。

まずは、市街から車で三十分ほどのところにあるコッホ城に。
山の中にあるきれいな小さなお城で、カーディフ城と似たようなものです。一番きれいなのは、山の中にそびえ立つのを車から見たときだったかな?
 
なかも、カーディフ城をちょっと質素にしただけ、みたいなところがあったけれど、こっちはガイドとか付いていないのでじっくりゆっくり、好きなだけ見ることができます。

その次は、半分巨大な街みたいになっている、カーディフ生活史博物館に。
博物館といっても、公園です公園。だだっぴろい公園の中に、点在する各時代の「建物」(本物を移築している)。本当に広くて、歩きごたえがありました。



のどかに羊が草を食べるところをどこでも見られる。
たくさん、いろんな時代の建物を実物で見ることができて(古代ケルトの集落から二十世紀の会館まで)、本当に楽しかった。まー、あっち系の人間なんで、「ふむふむ、○○(注2)はこういうところに住んでいたんですなー」といろいろと妄想をふくらませながら楽しんでおりました。


そのあとは、カーディフ市街地に戻り博物館兼美術館に。美術館はいつものイギリスの美術館ごとく、こう、何というか楽しみました。ラファエロの特別展してましたねー(さすがにあれは分かりました。素人でも分かる分かりやすい聖母子の人ですから…)。博物館は…、恐竜のところがいろいろ動いて楽しかったです。


というような感じで、一日中人様をガイドにしたてあげていろいろと楽しんだわけですが…、なんてお得な一泊旅行だったんでしょう!!こんな大名旅行たぶんもう二度とできないと思うけれど、いい思い出になりました。
カーディフはロンドンと違って、ほんとうにのんびりとしたいい街だと思います。また、機会があれば是非とも行ってみたいと思います。今度は自分で車を運転して(笑)。



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(注1)ただし、最近の人はほとんどウェールズ語はしゃべれないとか(現地の人談)。学校ではかなり力を入れてやっているものの(日本の古典とは力の入れようが違う)、日本人の英語ほどしゃべれたらすごい、とかなんとか。

(注2)エレイン(『魔女の結婚』谷瑞恵・集英社コバルト文庫)とかベル(『レディー・ビクトリアン』もとなおこ・秋田書店プリンセスコミックス)とか。ほかにもいろいろ。

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