ハンプトンコートへの旅 ....  Hampton



交通費
  なし
   (トラベルカードのバス旅行のため)


「バスで行けば、トラベルカードが使えるなら交通費が浮く」というよこしまな理由で、市バス旅行を満喫して参りました。ハンプトンコートはたぶんZONE6らへんにあるので、私のZONE1・2のトラベルカードが使えるかは自信がなかったんですが、バスの運転手がいけるよーと言ってくれたのでぼへぼへっとのってきました。

まず、地下鉄でハマースミスまで。ここはぎりぎりZONE2なので大丈夫。そこからとりあえずリッチモンド行きのバスに乗って、リッチモンドでハンプトンコート行きに乗り換える予定だったんだけど、春夏はハマースミスから直接ハンプトンコート行きのバスが出ているらしく、また、運良くそのバスが来たのでそそくさと乗車。
かなーりすいていたので、二階の一番前を陣取りました(目的地もほぼ終点だから、降り損ねることもあるまい)。

約1時間近くのバスの旅になりましたが、結構楽しめました。というか、眠たかったんで寝てましたが(笑)。のどかな郊外の街をとことこと走るバスに揺られるのは気持ちがいい。最初は終点までのる予定だったけれども、終点直前で「Hampton Court Palace」というバス停があるのに気づいたので急いで下車。目の前はハンプトン宮殿というすばらしい場所に降りることができました。



中入ってちょっと歩いたら、こんな感じの宮殿が。

とりあえず、雲行きが怪しかったのでまず庭を拝見することに。



全体的にこんな感じの、典型的なイングリッシュカーデンらしいです。
きれいでした。
  

イギリス最大の立体迷路で一人で迷ってみたり(左)
庭から見る宮殿のきれいさにうっとりしてみたり。



でもって、こんなかんじの幾何学的な庭もきれいでした。

宮殿自体は、余すことなくほとんど全部見ることができるのでとても満足。
特に、ヘンリー八世のアパートメントは無料(入場料に含まれている)でオーディオガイドが借りられるのでとっても楽しかった。オーディオガイド自体も、今まで借りた中で一番充実していて聞きやすくて好き(英語バージョンなら、ヘンリー八世のところ以外のもあるみたいなんだけどねー。残念)。
これ以外に面白かったのは、なんといってもチューダー朝の台所でしょう。当時の台所がたぶんそのまま見られます。

  
メインの厨房はこんな感じ。
他にも大小様々な料理どころがありました。

さすがうん百人(説明あったけれど忘れた)の食事をまかなっていた台所。スケールが違います。


じっくり見たらかなり時間がかかるほどボリュームがある宮殿でした。



おまけ。世界のバス窓から(笑)。
自分でも何をとりたかったのかいまいちわからん。
でも、2階建バス(新しい方の)二階の一番前は眺めが良くて大好きー。

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