本の感想, 作者名 や~わ行・他ローラ・リー・ガーグ

やり手のイギリス人外交官イアン・ムーアにあたえられた任務は、イタリアの小国・ボリゲリの皇太子の庶子であるルチアの結婚相手をイギリスで見つけるということ。魅力的で奔放なルチアに振り回されるイアンは、愛のない結婚はしないというルチアをなだめすかして一刻も早く結婚相手を決めさせようとするが……

堅物外交官(ツン)に魅力的なプリンセス(ツン)の攻防……ツン×ツンが面白くないはずがない。

本の感想, お気に入り, 作者名 や~わ行・他ローラ・リー・ガーグ

所領での遺跡の発掘に情熱をもやすトレモア公爵アントニーは、貴族の義務として無難なところで結婚問題を片付けようとしていた(結婚より遺跡が大事)。そして、アントニーの元で修復士として働くダフネは、遠くからアントニーを観察するだけで幸せという勢いで密かに想いを寄せていた。しかし、ある夜、アントニーがダフネのことを「竹節虫」と呼んでいるところを聞いてしまい、ダフネは仕事を辞めることを決意する。

ダフネと公爵の一進一退の攻防が面白すぎました。