本の感想, 作者名 ま行深山くのえ

雅遠と詞子が出会って1年、ふたたびやってきた桜の季節。雅遠からの本気の求婚に未だに色よい返事を返さない詞子に、雅遠は一計を講じる。

やっと色んな意味で一区切り。

本の感想, 作者名 ま行深山くのえ

雅遠の次の試練は、母親からの結婚相手の斡旋。詞子以外と結婚する気など全くない雅遠だが、かなりのスピードで結婚相手をお膳立てされてしまう。ちょうどその頃、内裏にあやしいながらも美貌の僧が出入りし、後宮の話題をさらっていると聞き、雅遠は不穏なものを感じる。

これは妹君デレフラグ!

本の感想, 作者名 ま行深山くのえ

内裏への出仕を始めた雅遠は、ある出来事から帝が寵愛する女御の身を守るため、女御を詞子の屋敷にかくまうことにする。女御を狙った事件は、父から雅遠に命じられた結婚話も絡んでいるようで……

雅遠の華麗なる出世物語のはじまりー。

本の感想, 作者名 ま行深山くのえ

二条中納言の姫・詞子は、災いを呼び寄せる姫として中納言家で腫れ物のように扱われ、そしてある事件をきっかけに白河の別邸に引き篭もることを自ら選択する。そして、家の者からの嫌がらせから解放され、別邸生活をある意味楽しんでいた詞子の前に、ある昔年貴族が迷い込んできて……

おお、1巻からなんというラブっぷり。

本の感想, 作者名 あ行, 作者名 か行, 作者名 は行片瀬由良, 葵木あんね, 深山くのえ

両親を亡くし、身分を捨て良家の姫君の女房として生きる綺は不思議な紙売りから一枚の薄様を買う。そして、青年貴族の高季は綺姫の買った薄様の残りを買うことになり……(冬の蝶)

「花嫁」にかけた短編3本。ごちそうさまでした。