本の感想, 作者名 ま行湊ようこ

「由緒はあるがお金はない(借金はある)」伯爵令嬢アンナと「爵位を得る代わりに国から借金を踏み倒された」若き銀行家ジェラルドは、それぞれの「台所事情」を改善してくれる結婚相手をもとめて出席した夜会で出会った。様々な事情が重なり、「肩書き」(と初対面の好感度)だけで求婚したジェラルドにそれに答えたアンナは、すぐに双方相手に求めていた資力がないという現実に直面してしまう。

アンナがパワフルで面白かった。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行湊ようこ

アファリーンの副将軍レイアは、「明星」としてその名を周辺国にと軍人であり、セペフェル軍との戦いで「セペフェルの虎」と呼ばれる有名将軍を討ち取り、アファリーンに勝利をもたらした。一方、メフルの軍人リギュロンはその実力をセペフェルの虎にも認められ、「獅子」と呼ばれていた。そんな敵対する国の二人は、それぞれの休日に互いの正体を知らずに中立国で出会ってしい、そして惹かれあうが。

これは直球ドストライクーーーー!

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行湊ようこ

地方貴族の娘アイリスは、氷雪王と呼ばれる皇帝エドリックの7番目の正妃として皇室に嫁ぐことになる。夫婦となったからには心を通わせたいと奮闘するアイリスであったが、エドリックは皇帝と皇妃の間に情は必要ないと取り合わないが、アイリスの猛攻にエドリックの態度は少しずつ軟化する。

これは、なんという……!(好きです)