本の感想, 作者名 か行九月文

敵国アズィールから外交ルートを通じ、「スメラギをアズィールの皇子として扱うこと」「スメラギとロレンシア王女の婚姻」が申し入れられ、その対応のためにルーシェは一旦王宮に戻ることにする。国の中枢からのスメラギの排斥を狙う貴族派と、王女として舌戦を繰り広げるルーシェだが、頼りになるはずのシリスがなぜか貴族派についてしまい、貴族派の描いたシナリオが展開しだし……

シリスさんは幸せになれるのだろうか。

本の感想, 作者名 か行九月文

スメラギを敵国アズィールの皇子として認める、という書簡がローレンシアに届いたため、混乱を避けるために配置換えが行われ、スメラギが率いる黒竜隊は王都防衛から学園都市リュースへ異動となる。学問の都として自治を確立しているリュースでは、竜のあり方について疑問を持つ学生を中心に独立を模索する動きがあったが、スメラギの赴任とともに問題が勃発する。

かわいい!女の子!きた!

本の感想, 作者名 か行九月文

無事王女としてお披露目を果たしたルーシェに、帝国の第一皇子アルシェイドが婚姻を申し込んできた。アルシェイドに王女として対応するルーシェは図らずともあるシェイドを「挑発」してしまう。一方、アルシェイドと瓜二つの容姿をもつスメラギはシリスの命令で拘束されるが、この機会に帝国に潜入することになる。

いやなんというかもうシリスが幸せになれば……

本の感想, 作者名 か行九月文

身分を隠して黒竜隊で修行中のシェーラは、スメラギと両思いになれたのはいいものの、まだ自分が王女シエラであることを告げられずにいた。16歳の誕生日に王女としてお披露目を迎えることになっているため、タイムリミットはあと数日。ようやくやってきた二人っきりのお出かけで、なんとか自分の口からスメラギに真実を告げようとするルーシェだが、せっかくいい雰囲気になったところにグリフォン関係のトラブルに巻き込まれてしまう。

ルーシェがまるでナウシ……いやいやまあそんな感じで。

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シリスの命令でしばらくの間国境近くの砦エルヴァの赤竜隊の応援任務につくことになったシエラ(ルーシェ)は、亡くなった父親と同期の赤竜隊の隊長グレンにかわいがられる。一方、ルーシェが目の届かないところに行ってしまったことにより否応なく自分の気持に気づいてしまったスメラギは、予定を前倒しにして定例会議の開かれるエルヴァに向かうことにする。

早っ!

本の感想, 作者名 か行九月文

国交が断絶していた帝国から水面下で接触があり、「世継ぎの王女」として非公式に帝国の第三皇子の接待をすることになったルーシェ。その側役として黒竜公としてスメラギがつくことになる。未だに自分の正体をスメラギに伝えられていないルーシェは、腹をくくるが……

スメラギさん、粘りますね!

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竜の加護のある国・ローレンシアの世継ぎの王女シエラは、授かった竜ルーを大きくできない事に悩んでいた。成人する16歳までにルーが成長しなければ、廃嫡も覚悟しなければいけない現状を打破するために、シエラは「ルーシェ」と身分を隠して、従者として竜騎士団に入団する。彼女の配属先は、主に王都を警備する黒竜隊。黒竜隊の隊長スメラギ付きの従者となったルーシェは、容赦のないスメラギの指導に奔走する日々を送るがルーはなかなか大きくならず……

制服と、メガネ……(この二点がそろってもえないはずがない)

本の感想, 作者名 か行九月文

直継と無事再会を果たしたあこだったが、戦国が終わったばかりの微妙な情勢の中、あこの発言とその出自から直継はあこを一旦実家に戻すことにする。直継の迎えを信じてまつあこだったが、父から直継との婚約の破棄を言い渡されて……(「空蝉の君」)

……幼なじみ、最後までなんて……(心の涙で前が見えない

本の感想, 作者名 か行九月文

都に上った直継だが、市中で「もとの時」に戻ったはずのあこと再会する。直継と別れた前後の記憶をなくしているあこの姿に、自分の「許嫁ではないあこ」と別れる決意をしたはずの直継の心は……。

時渡りの仕組みもあかされ、これにて大団円!の最終巻でした。

本の感想, 作者名 か行九月文

輿入れ中「時をわたって」しまい、本来自分がいるべき時間軸とは違う時間軸の嫁ぎ先にたどり着いてしまったあこは、そこで出会った「許嫁」の井伊直継に惹かれる。ようやく元の時間軸に戻る手がかりを得たあこだが、直継への想いを胸に元の場所に帰ることについての不安を覚える。そして一方、井伊家では直継に将軍暗殺未遂の容疑がかけられ、主立った家臣を含め井伊家の面々の動きが取れなくなってしまう。そこにあこの力を狙う大谷吉継までもが現れ……

今までになく盛り上がりましたね(ニヤニヤ)。