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□暁のきらめく場所

□LICIA

□正しい花嫁の作り方

□魔王と姫君（第１部）

□賢者の結婚

□残酷な庭

　■tｉｔｌｅ: 暁のきらめく場所　[別窓]
　■author: 竹原湊 さん　■sｉｔｅ: 湖底廃園　[別窓]

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永久に平和だと思われた大国エイデガルに持たされた異変の報告。対処するべく動く皇女は、次々と明らかになる真実と共に、永遠を見つけた。

たぶん初めて読んだ長編オンライン小説。 読んだあとは「面白かった！！」の一言につきました。登場人物もみんな魅力的。一人一人にきちんと背景があって、無駄な設定はひとつもないように思わます。様々な伏線が絡み合って最後に見事に謎解きされるので、「ああ、あの時のあれはこれね」と読んでいて妙に納得。魔法などの設定も面白いです。土台がしっかりしているから違和感は感じませんでした。

好きなキャラはもちろん主人公の戦う皇女様・アティーファ。メチャ好み。やっぱり女の子が頑張っているのはいいですねぇ。ヒーロー（？）のリーレンもどことなく情けないくせに芯がしっかりしていてこれまたいい。カチュイもツボ。ああいうお兄さんキャラ大好きです。クールなくせして実は熱血さん？いいですねぇ。
美形がたくさん、渋いおじさんもたくさん、戦いもたくさん、謎もたくさん。名前の響きもすてき。私のツボが刺激されまくりました。サイトにあるイラストも素敵です

コバルト系のファンタジーがお好きな方はぜひとも一読を。読んで損はしません。

[追記　Jau/15/2003]
現在加筆修正版を連載中。完結済みの旧作も閲覧可能です。

-memo-
［キーワード］ファンタジー・魔法・戦う女の子・過去
［長さ］全6章（49話）＋番外編
[] OK
［恋愛度］■■　［戦い度］■■■■■　［笑い度］□　［重さ度］■■□

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　■ｔｉｔｌｅ：LICIA [別窓]
　■author：寿あすかさん　　　■site：My Castle　[別窓]

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平和なエルス国の王女リシアは、戦争の多い隣国イェルトの第二王子ルイシェと会うことにより、様々な運命に巻き込まれていく。大切なものを守るために、人々の優しさが強さへと変化する。

主人公のリシアが健気でつい応援したくなります。かわいいし。リシアのにーちゃん・エクタがイチオシ。なんて妹煩悩なんだ。素敵です。ヒーローのルイシェは「なんでそこでそんなかっこいいこと言えるかねぇ、このう！」な感じにヒーローです。とくに、クライマックス直前（というか、クライマックスかも。最終章の６４話あたり）の誓約のシーンが鳥肌モノです。そう、私はこんなお話が読みたかったのです！！脇役たちもかっこいいの＆美人なのがてんこもり。

リシアは決して武器を持って戦うわけじゃないですが自分と向き合い戦っています。読んだあとにほっとするような優しい話でした。

完結していますが、まだまだネタ（しかもお気に入りキャラの）に未消化のモノもあって外伝、というか番外編を楽しみに待っています。

これまた、コバルト系のファンタジー好きな方にはぜひオススメの一品。


-memo-
［キーワード］ファンタジー・魔法・王女様と王子様のラブ・陰謀
［長さ］全6章（70話）＋番外編
[] OK
［恋愛度］■■■■　［戦い度］■■□　［笑い度］□　［重さ度］■■

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　■ｔｉｔｌｅ：正しい花嫁の作り方
　■author：ゆずささん　　　■site：二重拘束 　　サイト閉鎖のためリンク削除

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王国一の堅物男、イアトリック・ハスラベールの一番の苦悩とは？　ラブコメどたばたファンタジー。

いや、本当に「面白い」です。読んでいる間中、モニターの前で方をふるわしている私。
主人公はかっこいいし、結構シリアスなシーンとかももあるのにラグシュというめちゃくちゃなキャラのおかげで全てパァです。ラグシュのあの言動でシリアスな場面の余韻も何もかも吹き飛んでしまうのです。いったいあの怪しげな恐ろしい量のボキャブラリーはどこから湧いててでてくるんでしょうか・・・。ということで、一押しキャラはラグシュに決定。

文武両道・兄王よりもよほど王様に向いているイアトリック（イアト）。そして王様に一目惚れされてしまったセレナ。鈍感な二人の交錯物語、かも知れません。

適度にシリアス、そしてそれをも吹っ飛ばしてしまうような笑い。すかーっと笑ってしまいたいときにどうぞ。


-memo-
[キーワード］王宮・できる弟とできない兄・一目惚れ・すれ違い・変人
[長さ］全27話＋番外編
[] OK（現在、ダウンロードのみ可能です）
[恋愛度］■■■　［戦い度］□　［笑い度］■■■■■　［重さ度］■□

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　■ｔｉｔｌｅ：魔王と姫君（第１部）　　[別窓]
　■author：そぼろさん　　　■site：Hazy Moonlight [別窓]

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９歳の王女アリアーナは、その”特異体質”ゆえに魔王ルーフィウスにさらわれる。ルーフィウスはアリアーナの気の強さを気に入り、養女にすると言い出したのだが…という話。

一歩間違えれば魔王はロ○コン・・・。じゃありません。愛あふれる家族もの・・。アリアーナがプリティーなんです。彼女に翻弄されるルーフィウスがなんだか情けなくて。とても恐怖の「魔王」じゃありません（笑）。

お気に入りキャラは魔王の腹心・アルヴィン。美形です。ああいうクールで寡黙なキャラが無邪気（？）なアリアーナにこれまた振り回されている、というようシチュエーションも大好き。他にアリアの実父も。脇役ですがああいう人はなんか憎めません。地味にそれなりにかっこいいもので。

題名からはちょっとコメディーっぽいものを連想してしまうかもしれませんがそんなことはありません。なかなかに「根」にあるものは深いものがあります。
恋愛指数が低いのはまだアリアが小さいから。家族愛なら充分五つ星です。第２部では大きくなったアリアが出てきますが・・・、果たして恋愛指数は上がるのか？


-memo-
[キーワード］魔王とお姫様・光源氏計画・クールビューティー
[長さ］27話＋番外編・第2部あり
[] OK
[恋愛度］■■□　［戦い度］□　［笑い度］■■　［重さ度］■□

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　■ｔｉｔｌｅ：賢者の結婚　[別窓]
　■author：きんとさん　　■site：はぎさんちのページ　[別窓]

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賢者ユリウス・アルクルトのもとに占い師ドーラにより『孤独の宿命を持つ女』と言われた村の娘ティアーナが訪れた…


最初は地味なんです。平均年齢も高いし、切った張ったというような話ではないので。でもだんだん物語の中に引きずり込まれていって、気がつけば読み終わってしまっていました。
いつも憎たらしいほど落ち着き払っているユリウス。悲しい運命を背負っているティアーナ。二人の心のすれ違いが読んでいてじれったい。そのすれ違いが起こすクライマックスの事件は今までの物語の流れとは打って変わって急流滑りのような展開に。
物語の土台（設定）しっかりしていて、違和感を感じることなく最後まで読むことができました。おもしろかったです。優しい物語

-memo-
[キーワード］ファンタジー・賢者・運命・横恋慕・大人の恋愛
[長さ］全8章
[] OK
[恋愛度］■■■■　［戦い度］■　［笑い度］□　［重さ度］■■□

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　■ｔｉｔｌｅ：残酷な庭　[別窓]
　■author：三月カノンさん　　
　■site：発禁帝国・第七文庫せぶん　[別窓]

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気持ちは擦れ違い、やがて悲劇へと向かっていく。過去にあった戦と、それに伴う憎しみと誤解が、二人を引き裂いていった。寄り添えぬ心はやがて……。


一言で言うと、暗い。ものすごく暗い。私が今まで読んだやつの中でも指折りの暗さです。めちゃくちゃシリアス・ラブストーリーなんです。しかも、「魔人」達の物語だから時間というものが人の物語とはまた違っていて、時間の単位がなんとも。ついでに主役が二人揃ってなにげに後ろ向きという（隠し持った情熱は充分たぎっていますが）。その中で、姉と義兄と部族の問題で板挟みになっているウォウサがかわいらしくみえました。

どっぷりとそういう世界観にひたりたいのならばぜひに。

-memo-
[キーワード］ファンタジー・魔神・長い年月
[長さ］全7話＋番外編
[] OK
[恋愛度］■■■　［戦い度］■■　［笑い度］…　［重さ度］■■■■■■