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恐怖のイタリア旅行 2.ローマの思い出プライスレス

ローマ滞在は正味二日ということで、1日目は遺跡巡り、2日目はヴァチカン+αということで予定を立てていました。
まず、ローマの第一印象は妙にゴミゴミしているなーということ。やっぱり首都だから人間が多いのでしょうか?そして、空気がメチャクチャ悪い!排気ガス臭すぎ!天気予報ではローマにスモック注意報出してたような気がします(イタリア語の放送なのでよくわからない)。

■コロッセオ (10Euro)
TERMINI駅からB線のCIRCO MASSIMO駅で下車し、パラティーノの丘へ。パラティーノの丘とコロッセオの入場券は共通なので、空いていそうな方から入ることにしました。とりあえず廃墟。とてもでかい廃墟。紀元前によくこんなもん作ったなーと感心しまくりました。「この寂れ具合がたまらん」と感動する一行。丘からの眺めは絶景でした。


パラティーノの丘からフォロ・ロマーノを経由してコロッセオに。フォロ・ロマーノの寂れ具合もたまりませんでした。

コロッセオもやっぱりでかかったです。よくこんなもん作ったなとやっぱり感心。ここで剣闘士が戦ったりときにはプールみたいに水溜めて海戦ごっこしてたりしたんだと思うとやっぱり感心。というか、どうやってここに水溜めたんやと疑問は積もるばかりです。
  

それはそうとコロッセオに行く途中に韓国人大学生っぽいお兄ちゃんたちに「パラティーノの丘はよいのか?行く価値があるのか」と聞かれました。どうやら10Euroが高くて入るものかどうかと悩んでいたらしい。寂れ具合はたまらんし、景色きれいだったと答える私たちに半信半疑ながらも行くことに決めたお兄ちゃんたちに後にコロッセオで再会しましたが、「not so goodだったよ」と肩をすくめられてしまいました。うーん、国民性の違いか趣味の違いか。遺跡見て万人が感動すると思ってはいけないのだなと気付いてしまいました。

■スペイン広場〜トレビの泉
ローマの休日よろしく広場の階段でパシリと1枚。だいたいどこでもそうなんですが、ここの日本人率も高くてすごかったですね。あと、ここで焼き栗売ってたの食べたんですがおいしかった。やっぱり冬のヨーロッパは焼き栗ですよ(初めてのくせに……)。ただし、ローマの焼き栗は高いです。フィレンツェの方が安かったですよー。


トレビの泉は後ろ向きに投げたらここに帰ってこられると言いますが……、泉は投げ込み禁止です。しかし、ローマは噴水が多い。ここの噴水は噴水というより建築物といった方が正しいような気がしました。


■パンテオン神殿
広い!天井高い!一体こんなもんどうやって紀元前に立てたのかと(こればっかです)。できた当時はローマの神様をまつった神殿らしかったんですが、途中からキリスト教の教会になってしまったようです。
  ←よく分かりにくいけど、内部

■ヴァチカン (8Euro)
朝イチでヴァチカンに。TERMINI駅からAに乗ってCIPRO-MUSEI VATICANI駅で降ります。少し歩くとひときわ高い壁が見えてきますが、そこがローマとヴァチカンの境目。本当にさりげなくあるのでここが違う国とはとても信じられません。
 ←壁の向こうがヴァチカン市国


ヴァチカン博物館の入場料は学割で8Euro。やっと見つけた学生料金。イタリアには学割が使えるところが少ないのがとても不満です。美術館の内部は圧巻の一言。じっくり見たら2・3日は住めそうな気がします。しかし、時間がないので午前中を博物館で過ごす予定で猛スピードで見学。やはり圧巻はシスティーナ礼拝堂の最後の審判。「でかー。きょうかしょといっしょだ!」というおバカな感想しか出ませんでした。でかい絵で遠くにあるし、天井画もとても見応えがあったので双眼鏡は必須だと思います。持って行けばよかったと本当に後悔。

ここでひとつ注意しなければいけないのは、ヴァチカン博物館には朝イチにいった方がいいということ。冬場は昼過ぎには閉館(入場×)になっていました。とにかく、最後の審判を見るのなら朝イチでヴァチカンに!あと、妙に休館日が多いのでそこも気をつけなくては。詳しくは、公式サイト(たぶん)【Musei Vaticani】を参考に。


博物館を出たあとは、ぐるっと回ってサン・ピエトロ大聖堂に。でかいでかい。でかすぎる〜。やっぱり、キリスト教の総本山はひと味違います。よくこんなもん建てたもんだとひたすら感心。こりゃ、信仰心あげるお手伝いになりますわ。
クリスマスツリーとクリスマスディスプレイ(馬小屋でのイエス誕生)がまだ飾ってありました。いつまで飾ってあるんでしょうかね。
     


■ぷらいすれす
ヴァチカンで疲れ果てた一行は、とにかく何か腹に入れようとヴァチカンの近くのバールで腹ごなしをしようとしましたが……、これが間違いでした。とにかく、高い高い高い!バールは座ると恐ろしく値がつり上がるシステムなんですが(カプチーノ立ち飲み0.9Euro、座ると4Euroとか)、あれはボッタクリです。飲み物と軽く食事をしただけで1人20Euro強。ええええええ`````ーーーというお値段です。奥の方に値段表あったけどよく分からなかったしなー。ヴァチカンの近くだったし、リゾート価格というわけです。何も知らない金持ち日本人、そりゃ笑顔で迎えてくれるわけです。うちらは貧乏旅行なのに……。ちなみに、イタリア旅行中の夕飯代はだいたい割り勘で1人10Euro強といったところ。しかもここよりおいしかったです。この後は、もうバールで飲み食いすることはやめました。だって、システムよくわからないし高いもん。以降、ここでの昼食の話題は一行の禁句に。「ローマの思い出プライスレス」を合い言葉にここのことは記憶の奥深くに封印しました。


■おっかいもの?
私自身お買い物はどーでもよかったのですが、みんなが行きたいというのでうしろからひょこひょこついていきました。まー、こんな機会じゃないとブランドショップにはいることもなかろうてという感じで。プラ○、グッ○、ヴィ○ン、フェン○ィ、有名どころは全部行かされたような気がします。中に入って笑えたのが、日本人が多いと言うこと。どこの店にも日本人が大量でした。日本語通じる店員多かったし。いやー、はじめてブランドショップはったんですがすごいですね!購買欲は湧きませんでしたが、ブランド品は何十年も持てそうな頑丈さが素敵だと思いました。

しかし、途中で飽きたのでもう1人有名ブランドはいらない派と一緒に有名ブランドじゃないけどいいもの作っていそうなお店とかを探して歩いていたりしました。鞄屋さんとかはやっぱり多いし、かわいいお店とかたくさんあっておもしろかったですよ。

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3.フィレンツェに行く