宝塚-月組 / STUDIO54
月組のドラマシティ公演「STUDIO54」を観てきました。
面白かった!です。こう、私の好きコメディのツボにどどんと入った作品でした。
リュウ様に興奮していつも以上に変な感想かつまとまりないですが、続きは下に。
1970年代に実在した高級クラブSTUDIO54(今調べて知ったんですが、本当にあったんですね:サイトの作品紹介にも書いてあるのに読んでなかった)を舞台に繰り広げられる、ジャーナリストの端くれホーリーが追いかける新進気鋭の女優と今をときめくロックスターのスキャンダルがとある事件に発展して……というドタバタコメディ(ときおりしんみり)でした。
OPがおもしろいですね!アメコミ風のイラストから出演者の映像に切り替わるという紹介方法なんですが、イラストが何となくかわいくて。こういうの、好きだなぁ。イラストを描かれているのは佐川明日香さんとおっしゃる方のようです。そして、序盤から、なんだか聞いたことがあるなぁという音楽がばんばん使われていて非常に楽しかったです。
以下、一言ずつ感想などを。
- 霧矢さん:ちょっとひねた正統派でかっこよかったです。でも、おとーさんのくだりはなんて鈍感なんだ!と思わずには(略
- 蒼乃さん:金髪きれー、美脚ー、キレのある素晴らしいダンスー、強気に見えるヒロインー、総じて私の好みですが、何か?
- 明日海さん:新境地、っぽかったですね。もうなんか悪いお坊ちゃまが似合いすぎて半笑いでした。あのキザりかたも本当もうかっこよくて……!
- リュウ様:今回の一番の期待ポイント、リュウ様。期待を裏切らない素晴らしいせくすぃぶりに本気で目のやり場に困りまくりました。流し目がたまらん。明日海さんをちやほやしすぎてるのもたまらん。私、あちら方面の回路はあまり発達してないんですがちょっとこれは行間を読むまでもないな!と思いました。え ろ す。
- 編集長と愉快な手下達:憧花さん、すごいです。エキセントリックすぎる!彼女が動くたびに笑いをかみ殺していたような気がします。ペプシ入りまーす、はこの作品の一番の名言ではないかと思う程度に面白かったです。
- 夏月さんの老婆:編集長と同じくらいおもしろかったのが、夏月さん。動きにキレがありすぎるというか、こっちも新境地かも……!
- 警官兄妹:このふたりもよいコメディぶりでした。特に妹ちゃんの花陽さんはじけてた!
- ストーリーもどうなるのかなぁ、と展開が読めない部分もあって面白かったです(深く考えない観客)。オーナーの悪事、そっちか!と思った次第でした。もっと刑法的にやばいことしてるのかと思ってたのですが……
- あとはですね、やっぱりノリのいい音楽が非常に楽しかったです、フィナーレもとっても満足!フィナーレは二種類あるらしいく、どこに違いがあるかは(1回しか観ていないので)分かりませんが、私が観たときの霧矢さんの登場時の音楽に思わず吹きました。……映画見たことないんだけど、あまりにも有名な曲だったので。うん、トップスターの登場にはぴったりな曲でありますよ。
やっぱり、観た後に楽しかったなぁと思える作品はよい作品だと思うのです。
個人的ドラマシティ四天王に入ってしまうのではというくらい楽しく、今年最後の観劇をよいモノで締めくることができました。