前回の事件で幻の禁書の医術書である「華佗の書」を手に入れ猫猫たちは、ボロボロになった書の復元を待っていた。そんな中、宮廷の医官や薬師を集めた抜き打ちの選抜試験が行われる。目的をはっきり告げられることなく始まった試験に受かった猫猫は、市井での治験に駆り出される。
今回は陰謀控えめ、医療ドラマ多めの一冊でした。
少女小説中心の腰抜け読書感想文サイト。たまに観劇(主に某歌劇)の感想が混ざっていたこともありました。
今回は陰謀控えめ、医療ドラマ多めの一冊でした。
西都編完結編(12巻)、中央に戻ってきた猫猫が事件に巻き込まれ(13巻)、いつの間にか羅の一員として名持ちの会合に参加させられてしまっていた猫猫(14巻)というようなお話。
とても面白い最終巻だったのですが、これまたなんという……
クライマックスの準備はばっちりという感じの1冊でした。
おもしろかった!
見た目薄幸令嬢中身筋肉ゴリラのギャップに磨きがかかっていて面白かったです。
脳筋武闘派現代人が異世界に転生して擬態しようとするお話、面白かった。
前向きな男前ヒロインと実はヒロインポジションでは?というようなヒーローのなんともずれたやり取りが面白かったです。
(元の物語上の)悪役サイドの心情がわかる、わかるわ~というやつでした。
クライマックスは手に汗握るとはこのこと、という熱い展開で盛り上がりました。