本の感想, 作者名 か行香月美夜

相変わらずの虚弱体質ゆえの体調不良と身食いによる発熱で寝込んでばかりのマインだが、近所の少年ルッツの助力を得てついに紙を作るために動き出す。マインの考えだす商品に価値を見出した商人ベンノに助けられ、時にカモにされながらも紙づくりに邁進するマインだったが、今までにない身食いの熱に翻弄され、ベンノの口利きでギルド長と取引をすることで何とか身食いの熱を押さえることはできたが、このまま何の対応もできない場合は先が長くないという事実を知る。

うーん、やっぱり面白い(とても、とても今さらな感想)。

本の感想, お気に入り, 作者名 は行日向夏

やんごとなき貴人の手術も無事終了し、医官たちも日常に戻ると思われたところ、今度は疱瘡の流行につながる兆しが見え始めた。治療薬がない疱瘡への対応のため、疱瘡が発生した村に派遣される医官に帯同させるべく、猫猫は知り合いの疱瘡の知識のある青年を紹介する。一方、皇太后からの依頼で、皇太后の実家で体調を崩している皇太后の姪の問題を解決するよう依頼を受けた壬氏は、猫猫とともに皇太后の実家に向かう。

相変わらず面白いですねぇ……。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行香月美夜

極度の本好きの女子大生が転生したのは、識字率も低く本が高級品の世界の兵士の娘マイン。とにかく体が弱く何をやっても発熱するマインは転生前の知識を利用して、生活環境を改善し、文字を覚え、本がなければ作ればいいと本のための石版や木簡作りに取り掛かる。

いやーこれは面白わー(今さらすぎる感想)。

本の感想, 作者名 さ行空谷玲奈

義妹への嫉妬にかられ罪を犯し牢獄に収監されていたヴィオレットは、気が付けば運命の日である義妹との初対面の日に時が戻っていた。時間が戻っているのならば、心を改め義妹とはかかわらず平和な日々を送ろと決意するヴィオレットであったが、彼女の決意に反して周囲はヴィオレットを放っておかなかった。

タイトルからドタバタコメディって思いますよね……

本の感想, 作者名 あ行大木戸いずみ

7歳のある日、完璧な悪役令嬢を目指すことを決意したアリシアは、取りうる手段をすべて駆使して精進を重ねる。きれいごとしか言わないヒロインポジションの聖女に対峙する存在となるべく活動すればするほど、アリシアの評価は上がるという状況となってしまうが鋼の心を持つアリシアは気にせず我が道を行く。

アリシアがぶっ飛んでいてすごいなぁと思いました。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行石田リンネ

フォルナート王国の王女ルシアは隣国の王太子と婚約し、王位争いから距離を置くために隣国に留学していたが王太子が死去するとともにフォルナートに戻ってきた。ルシアの帰国をよく思わない王妃と妹たちからの嫌がらせを受け、早々に王宮を出て港町チェルン=ポートの辺境伯に叙されることになったルシアは、チェルン=ポートを唯一無二の海上拠点に発展させることを決意する。

すかっとする大逆転!はさすがだなぁの開幕戦でした。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行和泉統子

グラン・アーク共和国の第七聖騎士団は任務の中砂漠で遭難し、仮想敵国である隣国の輝陽皇国に救助される。救助費用のカタとして人質代わりに一人皇国に残ることになった聖騎士のリアンは皇帝のもとに連れていかれ、いきなり妃として差し出されてしまう。

異文化交流ラブコメ、に見せかけてシリアスファンタジーなところはさすがでした。

本の感想, つれづれまとめ

相変わらず月一更新ですが書きました!(様式美)

作者名 あ行顎木あくみ

清霞の両親が住む別邸滞在中に襲われた美世の安全のために、日中は美世も清霞とともに清霞の職場である屯所で過ごすことになる。屯所での美世の護衛として紹介されたのは、清霞とは旧知の中であり珍しい女性軍人である薫子。屯所の中では少数派の女性同士として薫子とは良い関係を気付いていた美世ではあるが、清霞と比較的気安い仲でありそうな薫子に少しもやもやを抱えつつ、屯所での生活が始まった。

清霞さんが裏に表にでれでれなのがよい。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行クレイン

成人する王太子の後宮が開かれることとなり、朱家では当主の姪で随一の佳人ともいわれる翠花が妃候補として後宮に上がることになる。当主の娘である美暁は名家の娘としては規格外であったため、美暁を後宮に送ることははなから考慮されていなかったものの、美暁たっての希望で美暁自身も後宮にはいることとなる。そんな美暁の真の目的は、王太子の妃となることではなく、前帝である女帝が亡くなってから独り身を貫いている現皇帝の後妻の座であった。

コメディに見せかけて実はヘビーな後宮もので面白かったです。