旅行記:ウィーンに行ってきたよ ブダペストにも行ってみたよ編
足を伸ばしてブタペストにも行ってみた。
これは出発前に日本で申し込んでおいた一日日帰りバスツアーという物に参加した。
ブダペストまでは英語のガイド、ブタペストでは日本語ガイドと合流する。昼ご飯なしで一人125Euro。ただし、バスの中で昼ご飯は連れて行ってあげるよーと一人20Euroのハンガリー料理を紹介される。どこでおろされるか分からず、ハンガリー通貨も持っていなかったのでまあええかーとガイドさんから昼食のバウチャーを買うことにする。
朝6:30~7:00の間にホテルまで迎えに来てくれるとのことだったけど、6:50頃にお迎えが来る。朝ご飯が6:30からだったので泣く泣く朝ご飯ボックスを頼んでいたのだけど(前日夜に)、これならご飯食べられたなぁとちょっと悔しい思いをする。
オペラ座前の集合場所に連れて行かれると、同じ時間帯に出発するザルツブルグ行きのバスと二台の普通の大型観光バスが並んでた。ブタペストに行くのは私たち日本人二人に、英語圏の人約10人くらい。ブタペストまでのガイドさんエリザベスさん(ベティってよんでね、といわれた)はハンガリーの方らしいのだけど、車内のアナウンスはドイツ語と英語、そしてなんと日本語も!これはとてもラッキーだった。二年前くらいから独力で勉強しているとのことでしたが、とてもお上手。普通のアナウンスなら日本語も十分だったなぁ。こちらからの質問と受け答えは英語でしたが。
7時過ぎに出発して一路ブダペストに。ウィーンをちょっと出るとそこに広がるのはただただ草原だったり風車横町だったりで田舎だなぁと感心してしまった。風車横町は本当に風車ばっかりですごかった。オーストリア-ハンガリー間の国境付近は柵とかいろいろあるものの、ハンガリーは2004年にEUに加盟したため、オーストリアとの行き来の場合はパスポートコントロール無し。数年前に行った人に「小銃持った係官がバスの中に乗り込んでパスポートチェックしてたよ」という話を聞いていたのでちょっと拍子抜けだった。
道中、山の上にマジャール人をハンガリーの地に導いたとかいう鳥(鷲だか鷹だか)のおっきな像を目撃。ロマンである。建国神話である。ご飯三杯はいける。下記の英雄広場のときとここではなぜか頭の中がマヴァール年代記になった。猛烈に読みたくなった。マヴァールは確かハンガリーがモデルになったとかいう話を聞いたことがあるような気がする。何はともあれ、基本オタク属性が遺憾なく発揮される。
<英雄広場>
11時前くらいにブダペストに入って、ひとまず英雄広場で野放しにされる。ハンガリーを建国したマジャール族の族長だかなんだかの英雄さんの像がどどどん、と。ロマンで(以下略)。
しばらく英雄広場を散策した後、お昼ご飯を食べにハンガリアンとかいうホテルにあるハンガリアンとかいうレストランに連れて行ってもらう。確かそんな名前だったと思うんだけどなぁ……(記憶にない)
食後は日本語ガイドさん(ハンガリー人のおばさま)と合流して案内していただく。日本人は私たちだけだったので専属ガイドさんである。ラッキー。
<ブダ地区>
ドナウ川の西側、旧市街地区?王宮とか漁夫の砦とかがある。小高い丘の上にあるので、ここからドナウ川を挟んでペスト地区を見る眺めは最高。国会議事堂がとてもかっこいい。
マーチャーシュ教会というとてもきれいそうな教会が修復中だったのはとても残念。世界遺産になったので修復費用が出るんだよーとガイドさんは言っておられた。
<ペスト地区>
ドナウ川の東側、新市街地。国会議事堂(イギリスの国会議事堂を思い出すでかさ)とか大きな教会(聖イシュトヴァーン教会)とかオペラハウスとかある。ブダペストのメインストリートとかあってかなりにぎわっていた。旧共産圏の国(地域)ってあんまりなじみなくて、失礼だけどちょっと寂れてるのかなぁなんて想像してしまっていたんだけどそんなこともなく。ハンガリーは脱共産がかなり成功した国とありましたが、その通りで活気があった。
ブダ地区とペスト地区を結ぶいくつかの橋のうちの一つ、くさり橋にもいってみた。これはもうすごく観光地で観光客がうじゃうじゃ。出ている露店もとても面白く、見ているだけで楽しかった~。結局ハンガリー通貨は持っていかなかったし両替もしなかったのでユーロが使えるお店で少し買い物。高いかもしれないけどあんまり使う予定のない通貨に両替するよりは安いかなぁ、と思う。
16:30くらいに帰りのバスの集合時間だったので集合場所に行って、ウィーンに戻る。19時前くらいにウィーンに着いた。かなり強行軍だったけど楽しかった。