翔べ、遥か朝焼けの空 幻獣降臨譚 / 本宮ことは

本の感想, 作者名 ま行本宮ことは

アリアは父達がミルヒランドの王宮に保護されたのを機に、クルサードと共に本格的にシュータンとの戦端がひらかれたリスタルに帰ることを決意する。戦のまっただ中にいるライル、そして戦に向かうシュナンはそれぞれの決意を新たにする。一方、騎士団の主立った面々が出陣したアランダム騎士団には不審な一団が次々と訪れていた。

次にようやく話が前進しそう!楽しみだ!

私の感想、いつもあらすじが大変適当なんですが、今回は上にあるあらすじ以上のことは起きていないと胸を張って断言します。しかし、しかし!後書きによると伏線は全て張り終わったとのことですので、次巻以降は怒濤の風呂敷畳みに突入しそうな予感です。すばらしい。

(以下、適当に今後の予想など)
で、書くことといえばシェナンとライルとディクスの三つ巴ですが……アリアが立派になりすぎて……どれもこれも。そして話の展開から王子一直線だなぁと思いつつ、序盤ライル派だったので未だ希望は捨ててません。あ、でも今は若干王子派です。あと、ディクス。もうこれはディクスに鉄拳制裁のフラグが立ってるとしか思えないのですが、彼が無事物語の結末を迎えられますようにと願わずにはいられません。

もう、アリアは誰ともくっつかないで、最後はいろいろあって鉄拳制裁食らったディクスの世話をしながら静かに余生を過ごしましたとかのエンディングになったりしないか!と適当予想をぶちまけてみたいと思います。
(以上、適当な予想終了)

何にせよ、続きが楽しみです。

img翔べ、遥か朝焼けの空 幻獣降臨譚
本宮ことは/池上紗京
講談社X文庫ホワイトハート(2009.11)
ISBN:978-4-06-286620-0
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