旅日記:香港に行ってきたよ 香港(観光)編

つれづれ旅日記

夏休みをとって香港に行ってきました。
当初の予定ではもっと遠方の国に行くつもりだったのですが、出発当日にまさかの台風襲来でフライトキャンセル、振り替えも無理だったので泣く泣くあきらめて、そして休みを取っているのでコレをふいにするのもったいないので音速で行く場所決めて飛行機とってホテル予約して、と私のどこにこんなに決断力と行動力があるんでしょうと思うような勢いで手配しました。

閑話休題。
まずは香港につくまでと香港観光したまとめ行きます。食事編は別エントリー立ててます。

■香港(ホテル)まで
飛行機初めてのキャセイ航空でした。JALで取ったんでJALのカウンターでチェックインしようとしたら、キャセイでしろといわれました。えー、そうなんだーどこにも書いてないでー(なれてない)。同行人が大遅刻したのとかいろいろで、席がえっらくはなれてしまい、飛行機の中で観光計画を練るという当初の予定が飛びました(行き当たりばったり)。
フライトは直行便で4時間弱の予定だったんですが、気流に乗ったのか何なのか30分以上早く到着。香港市内までは「A:ホテルの送迎バス、B:空港バス、C:エアポートエクスプレス」という三つの選択肢があって、Aで行きたいけど時間的に無理かなぁと思っていましたが余裕でした。だって、今回は送迎バス無料で使えるんだもん!つかいたいじゃないか。空港の到着ロビーにいろんなホテルのお迎えカウンターがあったので、そこで泊まるホテル見つけてバスのせてくれーとお願い、特にトラブルなくホテルまで。1時間半くらいバスに乗ってました。結構遠いね。

ホテルの部屋ホテルは張り込んでわりといい部屋にしましたが、あとあと考えてみたらもうちょっと張り込んで欧米系のラグジュアリーホテルにすれば良かったかも……とちょっと後悔。何もかもが中途半端で(いろいろ追加で使えるサービスがあると聞いていた&サイトにも書いてあったのですが、結局説明受けたのは朝ご飯だけだったしなぁ……)、しかも、パソコントラブルとかでチェックインに1時間以上かかったのですよ……ありえねー。システム使えなくても空いてる部屋くらい分かるだろ!といいたかったのですが、なにぶん双方怪しい英語なので伝わりきる自信がなく、お茶とお菓子を出されて怒りを収めていました。

■香港観光1日目
香港の夜気を取り直して観光一日目。夕方からなのでちょっと街を見て夜景見て帰ります。ホテルは香港島の銅鑼湾駅近くだったので、地下鉄のオクトパスカード(150HKD、50HKDはデポジットなので100HKD使える。結局最終日まで追加チャージなしでOKだった)を買って地下鉄で九龍側(尖沙咀駅で下車)へ。どうでもいいですが、九龍と聞くと香港マフィアという単語を思い出しますね、アホですいません。

もう最初からいろいろびっくりでした。ビルがすごく高くて、耐震大丈夫かなっていろいろ心配になりました。あと、油断すると上から水が落ちてきます。最初は何の水だろうとびびっていましたが、これ、たぶんクーラーの室外機からの水。
ぼやぼやっと街並みを見つつ、夕飯においしいおかゆを食べて(がっつり中華料理を食べる予定だったんですが、飛行機とバスの余韻で胃に優しいものを食べたくなった)、そのまま夜景を見るべくスターアベニューに向かいました。

香港の夜景:Star Avenue側からスターアベニューでは、100万ドルの夜景を見ようとする人・人・人!20時からはじまる光のショー(シンフォニー・オブ・ライツ)を見るために20分くらい前についたのですが、一等席(スターアベニュー側)はいっぱいだったので、東側の岸に陣取りました。

シンフォニー・オブ・ライツそして、はじまったシンフォニー・オブ・ライツ。
写真で見るよりも光が少なかったように思いますが、すごくきれいでした。音楽に合わせてピカピカするのかわいい。スターアベニューのところから見ると、こちら側の岸の建物の光も見えるはずなのでたぶんもっときれいだっただろうな。

Star Avenue:ブルース・リーのプレートそのあと、一応スターアベニューに行って香港スターのプレートを見ました。が、香港スターがよく分かっていないので、ジェッキー・チェンとブルース・リーだけちゃんと見てきました。

スターフェリーからここで一日目に予定していた観光プランは無事終わりましたので、念願の足つぼマッサージに行って(ガイドブックに載っていた、明らかに日本人相手のお店。238HKD)、スターフェリーに乗って香港島に帰りました。スターフェリー、夜景がきれいで気持ちよかったです。

■香港観光2日目
魅惑のトラム すれ違うトラム
この日はひとまずトラムに乗りました。ホテルの前をトラムが通っていて、乗りたい乗りたい乗りたい!と騒いでいたらお許しが出たので喜び勇んでのりました。ちょうど始発駅?かなにかで誰も乗っていなかったので、一番前を陣取りました。がたごとと気持ちよくて、すれ違うのも趣があって、景色もよくて、この香港旅行で確実に一番テンションの高い15分くらいを過ごしたように思います。やっぱり路面電車はいい物だ。

中環駅で降りて地下鉄に乗り換え、黄大仙駅まで移動。そこで香港でも有名なお寺・黄大仙祠に行きました。
黄大仙祠 黄大仙祠の中の銅像。ちょっとかわいい。 黄大仙祠の中の本堂?煙たい。
霊験あらたかでかなり混んでました。煙もくもくで煙たかったです。よくわからないまま、ガイドブックに載っていた「おみくじ」をひいて(本堂前におみくじとお祈り用のコーナーがあって、そこでやらないと怒られる)、番号を入手の上近くの占いブースに行ってその番号の解釈を教えてもらいます。このおみくじは現在の状況を表しているらしいです。ひとまず日本語できるところ……とたどり着いたところが非常に怪しくて、日本語も非常に怪しかったのですが、「仕事」について解釈お願いしますとお願いしたところ、「今年はすごくいい」といわれました。嘘や……あれだけぼろくそいわれてるのに嘘や……今年より酷くなる可能性のある来年が今から非常にオソロシイです。

このあと、旺角まで電車で移動して、大変おいしい飲茶を食し、パチモンばっかり売ってるのが明らかなネーザンロードを冷やかして(……すいません、iPadカバー買っちゃいました。明らかにぼられましたが)、電車に乗って香港島に戻り、香港公園方面に。
聖ジョーンズ教会ひとまずコレは見ないと!と思っていた聖ジョーンズ教会を探して歩き回りました。教会なのに!椰子の木!と南国にある教会に慣れなくて大層違和感でしたが、きれいな建物でした。

香港公園 イギリス総領事館
香港公園は都会のオアシスといった風情で、高層ビルのすぐすこの自然が癒しでした。この近くには「ブリティッシュ・カウンシル」(英語学校)があると書いてあったので写真を取ってみたんですが、どうもイギリス総領事館の建物のようです。さすが、一等地に領事館を構えていらっしゃる。

茶器……段ボール……香港公園の中には旧イギリス時代の建物が複数あってときめきました。元イギリス連隊指令官邸なる表示を見てこれは行かねば!と行ったところは茶器博物館でした。由緒ある茶器が飾ってあるのかなぁと思っていたんですが、わりと最近のものが多く、大変げーじゅつてきで、個人的にはよく分かりませんでした。段ボールの茶器とか……げーじゅつはりかいできない。隣にあるお茶屋さんで一服して、広東料理の超有名店でごはんを食べて、そしていよいよビクトリア・ピークに出発です。

香港公園から歩いていけるところに「ピークトラム」の乗り場があるので、そこに向かいます。さすがにビクトリア・ピークまで歩いて登る気にはなりません。世界一の傾斜率なるトラムに乗って頂上を目指します。確かにこれはすごい傾斜率だ……。

ピークトラム ヴィクトリアピークからの夜景
ピークトラムの乗車券を買うときに、ピークタワーの展望台のチケットも抱き合わせで売っていたのですが、ピークタワーの横にあるピークギャレリアの屋上は無料で入れて、しかもそれなりにきれいに夜景が見られるということなのでそっちで済ませました。右の写真はそのピークギャレリアの屋上からなんですが、十分きれいでしょ?こちら側からもシンフォニー・オブ・ライツが見られるかと思って20時頃スタンバイしていたんですが、天気があまり良くないのと、やはりメインは香港島のビルなのでそれほど見えず。終わるか終わらないかくらいに下山すべくピークトラム乗り場に行きました(終わってからいったら、ピークトラムがすごく混み始めたので我ながらいい選択だったと思います)