宝塚-宙組 / 銀河英雄伝説@TAKARAZUKA 感想その1
宝塚の銀河英雄伝説を観てきました。
これは!とても!すばらしい!銀英伝!(動悸息切れ)
宝塚で銀英伝やればいいのにと思い続けで10年くらい、実際に公演決定した時には盆暮れ正月が一気にきたくらい興奮しましましたが、まだまだ先だなぁと思っていたらもう始まっていたという。時の流れの早さに驚かずに入られません。
それはさておき、いろいろあっていつもよりがっつり見られなかったんですが、ひとまず覚えている限りでつらつらと感想を書いておきたいと思います。もう終始絶賛モードなのでそこら辺はご承知おきください。そして、長くなってしまったので2回に感想分けて書くことにします。
まずは完璧なビジュアルの数々にもう文句も出るはずもなく。細かいところを見たらたぶん色々突っ込みどころがあるというか、文句の1つや2つはでてくるんでしょうが、宝塚で銀英伝をやっているという事実だけでもう気になりません(絶賛モード)。
物語の流れとしては、アスターテ→ラインハルトの叙任式→同盟軍のアレコレ→帝国のお家騒動→アムリッツァ→帝国内乱・同盟クーデターと1・2巻をほぼ網羅した、濃い目の二時間半でした。
最初、小説の導入部分を悠未さん扮するオーベルシュタインがとつとつと語るのですが、もうこれだけで私満足でした。あのややこしい原作未読の人への解説はどうするのかなぁと思っておりましたが、このオーベルシュタインの解説と、途中随所に見られる【フェザーンのルビンスキー・ドミニクコンビがお送りする「教えて!銀英伝!」】のコーナーで面白いぐらいわかりやすく解説されるので、あんまり問題無さそうでした。写真、家系図、宙域図まで使ってなんてわかりやすい!これはいい解説。
あと、戦闘シーンをどう表現するのかと思えば、CG+ダンスでわかりやすく。マスゲームじゃなかったです(笑)。CGの艦隊戦を見ていたら、脳裏にむくむくとパソコンゲームの銀英伝をチラツキ困りました。……やったことないんだけど(見たことはある)。
以下、感想書くにも書きにくいので思いついた順にそれぞれの登場人物でちょっとずつコメントー。
■ラインハルト様
もう!完璧に!ラインハルト様!二次元!(それ以上いうことが出てこない)良い感じに翻弄され、良い感じに強きで、キルヒアイスと姉上大好きで、そしてヒルダもちょっと気になって、と「若さ」を感じたラインハルトでした。ラスト近くのキルヒアイスとのすれ違いからのアレコレのシーンは、展開を知っていたのに泣きそうになりました。これはよいラインハルトでした。
■ヒルダ
原作からだいぶポジションが変わってヒロイン。さすがにトップ娘役を二幕から出すわけにも行かずの改変だったようですが、これはよい改変!キャラ付け変わってましたが、いいんです宝塚版だし。たなか作品ではなかなか見られないラブが生まれるかもしれない過程 [1]いきなり両思いか、全くないかどっちかがほとんどだもんなぁ。お涼様は別扱い。がとてもツボでした。ドレス姿のヒルダかわいい!そしてファンレターとしか言いようの無い手紙を送りつけてるヒルダ可愛い!キルヒアイスと会ったことがないという設定は消えちゃいましたが、まあいいかなぁ、と。ラインハルトとオーベルシュタイン、ヒルダのチェスのシーンが大好きです。
■キルヒアイス
これまたよいキルヒアイス!誠実さにあふれるキルヒアイスらしいキルヒアイス。猪の人を助けに行くところがかっこよかたなぁ……(恍惚)。
■オーベルシュタイン
個人的に今回一番ぎょえーっとなった人。ラインハルトに対してのHENTAIとしかいえない行動の数々が素晴らしくて、悠未さんの恐ろしさを垣間見ました。かっこいいのに……ビジュアル系なのに……。噂のマントもすごかったんですが、個人的にはラインハルトとの物理的な距離の近さが気になりました。お前ラインハルト好きすぎるやろう……。一番HENTAIと思ったのは、マンとでも近さでもなく、義眼のくだりです。んなもん持たすなよ、的な(笑)。
そして、この気持ち悪いHENTAI(褒めてる)ぶりを遺憾なく発揮する一方で、笑いもとっていくとかおかしい。
更にどうでもいいことですが、アムリッツァ会戦をラインハルトと二人で観戦しているシーンに一人で身悶えました。HENTAI的なことしてなかったら、この並びは眼福すぎる。
■双璧
ミッターマイヤーもロイエンタールもかっこよかった!双璧がアイコンタクトで会話してる!と双璧属性あんまりない私でも身悶えしました。かっこいいー。ラインハルトの叙任式でキルヒアイスをからかって狼の群れに放り込む処なんかも好きだなぁ。
今回は一旦ここまで、また次に続きます→続き 感想その2
References
↑1 | いきなり両思いか、全くないかどっちかがほとんどだもんなぁ。お涼様は別扱い。 |