旅日記:アメリカに行ってきたよ ボストンぶらぶら

つれづれ旅日記

ボストンの風景東の方に行ったことがないので(個人的最東は北海道)行ってみるかー、とアメリカに行ってきました。今回は諸事情でボストン→ニューヨークの二都市観光。


787伊丹から成田に移動して、そこからひとまずボストンに。機材はあのいろいろあったボーイング787。遊びに行くために飛行機に乗るといつもいつもなにかあるので今回もきっと何かあるに違いないと思っていたんですが(787だし)、特に何もなかったです。……なぜか機内食2回目を「私とその隣の人」だけ出し忘れられてて(起きてたのに)(前の人と横の人と後ろの人は食べてたのに)、片付け始まったときにご飯来てないわーと申し上げたら急いで準備すると言われたもののその後いろいろあって結局出してもらえなかって平謝りされたんですが(今回一番のトラブルがこれ)。牛丼食べてみたかったなぁ……。
787は、エンジン音?がなんだかいつもと違って変な感じでした。なれない感じ。炭素繊維のおかげ?で機内温度をそれほど下げなくていいらしく、国際線なのに半袖でも別に大丈夫なくらいの温度でした。これくらいならいいなぁ。あと、機内画面で電子書籍の漫画が読めました。eBook Japanのこれですねぇ……読みたかったマンガがあったので読みましたが、読み込みがちょっと遅くて若干イラっとしてしまいました。もうちょっと読み込みにストレスがなければ。

寝て食べて寝て、ボストンに到着。入国審査では係官のおっちゃんがなにやらアメリカンジョークを連発していたようですが、残念な英語力では理解できるはずもなく、へらへらと滞在日数だけを伝えて大過なく通過。「その日数じゃあ少ないね!」って言われた気がします。

ボストンの地下鉄ボストンの空港からは無料のシャトルバスで地下鉄のブルーラインの駅に行って、ブルーライン→グリーンラインと乗り継いでホテルをとっていたCopleyで降りました。ここまで30分位。近くていいですね。ボストンの地下鉄は、だいぶ古くて車高が高いものが多いため、大荷物持っての乗り降りはなかなかハードルが高めでした。地下鉄というより路面電車っぽい感じです。

ボストンのホテル今回はぼっち旅だけどぼっち旅じゃなかった!ということで、ボストンで諸事情でしばらくこちらに居住中の高校の友人と合流しました。ボストンでは友人に遊んでもらうことになっていたのでガイド料代わりにホテルを奮発しました。

フリーダム・トレイル出発地到着したが11時頃だったので、ホテルでチェックインしてからご飯を(友人が)食べて、そのあとベタなボストン観光に連れて行ってもらいました。ベタな観光客なので、一日目はフリーダムトレイルめぐり!独立戦争の軌跡をたどります。独立戦争といえば、「ボストン茶会事件」[1]初めて「茶会」と聞いたときは、なんだかえらくのんびりした事件だなぁと思っていました。ですね。そこには行ってないのですが……、まあそんなかんじの名所をボチボチと。

マサチューセッチュ州議事堂 グラナリー墓地 ベンジャミン・フランクリンの立像
金ピカのドームがロシアとかイスラムか、と思ってしまった現役の州議事堂、独立戦争の英霊達が眠るグラナリー墓地、独立宣言の草案を作ったというベンジャミン・フランクリンの立像。

旧州議事堂 ボストン虐殺地跡 ファニュエルホール
ボストン最古の公共建築物らしい旧州議事堂(ちいちゃくて可愛かった)、(旧州議事堂のすぐ前にあって最初見落としていた)独立戦争への引き金となった「ボストン虐殺地跡」、独立戦争時に各種演説が行われたというファニュエルホール。

バンカーヒル記念塔そこからぶらぶらといろいろ見たんですがだいぶぶらぶらして、辿り着いたのは……川渡った北側にあるなんかすごい高い塔!バンカーヒル塔というらしく、フリーダムトレイルの終着点らしいのですが、ヘイマーケットでぶらぶらした後だったのでそこから地下鉄で二駅移動、コミュニティカレッジで降りてぶらぶら歩いて向かいました。高い塔を目指せばいいので迷わない!
これ、294段の階段登っててっぺんまでいけるのですが、まだ1日目だったので元気もあったということで登りました。疲れました。でも眺めはよかったです。

United States Ship Constitutionバンカーヒルから少し南にいったところに、お船がいたのでこちらもみてきました。というか、わたくしめが「帆船みたいみたいみたいみたい」と騒ぎまくって友人を連行しました。
ここもフリーダムトレイルのルートの一つで、独立戦争のときに活躍した帆船Constitution号の中に入ることができます。無料で見学できるのですが、アメリカ海軍?の管理する船のようで、敷地に入るときに手荷物検査、船に入るときも順番待ちとセキュリティが厳し目。自由見学は甲板しかいけませんが、無料の見学ツアーに参加すれば船室も見学可能(時間が合わなかったので行かなかったのは残念)。帆船、かっこいい……!

米国駆逐艦カシン・ヤング号そして、帆船よりも見学してる人は少なかったのですが、第二次世界大戦で日本相手に活躍したというカシン・ヤング号。ちょうど駆逐艦とか戦艦とか育てるゲームにハマっておりますので、おおおおお、これは娘さんたちのリアルライバル………!と一人で震えておりました。駆逐艦もロマンですね。

このあとはチャールズタウン橋というなんかえらい長い橋を渡り、ひたすら歩きに歩いてホテルに戻り夕飯を食べておやすみしました。とりあえず歩きまくった一日でした。

【2日目】
午前中は名物ツアーの「ボストンダックツアー」に参加しました。水陸両用車をかっ飛ばして街なかと川からボストンを観光しようというツアーです。ドライバーさんが英語でマシンガントークしながら街中をかっとばしていくツアーで、正直言っていることの5%くらいしかわかりませんでしたが面白かったです。
ダックツアーの車 運転手さん チャールズ川から
各運転手さんには詳細な設定があるらしいのですが、パンフレットを確認した所によると、今回の運転手さんはギャングから逃げている中、世を忍ぶ仮の姿的なもので運転手をやっているそうです。芸が細かい。
川から見るボストンの街は趣があって面白かったです。

プルデンシャルタワー最上階のレストランでお昼ごはんを食べて(この投稿一番最初の写真はここから撮ったもの。夜は高級レストランだけど昼なら気にしないで大丈夫……)、そのあとボストン美術館に。
ボストン美術館のヒッピー展 ボストン美術館の中 若干残念な日本庭園
ボストン美術館では特別展としてヒッピー展なるものを開催していました。ヒッピー風のお洋服がたくさんあって、私のイメージするヒッピーとちょっと違いましたが可愛いお洋服が多くてときめきました。
ボストン美術館といえば日本関係のコレクション!ということで結構たくさんすごいのもあったのですが、あんまり詳しくないのでほーーっというくらいで。日本庭園も見どころの一つなのですが、枯山水に足跡がついていて若干残念な仕上がり。

日本娘モネの「日本娘」は一度見たいなぁ、と思っていたのですが、展示されてなくて貸出中かしら?と思っていたら修復中でした。修復の様子が見れてちょっと楽しかったです。

コミュータートレインボストン美術館を堪能した後は、ボストン近郊の友人宅を襲撃。コミュータートレイン、というボストン近隣都市とボストンを結ぶローカル電車で移動しました。感覚としては、大阪-草津間のような。

長距離バス友人宅最寄り駅で友人ダンナ(ふたりとも高校同級生でして)と合流して、おすすめのインド料理を食べた後友人宅に撤収、翌日は「アメリカらしい」郊外スーパーなんかに連れて行ってもらいおみやげを物色し、ここで友人らとは別れて次の都市ニューヨークに向かうのでありました。14時過ぎ出発の18時半ごろ着、と結構な長旅でした。海外旅行で都市間移動に(ツアーじゃない)バスを使うのは初めてで、しかも途中で乗り換えがあるという難易度の高いミッションでしたが成功しました。コネチカット州の州都で乗り換えだったので、30分くらいコネチカット州に滞在。マサチューセッツ、コネチカット、ニューヨークと3州に滞在することが出来ましたよ(笑)。

References

1 初めて「茶会」と聞いたときは、なんだかえらくのんびりした事件だなぁと思っていました。