宝塚-月組 / ダル・レークの恋

素人の観劇日記宝塚, 月組

(2007/5/22に掲載したものをサルベージ)

月組の全国ツアー『ダル・レークの恋』を見に行ってきました。
平日、夕方、いけるわけないやんっ!という状況でしたがなぜか行っております。某スターさんへの情熱が神様にも届いたようです(注:割と中途半端な情熱)。

以下、ストーリーの結末っぽいものまで書いてるであろうネタバレの感想(内容はいつも通りスカスカ)です。ネタバレ可の場合のみお進みください。


「ダル・レークの恋」改め「迂闊なクマール家」(注:ヒロインのご実家)の方がしっくり来るような、非常にもどかしい物語でした。確かにタイトル通りものごっつ恋物語で、いろいろとオトメゴコロ的にすばらしい場面も多々ありましたが、すれ違いがすれ違いをうんで最後まですれ違い、とめちゃくちゃ後味悪……。私が見たタカラヅカ作品の中で一・二を争うくらい後味が悪いような気がしました。しかし、ラストの瀬奈さんの後ろ姿がかっきょえーと思うと後味の悪さもまた良しですねぇ。

個人的には大空さんが見られただけで満足です。本日の大空さんは非常に「ワル」でしたねぇ。また詐欺師(前回:パリの空~、しかも今回はワル)かっ!と思わず突っ込みたくなりましたが、今回の詐欺師は前回と違って悪役オーラがプンプンでているので新鮮です。ワルであろうとかっこいいので何でもいいです。

前半で妙に笑えるシーン(貴婦人4人の問答)がありましたが、あれって普段は男役をやれれている方、のようですね。メイクが妙に迫力がありました。不覚にも思わず吹き出してしまいました。

インドが舞台なので、女性陣のちらりとかいま見られる妙にセクシーなお衣装に思わず見とれてしまいました。おへそがセクシー(違)。やっぱりダンスをやられている方のおなかはかっこいいですねぇ。割れるか割れないかギリギリのところで止めていらっしゃるんだろうか、などと非常にどうでも良いことを考えてしまったのでありました。ダンスも手の動きやなんやらと普段見慣れぬインド風の動きが新鮮でした。楽しい時間を過ごせて幸せ~。