宝塚-花組 / 太王四神記

素人の観劇日記宝塚, 花組

花組の新春公演「太王四神記」を早速観てきました。

全24話のドラマを2.5時間にまとめているだけあって展開が超ハイスピードで登場人物もとても多かったです。ドラマ観ていないので一部何が何だか~になりましたが、

ビジュアルの勝利

これでいいかと思ってしまいましたといういつもの感想は続き。

何のかんのと混乱しながらもとりあえずいろいろ眼福だったのでとても満足です。

神話時代の愛音さんがとても美人でとりあえず眼福。もしかしたらこの公演で一番眼福かも。
真飛さんと大空さんの仲良し少年時代がとても眼福(こういうの大好き)。
主役級のビジュアルがとても眼福。
女性陣の綺麗なお衣装がとても眼福。
青龍as真野さんも実はとても眼福。

登場人物の名前がなかなか頭に入ってこなくて(朝鮮系の名前って耳慣れていないからなかなか覚えられない)、多少の混乱はありましたがストーリーの大枠を掴むことには成功。いろいろ細部にたぶん理解できていないことがたくさんあるかと思うのですが、基本的に大味な鑑賞方法なので個人的には問題なしです。お話はRPGみたいなものだなと思いました!というかRPGそのものだと思います!(仲間と伝説の神器集めて本物の王様になる。相手役は実は敵方のスパイだったりしたけど最終的にはハッピーエンドだよ的流れ)

大人数の戦闘シーンとか高句麗一武道会(注:ネタじゃなくて本気でこういうイベントしてました)とか大迫力でさすが宝塚だなぁ、と思いました。そして個人的に一番ツボだったのは実は主人公カップルでもライバルでもなくスジニ(主人公の仲間で主人公に淡い恋心を抱く、ヒロインの生き別れの妹)だったりします。もうめちゃ健気でかわいい!おいしい、おいしすぎる!愛音さん普段男役なのにかわいすぎる!
もちろん勝手にわきゃわきゃ騒いでいる大空さんも文句なしに格好良かったです。もう彼の置かれた状況の切なさといったら……最後のあのシーンは感動必死なんですが展開が忙しいので感動している暇もなかったです。
あと、大長老はとても悪役でした。楽しそうだな(悪役が)。

お芝居終わってのフィナーレは、急に打ち込み系の音楽でのフィナーレでした。そしてここの男役の群舞がこれまた眼福ででした。いいわこれ(とてもかっこいい)。

きちんとお話を理解したいのであれば、なんかで予習するか人物関係をきちんと頭に入れておく必要があると思いますが、分からなければ分からないなりに楽しかったので(綺麗で格好良くて迫力がある)とても楽しめました。

そして、パンフレットの表紙がどどんと顔写真になっていることにとてもびっくりしました。……うん、眼福だからいいけど実は前の方がちょっといい……。