桜嵐恋絵巻~遠雷~ / 深山くのえ

本の感想, 作者名 ま行深山くのえ

ようやく結婚した雅遠と詞子だが、やはり周囲にはまだこの事実を秘密にしていた。そんな中、詞子の叔父が白河にやってくる。そんな叔父が巻き起こす騒動により、二人の結婚がついにばれてしまう。父に呼び出された雅遠は、実家に幽閉されてしまい……

妹も弟も着々と……(そこ本題じゃない)。

今まで1巻完結型だったのですが、今回これで話が終わらず、えええ!っと思いながら読んでいたシリーズ第6巻。ようやく結婚して、あとは新居に越すだけ!というところで、やっかいなオジサンは登場して全てめちゃくちゃに。せっかくうまくいきそうなのにこれは辛い。

今回は特に雅遠周りがかっこよかったですね。本人のかっこよさももちろんですが、友人君やいつもいいところを持っていく兵部卿宮もよいですね。男の友情はよいものです。

えらくやっかいな問題に巻き込まれている詞子に、彼女を無事救えるか!の雅遠。続きをはやく読もう…。

img桜嵐恋絵巻~遠雷~
深山くのえ/藤間麗
小学館ルルル文庫)2010.04)
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