旅日記:スペインに行ってきたよ バルセロナぶらぶら
スペイン旅行最後の都市はバルセロナです。
ここは首都と違って見所が沢山でしたー!一番のお気に入りはカタルーニャ音楽堂です(可愛いしきれい)。
お写真は、カタルーニャ音楽堂のガイドツアーのガイドさんと、舞台の音楽の女神様の一枚。綺麗だった。
疲れが出ているのか全体的に写真がまずいのはまあ旅の思い出……
夜行列車でバルセロナのサンツ駅に着いたならば、タクシーで一路ホテルに。ちょうど各種長距離夜行列車の到着時刻らしくタクシー乗り場がえらいことになっていましたが、タクシーの台数自体は非常に多いので粛々と乗客が乗り込み続け、程なく私達の順番も来ました。
この前ト△タのプリ○スを買ったばかりだ!というオトコマエの女性ドライバーの運転でホテルに向かいます。こりゃもう最後のチャンスだね!円高的にと最後のバルセロナでは、ランブラス通りのちょっとお高いホテルだったんですが、ランブラス通りに入った途端にドライバーさんが「荷物は!こう!抱きかかえて持って!ピックポケット(スリ)危ないから!」というようなことを熱弁されてました、たぶん。お互い英語があやしいもんで……。
午前中に到着したのですぐにはチェックインできませんでしたが、外は危ないので!とホテルのスタッフの人が貴重品をフロントで預かってくれるとのこと。スタッフさんのアドバイスに従いお金は最小限+持ち歩くカードは一人分一枚だけ、その他の金目の物+パスポートは預かってもらいました。スタッさんもカバンは抱えて行けって言っておられて……私たちはそんなにちょろく見えたのでしょうか……。夕方一回戻ってチェックインしたホテルのお部屋は非常に素晴らしく(写真はベットルームで、この向こうっ側に応接スペースがあったんだぞ!ジャグジー付きのバスタブとシャワールームはべつだったんだぞ!こんな部屋初めてなので興奮している。)
市内の観光は、観光地でよく見る循環観光バスの2日分の乗車券を買って回ることにしました。タクシーや地下鉄でも回れるんですが、気持ちよさそうだったし、日本語のイヤホンガイドもあるし、バルセロナは初めてなのでこれがいいかなぁ、と。観光バスは2つありましたが、Barcelona Bus Turisticのバスにしました。2日で31ユーロなり(また値上がりしてる……)。主な路線は2つあるんですが、1日めに1つ目の路線、2日めに2つ目の路線で攻めて行くという方向で。主要路線は乗り続けると一周約2時間でした。
まずはガウディシリーズ。カサ・ミラにグエル公園。カサ・ミラはバルセロナ滞在中はプライベートイベントとかなんとかで残念ながら訪問できませんでいたので外からだけ。グエル公園は曲線がなんとも不思議な公共スペースでした。
お次はカサ・バトリョ。こちらは見学できたので中を見て参りました。一枚目の一番右がカサ・バトリョの外観。ここはガウディ作以外にも有名な建築物が並んでいるらしいのですが、解説は覚えていません。カサ・バトリョは「海」がテーマのお家らしく、綺麗な青色と白。二枚目の写真は、エレベーターのスペースを下から上に向かって撮影したんですが、青が綺麗に見えるようにと上の方の青が濃くて、下の方の青は薄いらしいですよ!なんかわからんけどすごい。屋上の煙突も意味わからんけどすごい。
そしてバルセロナといえば!のサクラダ・ファミリア。8月の超ハイシーズンは終わっていましたが、9月も観光シーズンだったということもあり、朝イチにちょっと乗り遅れただけで上に登るのに2時間待ちと言われてしまいました(中には待ち時間なしでは入れる。上に行くのにはエレベーターのって別料金になる)。本当に、時間を有効に使いたいなら朝イチ前に並ばないとダメですねぇ……!真ん中の写真の下の方の金色の物体は、つるされたイエス様です。うわーお、こんなイエス様初めて見たわ……。
内部はすごく「白」かったです。建設中ということもあり、白いのです。今まで見てきたことのある大規模なキリスト教の施設は全部古めなので、もしかしたら時間が経つと暗くなっちゃうだけなのかな、ということをつらつら考えたりもしたりしましたが、果たしてどうなんでしょうか!
ガウディシリーズを見て強く感じたのが、全体的に「曲線」が多くて、なにやら「かわいらしいな」と思う造作がおおかったこと。サクラダ・ファミリアはちょっと(微に入り細に入り過ぎて)グロテクスだなぁと思うところもありましたが……。そして、(とくにグエル公園の)アレコレ見て、めちゃくちゃドラクエっぽくない?「冒険に出る前の勇者の故郷、田舎の温かい村」的な!と一人で興奮しておりました(特にグエル公園)。ドラクエと思うとドラクエとしか思えないというこの不思議さよ……。
次はカタルーニャ音楽堂。こちらは30分毎に行われる一回50人限定のガイドツアーに参加しないと見学できませんので、英語のガイドツアーに参加して来ました。まー、そんな早口の説明でもなかったので、わかったようなわからないような。ガウディと同じ時代の有名建築家さんによる作品とのことですが、私はガウディ作品よりなにやら理解できる部分がおおくて、こっちのほうが好きだなぁと思いました。天才はやっぱりわからん……。バラのモチーフや、舞台の音楽の女神様などが大変美しかったです。
カテドラルはぼやぼやしていたら夕方になりました。見られないところが出てくるんですが、午前か夕方に行くと無料です(笑)。こちらも「荘厳」の一言に尽きるものごっついカテドラルでした。しかし、カトリックはきんぴかぴんだなぁ……。
なにやら街なかでよくみた街灯は非常に由緒あるものらしいです。なんかかわいいーというものではありませんでした。
モンジュイックの丘の上からは街が一望できます。丘にあるのは現代美術館とのことだったので、すいませんがパスいたしました……(げいじゅつ わからん)。交通公共機関でモンジュイックに行くには有名な「フニクラ」に乗って行く事になるそうですが、時間の関係上乗れなかったのが残念です。真ん中の写真、写真の真ん中に、元闘牛場のショッピングセンターが写っております。バルセロナはさっさと闘牛をやめてしまったとか。
そして、バルセロナの!個人的最大のイベント!海事博物館!世界でも有数のコレクションをもつ海事博物館!は!レパントの戦いの時の模型とか、いろんな模型とか、いろいろあるらしい昔の造船場を利用した海事博物館は!
…………、改装のためほとんど閉鎖されておりました。このために、後半は同行人と行動を別にしたというのに(笑)。
悔しいので一応展示は見て、世界一古いらしい潜水艦だけは見て、港にあった小型の帆船に乗って来ました。
といろいろありましたが、バルセロナから帰国。できたばかりのターミナルは非常に綺麗でしたが、チェックインカウンターで「あんたの予約はinvalidだ!」とか言われたお陰で早めに空港に行ったにもかかわらずチェックインカウンターから搭乗口まで全力疾走させられるとか(空港のお店冷やかしが……)、乗り換え先でも手続きに非常に時間がかかり、出国審査から搭乗口まで全力疾走とか(だから、空港のお店冷やかしが……)等々最後までドタバタしていましたが、なんとか飛行機に乗って帰って参りました。