本の感想, 作者名 ま行真朱那奈

成人の儀を終え、ハルバートは正式な皇位継承権を得た。ハルバートは体調のすぐれない皇帝に代わり摂政として政治を取り仕切りはじめたため、以前にも増してパルティアはハルバートにあえず退屈な日々を過ごすことになる。パルティアはご令嬢達のお茶会で「あの」ガイエン公縁の伯爵令嬢と知り合い、彼女の屋敷を訪問することになる。ハルバートと共に屋敷を訪問したパルティアは、ガイエン公の罠にはまり……

後半の盛り上がりがよかったです。

本の感想, 作者名 か行向坂氷緒

幼稚園以来ずっと理世に片思いしている美由紀は、運良く(+美由紀の努力)で理世の通う女子校に入学することになる。理世に近づくための完璧な脳内計画を立てていた美由紀だが、理世を前にするととたんに何もかもがうまくいかなくなる。そんな美由紀は学内でも有名な変な上級生に、謎の「恋愛勉強會」なる会の活動に誘われる。諸処の事情でその会に参加することになった美由紀は、理世もその会に入会していることを知り……

策士(自称)の女の子が、初恋のあの子を手に入れるためにあの手この手を尽くす……はずなのに、のガールズラブ。

本の感想, 作者名 た行高丘しずる

借金返済のために田舎からでてきて後宮に入り宮女見習いになった露露。幼なじみの初恋の少年・寒月を捜すという真の目的を果たすべく、空き時間に寒月を探す露露だが、なぜか寒月は男子禁制の後宮で死亡しており、しかもその名前を出すことは禁忌だという。落ち込む露露だが、彼女の前には死んだはずの寒月が現れて……

ガッツのある女の子の後宮サクセスストーリー?しかしラブが足りない。

本の感想, 作者名 や~わ行・他わかつきひかる

町娘のマリエは商品の納入のために訪れた王宮で、仮装舞踏会の会場に迷い込んでしまう。そこで、狩人の仮装をした青年と出会い、恋に落ちる。一夜限りの恋と割り切っていたマリエだが、王位を巡る陰謀にまきこまれていき……

陰謀方面の展開が予想外でした。

本の感想, 作者名 ま行森崎朝香

名門武家出身の青年下士官・趙熾嶺は通りがかった街で見かけた巫女見習いの林邑華に一目惚れをする。しかし、都に戻り邑華の存在を忘れそうになった時に邑華が巫女選定の試験を受けるという話を聞いた熾嶺は何かにせき立てられるように邑華の元に向かった。巫女になったらもう二度とその手に入れられない存在となる前にと熾嶺が神殿でとった行動は……

「おまえは阿呆か」(by熾嶺の親友)という言葉が全てを物語っているようなラブストーリーでした。いいぞもっとやれー的な。

本の感想, 作者名 や~わ行・他ゆきの飛鷹

剣の稽古と乗馬を好む活発なアルスター王国の姫ティリアは、5年ぶりに隣国の初恋の皇子リュカオンに再会する。しかし、ティリアが心惹かれたのはリュカオンの従者であるナルセス。初恋の人であるリュカオン以外にときめくことに罪悪感を感じるティリアだが……

男勝りなお姫様の初恋物語。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行村田栞

古の中国、殷の時代。元気な少年晄は、一家の大黒柱である兄が仕事場を移転したのに伴い、姉と兄と三人で黄河のほとりに引っ越してきた。その土地を治める若き領主・楓牙。ある日、晄は黄河の氾濫の原因を探る楓牙ととある洞窟で出会うが……。

未来の殷王(今は市井の少年)の成長物語のスタート。面白かった!

本の感想, お気に入り, 作者名 は行氷室冴子

幼い頃の初恋を胸に抱き、独身主義を掲げる大貴族の姫君瑠璃は窮地に立たされていた。瑠璃に結婚を迫る父親の陰謀により、好みでもない青年貴族に実力行使に出られる数秒前。そんな瑠璃を救ったのは、彼女の幼なじみで一歳年下の若手有望株の高彬。よく知らない男と結婚するくらいならと高彬との結婚を承諾した瑠璃だが、いざというときになって二人の結婚を阻む数々の事件が巻き起こる。

やっぱり面白い!瑠璃姫がとても素敵です。

本の感想, 作者名 あ行宇津田晴

ツファイ帝国の東の地での反乱を食い止めた蓮祥たちは、落ち着く暇もなく賀杖を捕らえるためツファイの帝都に向かう。蓮祥を狙う賀杖は、帝都に最後の仕上げを施し一行が到着するのを待ちかまえていた。

大団円の最終巻。しかし某あの団体がまさかのラスボス化。

本の感想, 作者名 あ行鮎川はぎの

聖剣の巫女となり、王となったカノンとともに王宮にあがったノト。カノンのために立派な巫女になろうとするノトだが、案の条の鉄面皮とぶっきらぼうなしゃべり方から周囲に誤解をされ、ノトを補佐するはずの副巫女や神殿女官達にいじめられる。

リリィ様が和みキャラだなんて!(好きです)