作者名 や~わ行・他山咲黒

隠棲していた「帝国の王の魔術師」ヴィシックは、第一王位継承者のイーニアスとイーニアスの従者でヴィシックの弟フェリテシアが行方不明になったという知らせを受け、単身救出に向かう。救出先で再会したイーニアスは、別れた頃から変わらず腹黒いままで11歳になっていた。

思っていたよりも歳の差でびっくり。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行乙川れい

バースワース伯爵令嬢のエステラは、とある罪を犯したため山奥の修道院の篭もり修道女になることを目指していたが、半年間だけの王妃となるために王都に向かうことになる。結婚相手は内乱を治めた英雄王のヴィクリスだが、ヴィクリスは陰謀の数々からすっかり人間不信に陥っており、次々に結婚と離婚を繰り返していた。

おもしろかった!少女小説的ラブコメとして素晴らしい作品だと思います。

本の感想, 作者名 あ行小野はるか

奉公先で良家の旦那に見初められたというあおいは、奉公先から嫁ぐことになるが、鳥仙の両親から生まれたというあおいを仙界に迎え入れるための方便だった。奉公先にも故郷にも帰ることができず腹をくくった蒼は、仙界で神楽の舞手としての修行を始める。

ポ太郎がかわいい。

本の感想, 作者名 か行柏てん

念願のカフェのプレオープン前日に、カフェの建屋ごと飛ばされてしまった環。たどり着いたのは異世界の王宮の敷地内。カフェを諦めて出て行くか、女王を満足させられる料理を出してカフェを守るか、満足させられず死罪になるかをつきつけられた環は賭けに乗る選択を取る。

テンポが良くて面白かったです。

本の感想, 作者名 な行永瀬さらさ

赤と黒の針騎士を従えることになった王女ジゼラは、妹姫の結婚相手を見つけるための舞踏会を主催することになる。自分と違い父王に愛される妹ヒルデとほとんど姉妹らしいことをしたことがないジゼラだが、ヒルデをこちら側に取り込もうとヒルデのもとに向かい……

展開はやっと思ってたらもしかして2巻完結?

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行本宮ことは

繊維産業で成り立つ白国では、蚕から糸を紡ぐための「紡ぎ女」を農村から集め、製糸場を成り立たせていた。製糸場での労働は過酷だが、技能によっては一攫千金も夢ではない。家族を養うためにと製糸場へ働きに出ていた水華は、ある日製糸場を訪れた「高貴なる人」の目に止まってしまい、人生が変わる。

頑張る女の子の中華風ファンタジー、面白かったです。

作者名 さ行清家未森

結婚式直前に教主にロジオンとともにとらわれ、再び暗示をかけられたミレーユは何とか逃げ出そうとするが、ともに囚われていたダラステア皇帝が教主側についてしまう。一方、ミレーユを救出するために動き出したリヒャルトとフレッドは、港に停泊している怪しい船の情報を入手し、ミレーユ奪還計画を実行しようとするが……

これぞまさしく大団円!のシリーズ最終巻でした。良かった!

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行石田リンネ

ウルク帝国の依頼で宝石をめぐる争いの調停に向かった兄王子フリートヘルムがウルクの砂漠で行方不明になってしまう。国を二分する内乱にも発展しかねない状況に陥りかねず、レティはデューク、アストリッド、クレイグのみを連れてフリートヘルムの捜索に向かう。ところが道中レティの一行も砂嵐にあってしまい、レティは騎士たちとはぐれてしまう。

フリートヘルムの生命力が高くて(笑)。

本の感想, お気に入り, 作者名 た行富樫聖夜

幼いころ幼女好きな魔法使いに成長を止められて以来10歳の姿から成長できずにいたリーフィアだが、魔法が一部解けたものの不完全な状態のため、引き続き10歳の「フィラン」として王宮で王女の侍女をしながら完全に魔法を解く手がかりを探していた。そんな中、隣国のエルフィン王女とシャルルル王子の姉弟が王宮に滞在することになる。エーヴェルトに執着するエルフィン王女から逃げまわるエーヴェルトを助けるために、リーフィアは本来の姿で舞踏会に出ることになり……

あー、王子さまやちゃった(笑)。

作者名 ま行群竹くれは

普通の人には見えないモノが見えてしまう新米の帝国軍人・米田准尉はある日突然、鳥山中将に呼び出され、草薙少佐とともに民間に潜伏し「特殊器物徴収作戦」を遂行するように命じられる。しかも潜伏中は草薙少佐と偽装夫婦になれという。上官命令に逆らえるはずもない米田は、草薙とともに新婚夫婦に偽装することになるが……。

私は好きだけど、これは人を選ぶなぁ((控えめに言って)ちょっと読みにくい)。