本の感想, お気に入り, 作者名 あ行嬉野君

ミニシアターを経営している祖父と二人で暮らしていた中学生の桃だが、祖父が亡くなりミニシアターを守るため、怪しげなバイトに手を出してしまう。危機一髪の桃を助けたのは、祖父から一度だけ名前を聞いたことのある青年・冬基。桃は異母兄の冬基に妹として迎えられ、無口な次男のカイと三人での新しい生活が始まった。

ハートフル擬似家族ものかと思えば謎がたんまりのハードな話だった。

本の感想, 作者名 か行かなざわありこ

「聖乙女」として聖域で暮らすスーフェンの王妹の翡翠だが、新しい王帝の承認のために生まれ故郷であるスーフェンに戻ってきた。宮殿内を探索していた翡翠は、使用人姿のときに王帝・白金と出会う。お互い一目で恋に落ちたものの、白金は翡翠が聖乙女と勘違いしたままで……

思ったよりも軽かった。

本の感想本堂まいな

特に深く考えることなく水原の家にお菓子を作りに行っていた狭霧だが、水原に思いを寄せる千里からその事実を指摘され、狭霧は水原の家でのお菓子作りを千里に譲る。一方、当の狭霧は空手サークルの王子さまことミシェルに勢いで告白されてしまい……

大学卒業をもって完結、最後まで読めてよかった。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行宇津田晴

女ながらに努力が認められ菓子職人として親方の資格を得たマリエルだが、父が急死し、婚約者には店を乗っ取られさらに着の身着のままで森に置き去りにされてしまう。ジルと名乗る森で世捨て人のように暮らす青年に助けられたマリエルは、ジルの知り合いの口利きで国でも屈指の青年実業家からの出資を受けて新しく店を始められることになり……

ジルが自ら掘った墓穴に自らはまって身動き取れなくなっている様子が楽しかった。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行さき

小国パルテアのクルドア王子に仕えるオデットは、ヴィルトルのセスラ王女に婿入りすることになったクルドアの騎士として、兄の「オーディール」としてヴィクトルに向かうことになる。セスラ王女の側仕えのフィスターに最初からある疑いの目を向けられたオデットだが……

男装モノで面白くないはずがない!と思ってたらやっぱり面白かったです。

作者名 あ行一石月下

王位継承の揉め事を避けるために王女として育てられたルイーゼが、「ルイーゼ姫」の婚約者を決めるというその場で正体をバラそうと画策するが……

久しぶりにバタバタ喜劇を読んだ気がする。

本の感想, 作者名 や~わ行・他山口悟

前世の記憶から自分が乙女ゲームにおいて破滅しかない悪役令嬢ポジションであることを知ったカタリナは、破滅ルートを回避すべく周囲の人物と良好な関係を築き、気がつけば(本人の知らないうちに)カタリナを中心とする一大派閥を形成することになっていた。そして満を持しての「本編開始」となった学園生活が始まり、「ゲームの主人公」のマリアにカタリナのかわいさにカタリナはノックアウトされていた。

今回はゲームのエンディングまで。

作者名 あ行秋杜フユ

諸事情から引きこもり生活を満喫していたビオレッタだが、光の巫女に絵選ばれてしまい、王宮で巫女として暮らす事になってしまう。魔術師の一族の末裔として闇を愛するビオレッタは、彼女を保護下に置くことになったエミディオ王子(キラキラしている)がその見た目によらず闇の精霊に好かれているということを知り、彼の背中(闇の精霊が憑いている)を心の拠り所とし、史上最短の光の巫女になることを決意するが……

コメディ分が多いラブコメでした。

作者名 は行雪村花菜

最強の軍人として名を馳せていた小玉は、元部下で現皇帝の文林の皇后として後宮を治める立場につくことになる。殺伐とした後宮でマイペースに皇后業をこなる小玉だが、文林の皇帝と認めない一派が不穏な動きをみせて……

おもしろかったー。これは小玉ファンクラブができても仕方がない。

作者名 や~わ行・他我鳥彩子

花梨は生身の男から逃げ回っていたものの、天帝の孫で呪いをかけられおり日中は女の姿になってしまうという美味しい設定てんこ盛りの楽耀と婚約することになってしまう。楽耀の呪いが解けないかぎり花梨の婿として披露できないため、先に進まなくていいと安心していた花梨だが、病気を治すという不思議な桃の存在を知り……

寸止めの神様の神通力は健在ながらも。