本の感想, 作者名 さ行紫月恵里

鬼を滅ぼす力を持つ特殊な人形・七宝とその人形に動く力である「息吹」を吹き込むことのできる七宝士。幼い頃死にかけていたところを師匠に七宝士として見いだされた桜は、七宝の瑠璃の主となり、都を、国を守る任務に就いていた。鬼に関する連続殺事件が勃発し、都の守りを担当していた桜は瑠璃とともにその真相を探るが、その背景には七宝と七宝士の悲劇が見え隠れし……

桜ちゃんが結構飄々としてるところがなんだか好きだ。

本の感想, 作者名 さ行須賀しのぶ

妓楼・酔芙蓉が閉店した後も、哈爾浜(ハルビン)に残り芸伎・芙蓉として舞を舞い続けるフミ。日本と西洋の舞を融合させた独自の舞を追求するフミだが、あることからスランプに陥ってしまう。スランプから脱するために、西伯利(シベリア)への軍の慰問に同行することにするが、そこで思わぬトラブルに巻き込まれたフミを救ったのは……

相変わらず酷いジェットコースターだ(褒めてる)。続きは?!

本の感想, 作者名 あ行鮎川はぎの

初の学院祭を間近に控え浮かれる学院。ティエサはエステリアとともに「ラララの会」を発足させ、ラララ叢書を布教するために紹介冊子を作ることにする。ラララの会にはそれぞれの思惑が入り乱れ、ティエサの周囲の人物ほとんどが入会し、冊子作りも順調に進む。そして、時を同じくしてティエサの護衛対象であるネージュの妹シアーハが学院に入学するが、彼女は人をなかなか寄せ付けようとしない。

展開はやっ(ニヤ

本の感想, お気に入り, 作者名 か行九月文

竜の加護のある国・ローレンシアの世継ぎの王女シエラは、授かった竜ルーを大きくできない事に悩んでいた。成人する16歳までにルーが成長しなければ、廃嫡も覚悟しなければいけない現状を打破するために、シエラは「ルーシェ」と身分を隠して、従者として竜騎士団に入団する。彼女の配属先は、主に王都を警備する黒竜隊。黒竜隊の隊長スメラギ付きの従者となったルーシェは、容赦のないスメラギの指導に奔走する日々を送るがルーはなかなか大きくならず……

制服と、メガネ……(この二点がそろってもえないはずがない)

本の感想, 作者名 ま行村田栞

荒廃する国の現状を伝えようと、兄・瞬の反対を押し切り殷王への正月の謁見に向かうために王都に向かった晄は、幼い子どもたちが晄が滞在する屋敷の蔵から食料を盗む現場に遭遇する。その少年たちを追った晄は、様々な人が住み着いている不思議な土の城にたどり着き、そこで晄そっくりな医者・紫央に出会う……

チャウかわいさが反則の域に達しました。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行栗原ちひろ

戦争に勝利し、軍人の出番がなくなり平和を謳歌するマディス王国だが水面下では各国の思惑が入り乱れ、新たな火種が勃発しようとしていた。そんな中、ロディアはあのランセが海賊になってしまう現場に遭遇し、ランセを止めるために元レーン号の面々を集め、初の女性艦長として新生レーン号でランセを追うが……

ロディア様がいちいち格好良すぎる。これは惚れざるを得ない。

本の感想, お気に入り, 作者名 な行薙野ゆいら

行方不明になった最愛の兄を捜すため、コネを遣い大学に無理やり入学したソフィアは、兄の残したメッセージを元に、大学図書館に本拠地を置く秘密結社・闇の書庫に入会する。そこでいきなり「護書官」を拝命したソフィアは、これ幸いと兄の手がかりを求めて調査を開始する。そんなソフィアの周囲には、同じ「護書官」であり「騎士」でもあるアレクシスがいて……

おもしろかったー!兄好き本好きのソフィアがかわいい。

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

フレンドル大公国の皇女イリーナは、大公の跡継ぎであり従兄のミハイルと婚約していた。遠方からの長期の視察から戻ったミハイルは、フレンドルに強大な騎馬民族であるオルドブライの脅威が迫っており、大公国一丸となってこの脅威をやり過ごすことが必要だと解く。そんなイリーナとミハイルに突きつけられたオルドブライの要求は、フレンドルの皇女を一人差し出せということで……

安心の硬派。

本の感想, お気に入り, 作者名 た行高殿円

墓場の実態をさぐるため、ジギーと共に墓場を訪れたジルだったが、そこは既に引き払われた後だった。そして、ジギーの助言に従いルシードの真の敵を知るため、草原の長老・ガーグ老を訪問したジルは、そこでルシードの秘密を知る。対するルシードは、パルメニアに攻め込む大義名分を得るためにマシアスらとともに、常人にはたどり着けないといわれているフォルトナム神殿に乗り込むこととするが……

いろいろ大層クライマックスでした。

本の感想, 作者名 か行片瀬由良

藤森神社に新たに持ち込まれた事件は、持ち主が次々と凶事に巻き込まれるという刀・蘇芳丸の取り扱い。九十九神となった蘇芳丸は、過去の心残りから鬼となりかけているらしく、なんとか彼の心残りを解消しようとカフェのメンバーは奮闘する。

アップルパイおいしそうだなこれ。