わりとグランドロマンな海賊と貴族のご令嬢のラブストーリー。ティアラ文庫ですがそんなにきつくない。
海賊と姫君 Eternal Lovers / 花衣紗久羅
一族を目の前で殺され、唯一生き延びた弟ルカと共に身の証を立てるために王都を目指すラヴォリエ伯の姫君マディーナ。密航した船が実は海賊船という最初から最大の問題と対峙したマディーナは、海賊船の船長レオンの専属奴隷になることでルカの身の安全を確保することになるが……
宝塚-宙組 / 大江山花伝 & Apasinado!!2
宙組の博多座公演「大江山花伝―燃えつきてこそ―」「Apasionado!! II」を観てきました。
いやまあ大空さんと野々さんのトップお披露目公演ということで全てをなげうってとりあえず観てきたんですが、遠征した甲斐がありました。すばらしい。
だらだら感想書いてたらとどまるところを知らなかったので、半分くらいにぎゅっと圧縮したらいつも以上に訳が分からなくなりました。すいません。総括としては「10/25発売のDVDは買う」ということで。
金の王子と黒の魔導士~神の眠る国の物語~ / 剛しいら
ウラルの乗り移ったラウルに不審な物を感じるハイルは、ラウルの中に「いる」ものをなんとかするために狼を操る男アゼルを雇う。ウラル神はアレンの体に入りハッシュウィルの偵察に向かうが、アゼルと対峙したためにハイルにアレンの体が捕らえられてしまう。シーナはアレンを取りもどすため、少数でアゼルの待つ場所に向かおうとするが……
ゴート王、とどまるところを知りません。
※タイトルを間違っていたので修正しました。申し訳ありませんでした(2009.08.18)
そして花嫁は恋を知る 緑の森を統べる姫 / 小田菜摘
紆余曲折を経て、嫁ぎ先(予定)のゲオルグ公国の女公の地位に就いたエリスセレナ。男尊女卑の保守的な風土にめげず、婚約者のイシュトファルとともに一歩ずつ進んでいくエリスセレナだが、ラインベルトの領主からの求婚やラインベルトへの隣国の侵攻の報と次々にやっかいな問題が持ち上がる。その裏にはあの事件の黒幕である腹黒聖職者が絡んでいることは間違いないのだが……
まさかの続編。自分の足でしっかり立つ姫様と堅物婚約者のその後の物語。
宝塚-雪組 / ロシアン・ブルー & RIO DE BRAVO!!
宝塚の雪組公演「ロシアン・ブルー / RIO DE BRAVO!!」を観てきました。
モスクワからリオまで、とても楽しい公演でした。
そして執事が素敵でした(正座)。
オペラグラスのあれやこれや
ミリセントと薔薇の約束 追憶の花ひらく博覧会 / 月本ナシオ
博覧会にわく王都で、鑑定士として修業を積むミリセントもまた博覧会の準備に奔走していた。そんな中、博覧会に合わせてグレンの鑑定の師匠セシルが王都にやってくる。ミリセントが知らないか顔を見せるグレンとセシルのやりとりにざわつく心を感じるミリセントだがセシルの特別講義を受けることに。一方、ローズグレイヴホールでミリセントの帰りをまつアンセルの元に、彼を迎えに着たという人間が現れて……
これまたなんという「次回に続く」。気になりすぎる。
“文学少女”見習いの、初戀。 / 野村美月
聖条学園に入学した日坂菜乃は文芸部の部長井上心葉に一目惚れをし、ノリと勢いで文芸部に入部してしまう。果敢にアタックを続ける菜乃だが、心葉は揺れることなく前部長・遠子への想いを胸に抱き続ける。ある日、菜乃は図書館で出会った一人の女性と仲良くなる。「一緒に心中をしよう」と妙なことをもちかけられる菜乃だが、妙に彼女に惹かれてしまい……
「きみに見せるデレは、最初からない」がクリーンヒットすぎました。
SH@PPLE―しゃっぷる―4 / 竹岡葉月
空舟五中生徒会とSEC、そして青美学院ソロリティという一見ちぐはぐな軍団が人力リバーフェスタで披露する劇の練習も大詰めを迎え、見事なチームワークを発揮しつつあった。そんな中、雪国の懸念事項といえば舞姫との入れ替わりの事実を知っていると思われる謎の人物。謎の人物の候補者は一人や二人では収まらず、天然モテキング舞姫の恐ろしさを実感する雪国であったが……
人物関係がとても入り組んできました。ほとんど矢印が一方通行って!
アラビアンズ・ロマンス 花嫁は王の腕で微睡む / 仁賀奈
北海道の零細牧場で父と二人ギリギリの生活を送っていた寧々は、アラブ某国の王子様カディールに見初められて、愛馬サチを盾に無理矢理ハレムに入れられる。寧々はサチと共に日本に帰ることばかりを考えるが、カディールは寧々に正妃となる儀式を受けるように命令する。
さらわれた平凡な日本人女子がハレムでいろんな目に遭う話。