本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

医師である父が残した医院を一人守っている珠里だが、女性は医師免許を取れないなれない決まりの中、ほそぼそと育てた薬草を他の医師に売ることで生計を立てていた。ある日、珠里は皇帝からの呼び出しを受け、男性医師の診察を拒否している皇太后の診察を依頼される。

ツンデレ公主様がよいものだった……

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

すでに3人の后がいる帝・篤迪に入内することになった朱子。帝は藤壺の中宮・郁子を寵愛しており、関白の娘を無下に扱うこともできないが、郁子から寵愛を奪おうとは考えていない朱子とは友人のような関係を築いていた。そんな中、里下がり中に郁子が亡くなってしまい……

朱子さんが男前でかっこよかったです。

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

幼くして入内した真子だが、ほどなくして帝が崩御、わずか12歳で寡婦となってしまう。その後、真子は幼馴染である帝の第二親王の式部卿宮迪里の援助を受けて慎ましやかに生活をしていたが、ある日偶然真子と迪里は御簾を通さず直に顔を合わせてしまい、お互いに心奪われてしまう。

自重しない親王様のお話。

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

三条女御に呪詛を仕掛けた犯人に仕立て上げられかけた塔子は、混乱に乗じて熊野に戻る。騒ぎを収めて塔子がすぐに戻れるようにするという明槻の言葉を信じ、塔子は熊野で日々を過ごす。塔子を呼び戻す決定打にかける明槻だったが、都で疫病が流行り始め、事態を収集するために塔子を呼び戻すべきという意見がでてくる。

一番綺麗な着地点にたどり着いたなぁというような最終巻でした。

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

帝に献上された珍しい七弦琴を披露することになった塔子だが、調律のために外部に預けたところ、七弦琴が何者かに盗まれてしまう。政争を引き起こしかねない事態に、秘密裏に七弦琴の行方を捜す明槻たちだが、臨時で塔子に弦の手ほどきを行っていた二の宮が、塔子に「ちょっかい」をかけてきて……

にのみやさまって、げどう……

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

明槻と異母弟の三の宮の仲がこじれたこと心を痛める塔子は、二の宮のちからも借りて三の宮の考えを確認しようとする。そんな中、娘・苑子を明槻に入内させられなかった省子から塔子を屋敷に招待する文が届く。

二の宮さまが爽やかに怪しいな!と思いながら塔子かわいいと悶えてた。

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

新しい帝の即位に伴い人事移動が行われ、東宮妃候補であった大納言の姫君を娶った報復措置として、明槻の異母弟である三の宮の職が解かれてしまう。そんななか、塔子は三の宮の実母である更衣から面会を求められて……

ナチュラルにイチャイチャしてて……(たのしい

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

帝に即位する前の最後の息抜きにと縋子に付き添い東宮とともに伊勢詣、熊野詣に向かうことになった塔子。熊野で懐かしい面々と再会するものの、何者かが放った矢により塔子の叔父・貴哉が大怪我を負ってしまう。

初々しい塔子と東宮様のやりとりに頬がにやける。

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

次の帝となることになった東宮の継母・縋子の思いつきで急遽伊勢・熊野参りをおこなうことになり、東宮の明槻親王とその東宮妃候補・塔子。1年たったら熊野に帰ってもいいという明槻の言葉に揺れる塔子は、その揺れる原因に名前をつけないでいたが……

熊野編、塔子がかわいかった(デレ

作者名 あ行小田菜摘

なりゆきで東宮妃(候補)となった塔子は、東宮妃への道を回避し熊野に戻ることを画策していたが有効な手立てを講じられずにいた。そんな折に、東宮の義理の母である縋子のお召を受けて面会した塔子は、思いの外縋子に気に入られてしまう。東宮の帰京が刻一刻と近付く中、縋子の命令でなし崩しに東宮の殿舎に移ることになった塔子に、いけ好かない左近衛大将が思わぬ提案をしてくる。

縋子さまが良いポジションだった。