本の感想, お気に入り, 作者名 あ行小田菜摘

才覚不足から妹に嫁入りの順番を飛ばされたブラーナ帝国の第六王女アンナマリアは国内の有力貴族と婚約していたが、その婚約を破棄してまで急遽カストラバ王国に嫁ぐことが決定してしまう。妹よりもやっかいな国に嫁ぐことになったアンナマリアは、対面したその日に夫となるフェラン王の冷徹な姿におびえを隠せず……

前作ヒロインの姉姫が冷酷非道(と思われている)国王様に嫁ぐ話。今回も面白かったー。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行小田菜摘

紆余曲折を経て、嫁ぎ先(予定)のゲオルグ公国の女公の地位に就いたエリスセレナ。男尊女卑の保守的な風土にめげず、婚約者のイシュトファルとともに一歩ずつ進んでいくエリスセレナだが、ラインベルトの領主からの求婚やラインベルトへの隣国の侵攻の報と次々にやっかいな問題が持ち上がる。その裏にはあの事件の黒幕である腹黒聖職者が絡んでいることは間違いないのだが……

まさかの続編。自分の足でしっかり立つ姫様と堅物婚約者のその後の物語。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行小田菜摘

ブラーナ帝国の第七皇女エリスセレナはヴァルス帝国のゲオルグ公リアヒルトとの結婚のため、シュバイツに向かっていた。道中、エリスセレナの嫁入り道具のひとつである聖遺物の行方を見守るため、聖王庁から派遣されてきたマティアスとその護衛である聖騎士イシュトファルと出会う。イシュトファルはエリスセレナの結婚相手であるリアヒルトの異母弟であるらしい。嫁ぎ先に複雑な家庭の事情があるらしいことを知ったエリスセレナは……

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

ブラーナ帝国の占領下にあるネプティス王国の国王のもとに嫁ぐことになった皇女ユスティニア。つい最近皇女になったばかりの”にわか”皇女であるユスティニアはこの役目を拒否できるわけもなく、一路ネプティスの首都マリディに向かい沙漠を進んでいた。しかし一行は、途中反ブラーナ派の反乱軍の襲撃に遭ってしまう。反乱軍の仲間の釈放のために連れ去られたユスティニアは、反乱軍のリーダーのひとりナティールとともにマリディを目指すことになる。

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ブラーナ帝国の皇女アグライアは敵軍に包囲された国を救うため、北の大国フレンドル公国に助力を求めに行く。フレンドルの公子ユーリにアグライアが持ちかけられたのは、二人の婚約。婚約することでアグライアはフレンドルの軍事力を、そしてユーリは大公に即位するためのブラーナの後ろ盾を得るという双方にとって利のある「偽の」婚約が成立する。

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

ブラーナ帝国の第二皇女エイレーネは母親の出自の低さから皇后に酷い扱いを受ける日々を送っていた。ある日、エイレーネは隣国ファスティマ王国の国王アルファディルの元へ嫁ぐことを命じられる。ルシアン教徒のエイレーネがシャリフ教徒の国に嫁ぐことはエイレーネにとって受け入れがたいものであったが、腹をくくったエイレーネは婚礼の前にファスティマになれるため、ブラーナにやってきた使者と共に一足先にファスティマに向かうことにする。