宝塚-月組 / ロミオとジュリエット

素人の観劇日記宝塚, 月組

月組さんの龍さん・愛希さんお披露目公演のロミオとジュリエット観てきました。
お披露目とか言いながら、ロミオが役替わりとかいう若干良くわからない公演だったんですが、案の定劇団の策略にはまり明日海さんのロミオも観てきましたよ(つまり、2パターン両方見た)。

私、最初のヴェローナの歌が大好きで、これを聞くと7割方満足しちゃって、世界の王で満足度は8割に突入して、エメを聞くと今日の目的は達したー!という気分になります。今回もやっぱりこの三曲は珠玉のナンバーだった……!

公演自体は星組版、雪組さんに続いて3つ目でしたので、本編自体は大きな驚きは(たぶん)なく、鉄板の面白さでした。やっぱりこの若さあふれたピュアなラブが、もう、こう、なんというか直視するのが恥ずかしい初々しさで!大好きです。個人的な年齢差の印象なんですが、龍さんロミオ-愛希さんのジュリエットは高3-高1、明日海さん愛希さんは高1-高1という感じかなぁ。うん、どっちも趣があっておいしゅうございます!
月組さんのベンヴォーリオは先頭切って殴り込みかけそうだし、マーキューシオもやんちゃなワルという感じでかわいらしかったし(すいません)、ティボルトは(龍さんも明日海さんも)孤高の貴公子っぽくて素晴らしかったしで、よい配役でした……。ベン様とマーキューシオ様のおかげか、3組の中で一番チンピラっぽかったのが!(褒めてます)あとは、リュウさまのちょっとダメっぽいパパっぷりにやっぱり目が釘付けでした。もうリュウ様だから仕方がない。

そして、この公演で一番危険だと思ったのはやっぱりフィナーレでしょうか……わ、わかい、このフィナーレ若い!スニーカ履いて飛んだりはねたりしてる、羽背負って飛んだり(略)してる若いフィナーレでした。一番のお気に入りは、アイドルのコンサートか!と思うよな男役・娘役入り乱れてのかっこいい階段群舞です。もうこれ素晴らしすぎてテンションが上がりすぎて大変でした。一本物で打ち込み系のフィナーレで小池修一郎さんというと太王四神記ですが、もうあれレベルで好きです。いいなぁ!