結婚式直前に教主にロジオンとともにとらわれ、再び暗示をかけられたミレーユは何とか逃げ出そうとするが、ともに囚われていたダラステア皇帝が教主側についてしまう。一方、ミレーユを救出するために動き出したリヒャルトとフレッドは、港に停泊している怪しい船の情報を入手し、ミレーユ奪還計画を実行しようとするが……
これぞまさしく大団円!のシリーズ最終巻でした。良かった!
デビュー作が長期シリーズになった身代わり最終話の二冊、まとめて読みました。これは絶対「なんてこと!」というところで前編が終わるに違いないと確信していたので、計画的に積んで前後編を一気に読みましたが一気に読んで良かったです。実際なんてこと!というところで前巻が終わりましたので(笑)。
後編はわりと序盤で事件は片付いてしまって、ほぼ一冊掛けて幸せなエピローグの体をなしていましたが、こういう「物語の終わりのお話」はすごく好きなのでどんと来いでした。シリーズ序盤にも通じるドタバタブリが楽しくて楽しくて。いろんな人がオールキャストでほぼ出演しているのがよかったなぁ。みんなの「その後」もちゃんとわかって、こういう演出は大好き。そんな中でもフレッドさんのあれと団長さんのあれは、この後出るらしい短編集できちんと回収してくださることと信じております。
ということで、ここで終わってしまうのは寂しいんですが短編集も出るとのことなので、そちらでもろもろフォローされることを期待して待っていようと思います。
身代わり伯爵の結婚行進曲 V 光と歩む終幕(上)
清家未森/ねぎしきょうこ
角川ビーンズ文庫(2015.04)
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身代わり伯爵の結婚行進曲 VI 光と歩む終幕(下)
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