本の感想, 作者名 あ行あまね翠

病床の母を元気づけるため、イギリスに住む異父兄アルヴィンの元を訪ねた美桜。コッツウォルズの古城を管理しているアルヴィンは、美桜の滞在を認めるものの母に会うつもりはないという。なんとしてもアルヴィンを日本に連れて行きたい美桜だが……

冷静に考えてみれば物語の経過時間一週間って!(恋はジェットコースター)

本の感想, 作者名 あ行犬村小六

空の果てを目指す空を飛ぶ「島」イスラ。そんな国家を超えるプロジェクトに参加することになった飛空科の学生カルエル。革命によって両親である皇王夫妻を殺され、全てを失ったカルエルはイスラの菅区長であり、かの革命の旗印であったニナ・ヴィエントに復讐することを誓う。しかし、イスラの旅はカルエルに思いもよらない出会いをもたらした。

憎悪が入り乱れる恋物語の序章

本の感想, 作者名 あ行淡路帆希

隣国エッセウーナに突如侵略されたオクトスの王女エパティークは、家族を殺され、エッセウーナに連行された。そこで彼女に与えられた役割は、エッセウーナの第二王子テオバルトとともに聖峰スブリマレに向かい、伝説の銀竜を呼び出すための生け贄となること。亡国の王女と厄介者の王子、そして道中彼らの旅の道連れとなる少女エリスの命がけの旅が始まった。

守りたいものが見つかると、強くなれるお話。

本の感想, 作者名 あ行雨川恵

それなりに順調に社交界の付き合いをこなすアネットは、「ロンドン塔に幽閉されている旧王家の王子」の噂を聞く。旧王家の生き残りがロンドン塔にいるはずがないと知っているアネットだが、気になって仕方がない。そんな折、何かとアネットにちょっかいをかけてくる王太子ととある「取引」を行い、ロンドン塔の真相を二人で探りに行くことになるのだが……

中盤まで:シャーリーお嬢様のターン。終盤:王太子のターン。

本の感想, 作者名 あ行青木祐子

シャーロットへの想いに揺れる伯爵令嬢アディルは、「薔薇色」と同じく想いを込めたドレスを仕立てることができる「夜想」にオルソープ家が開催する舞踏会のためのドレスを作らせる。オルソープ家の舞踏会に常連客の衣装係として向かうことになったクリスは、舞踏会の合間にシャーロックと会うという約束があったのだが……

本の感想, 作者名 あ行天野ゆいな

狼国の第一公主・揺光は国王直轄の暗殺者集団「北斗」の首領という顔も持っていた。地方に調査に出かけた揺光は、医学を学びに来たという敵対する隣国の公子・天魁と道中を共にすることになる。天魁にどことなく惹かれる揺光であったが、父王の下した命令は残酷なものであった。

とても新人さんでした。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行嬉野君

曾祖母フサの危篤の知らせを受け、一人旅気分で祖母を勘当したという雲出家を単身訪れた純太。かなりの資産家だというフサの財産を狙い、親戚一同が集まる中、遺産相続の条件として挙げられたのは「雲出家流のやり方で、目標金額を稼ぐ」こと。純太は初対面の親戚のお兄さん研士と共に400円を元手に夏休み中に2,000万円を詐欺で稼ぐというゲームに参加することになる。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行小田菜摘

ブラーナ帝国の第七皇女エリスセレナはヴァルス帝国のゲオルグ公リアヒルトとの結婚のため、シュバイツに向かっていた。道中、エリスセレナの嫁入り道具のひとつである聖遺物の行方を見守るため、聖王庁から派遣されてきたマティアスとその護衛である聖騎士イシュトファルと出会う。イシュトファルはエリスセレナの結婚相手であるリアヒルトの異母弟であるらしい。嫁ぎ先に複雑な家庭の事情があるらしいことを知ったエリスセレナは……

本の感想, 作者名 あ行鮎川はぎの

感情を表すことが苦手で周囲の巫女たちから誤解を受けまくっている鉄面皮の見習巫女ノトは、得意の計算を生かし恩人マーサの恩に報いることを目標としていた。ある日、戴冠式のために次期国王のエリオ一行が神殿を訪れる。エリオは兄である宰相カノンに嫉妬しており、国を離れたのをいいことに、ノトへの意趣返しに燃える巫女リリィとともにカノンとノトを罠にはめる。

本の感想, 作者名 あ行秋永真琴

良家の子女が通うゲオルギウス学院に外部入学を果たした庶民のマーヤ。合格祝いにと豪快な祖母から渡されたのは< ナユタズ・ロスト>と呼ばれる幻の本だった。本の内容を解読するため、学院内の有名人レイジとその従者レン、そして図書局長アキラらとともに、マーヤはその謎に立ち向かうこととなる。