本の感想, 作者名 ま行宮野美嘉

両親と家族を亡くし、遠縁の親戚に引き取られてそこの息子と婚約していたサアラだが、その婚約を解消して不吉な噂ばかりのある「幽霊伯爵」と呼ばれるジェイクの十七人目の花嫁として嫁ぐことになる。住めば都とばかり伯爵家での新生活を満喫するサアラだが、よそよそしい使用人に無関心な夫、そして突っかかってくる親戚の男の子に夜な夜な現れる幽霊と穏やかな日々とは縁遠く……

なんという強いヒロイン。

本の感想, 作者名 は行響野夏菜

代々< 半魂の術>を用いる事のできる巫女が族長を務める星輝族の若き巫女サシャは、唯一無二で最も頼れる< 守護者>で幼なじみのヤハンと共に一族を率い、越冬するためにサマーラーのオアシスにやって来た。サマーラーの公子から早速宮殿への招待を受けたサシャは、サマーラーに密かに滞在するある要人のために< 半魂の術>を施してほしいという要請を受ける。

ただのバカップルの話と思ってすいません。

本の感想, お気に入り, 作者名 た行多崎礼

夢売りが語る「彩輝晶」の次のふたつの物語は、光神王の後宮に入り、滅ぼされた故郷への復讐を果たそうとする一人の女性の物語の「紅輝晶」、そして王になるために騎士を目指す少女を守る、一人の騎士の物語「黄輝晶」。

ふたつとも、なんと言葉にしたらいいのか分からない圧巻の物語でした。

本の感想, 作者名 た行築山桂

大坂の町を密かに守り続けてきた< 在天別流>の現当主の異母妹・左近。在天が探る人形芝居一座虐殺事件と、左近が偶然助けた女性のかかわる事件が絡み合い、大坂の町でうごめく陰謀にまきこまれた左近は……

ちょっと気弱な左近殿もそれはそれでいい!

本の感想, 作者名 や~わ行・他ノーラ・ロバーツ

トラブルメーカーの従兄からフロリダの理想の一軒家を又借りしたジャッキー。作家になるべく投稿作の執筆に没頭するジャッキーだが、家主・ネイサンが急に帰宅する。ジャッキーを追い出そうとするネイサンだが、ジャッキーの料理につられて期間限定での滞在を許してしまう。

ヒロインの押せ押せっぷりがすごかったです。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行小椋春歌

ペンテレイアの下級兵士ミラは、ペンテレイアを訪問中の隣国の王子アレクシスに助けられ、さらに異様なまでに気に入られてしまう。亡くなった初恋の人そっくりだという理由でミラをかまい続けるアレクシスに押され、ミラはアレクシスに付き合うが、ますますヒートアップするアレクシスのミラへの執着はとどまるところを知らず、ミラは困惑する。

ドタバタコメディ、面白かった!

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行サマンサ・ジェイムス

サーストン侯爵・セバスチャンは放蕩者の弟を下町に迎えに行く途中で、怪我をして倒れているデヴォンを拾う。家に連れ帰り、デヴォンの治療をしたセバスチャンは、成り行きからデヴォンに淑女教育を実施することになる。デヴォンを知る知れば知るほどどうしようもなく彼女に惹かれる気持ちを何とか押さえ込もうとするセバスチャンは……。

セバスチャンとデヴォンの駆け引きが楽しかった。

作者名 や~わ行・他渡瀬桂子

強大な魔力を持つために若干17歳にして多数の魔族を使い魔として使役し、王国騎士団長までも務めていたセレナだが、ある日昔なじみのアストルに魔力を奪われてしまう。魔力を取り返すためにアストルの行方を追うセレナのお供は、セレナに絶対服従の人狼ルーファス、セレナにある物で釣られた吸血鬼のアリーちゃん、そしてなぜかセレナの家に居候ししている謎の魔族のザイアスの三人だけになる。

これまた強力なツンデレ!よい主従物でした。

本の感想, 作者名 ま行本宮ことは

晴れて両想いになった相棒とその恋人を二人っきりにしようと、しばらくの間ふたりから離れるために婚礼に向かう花嫁一行を護衛することとしたセルツァだが、どうもその一行の様子がおかしい。あの手この手で一行の様子を探ったセルツァは、当の花嫁自身が花嫁であることを知らないこと、花嫁に付きそう従者の少年が実は少女であることを知るが……

109ページのイラストにちょうもえた。

本の感想, 作者名 た行谷瑞恵

プリンスの組織に捕らわれたリディアは、とっさにエドガーの子を身ごもっていると嘘をついて、リディアの命を狙うテランの目をごまかす事に成功する。そして、組織の目を欺くためリディアに「プリンス」として接するエドガーだが、エドガーの前に過去の因縁の男が現れリディアに危害を加えようとしていることを知り……

ニコさんとレイヴンとケリーさんが相変わらず素敵。