本の感想, お気に入り, 作者名 さ行サマンサ・ジェイムス

サーストン侯爵・セバスチャンは放蕩者の弟を下町に迎えに行く途中で、怪我をして倒れているデヴォンを拾う。家に連れ帰り、デヴォンの治療をしたセバスチャンは、成り行きからデヴォンに淑女教育を実施することになる。デヴォンを知る知れば知るほどどうしようもなく彼女に惹かれる気持ちを何とか押さえ込もうとするセバスチャンは……。

セバスチャンとデヴォンの駆け引きが楽しかった。

作者名 や~わ行・他渡瀬桂子

強大な魔力を持つために若干17歳にして多数の魔族を使い魔として使役し、王国騎士団長までも務めていたセレナだが、ある日昔なじみのアストルに魔力を奪われてしまう。魔力を取り返すためにアストルの行方を追うセレナのお供は、セレナに絶対服従の人狼ルーファス、セレナにある物で釣られた吸血鬼のアリーちゃん、そしてなぜかセレナの家に居候ししている謎の魔族のザイアスの三人だけになる。

これまた強力なツンデレ!よい主従物でした。

本の感想, 作者名 ま行本宮ことは

晴れて両想いになった相棒とその恋人を二人っきりにしようと、しばらくの間ふたりから離れるために婚礼に向かう花嫁一行を護衛することとしたセルツァだが、どうもその一行の様子がおかしい。あの手この手で一行の様子を探ったセルツァは、当の花嫁自身が花嫁であることを知らないこと、花嫁に付きそう従者の少年が実は少女であることを知るが……

109ページのイラストにちょうもえた。

本の感想, 作者名 た行谷瑞恵

プリンスの組織に捕らわれたリディアは、とっさにエドガーの子を身ごもっていると嘘をついて、リディアの命を狙うテランの目をごまかす事に成功する。そして、組織の目を欺くためリディアに「プリンス」として接するエドガーだが、エドガーの前に過去の因縁の男が現れリディアに危害を加えようとしていることを知り……

ニコさんとレイヴンとケリーさんが相変わらず素敵。

本の感想, 作者名 さ行紫月恵里

鬼を滅ぼす力を持つ特殊な人形・七宝とその人形に動く力である「息吹」を吹き込むことのできる七宝士。幼い頃死にかけていたところを師匠に七宝士として見いだされた桜は、七宝の瑠璃の主となり、都を、国を守る任務に就いていた。鬼に関する連続殺事件が勃発し、都の守りを担当していた桜は瑠璃とともにその真相を探るが、その背景には七宝と七宝士の悲劇が見え隠れし……

桜ちゃんが結構飄々としてるところがなんだか好きだ。

本の感想, 作者名 さ行須賀しのぶ

妓楼・酔芙蓉が閉店した後も、哈爾浜(ハルビン)に残り芸伎・芙蓉として舞を舞い続けるフミ。日本と西洋の舞を融合させた独自の舞を追求するフミだが、あることからスランプに陥ってしまう。スランプから脱するために、西伯利(シベリア)への軍の慰問に同行することにするが、そこで思わぬトラブルに巻き込まれたフミを救ったのは……

相変わらず酷いジェットコースターだ(褒めてる)。続きは?!

本の感想, 作者名 あ行鮎川はぎの

初の学院祭を間近に控え浮かれる学院。ティエサはエステリアとともに「ラララの会」を発足させ、ラララ叢書を布教するために紹介冊子を作ることにする。ラララの会にはそれぞれの思惑が入り乱れ、ティエサの周囲の人物ほとんどが入会し、冊子作りも順調に進む。そして、時を同じくしてティエサの護衛対象であるネージュの妹シアーハが学院に入学するが、彼女は人をなかなか寄せ付けようとしない。

展開はやっ(ニヤ

本の感想, お気に入り, 作者名 か行九月文

竜の加護のある国・ローレンシアの世継ぎの王女シエラは、授かった竜ルーを大きくできない事に悩んでいた。成人する16歳までにルーが成長しなければ、廃嫡も覚悟しなければいけない現状を打破するために、シエラは「ルーシェ」と身分を隠して、従者として竜騎士団に入団する。彼女の配属先は、主に王都を警備する黒竜隊。黒竜隊の隊長スメラギ付きの従者となったルーシェは、容赦のないスメラギの指導に奔走する日々を送るがルーはなかなか大きくならず……

制服と、メガネ……(この二点がそろってもえないはずがない)

本の感想, 作者名 ま行村田栞

荒廃する国の現状を伝えようと、兄・瞬の反対を押し切り殷王への正月の謁見に向かうために王都に向かった晄は、幼い子どもたちが晄が滞在する屋敷の蔵から食料を盗む現場に遭遇する。その少年たちを追った晄は、様々な人が住み着いている不思議な土の城にたどり着き、そこで晄そっくりな医者・紫央に出会う……

チャウかわいさが反則の域に達しました。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行栗原ちひろ

戦争に勝利し、軍人の出番がなくなり平和を謳歌するマディス王国だが水面下では各国の思惑が入り乱れ、新たな火種が勃発しようとしていた。そんな中、ロディアはあのランセが海賊になってしまう現場に遭遇し、ランセを止めるために元レーン号の面々を集め、初の女性艦長として新生レーン号でランセを追うが……

ロディア様がいちいち格好良すぎる。これは惚れざるを得ない。