本の感想, 作者名 ま行前田栄

両親から引き離され、後継者争いの”エサ”として豪華な屋敷で幽閉生活を送っているパウロは、ある日、埃まみれの本を見つける。その本の中から現れたのはミニサイズの≪幽霊もどき≫のフィラレテス。フィラレテスは400年前の錬金術師で、悪魔の書に囚われてしまったという。悪魔の書のマスターに選ばれてしまったパウロは、フィラレテスを本から解放するために400年前の”その日”のプラハで悪魔の書奪還のミッションを実行することになる。

つれづれ

社内団体受験のとーいっくの点数が判明し、同期の仲良しKちゃんが驚異のほぼ満点を達成したらしく、久方ぶりの逸材の登場に周囲で動揺が走っています。Kちゃんところはボスまでもがえらいええ点数やったらしく、ウチの大ボス(みんなの点数を把握できる&Kちゃんとこのボスと同期)がファイティングスピリッツに燃えてしまいました。
Kちゃんに対する我が部署の刺客は同期のお前だっ!とか言われたんですが、Kちゃんレベルにたどり着くのは一生無理だと思います。大ボスのこの発言は私の得点をきちんと確認た上でのものか非常に疑問です。もっと可能性のある人を刺客に仕立て上げないと。
しかし、才能に勝つのは努力しかない、ということでTOEICだけに絞って朝から晩まで大学受験以上に死ぬほど勉強したらもしかするともしかする可能性もなきにしもあらずですが、それにたどり着くにはヒマラヤ山脈ほどの長く険しい道のりが……、絶対に無理だな。

本気で打倒を目指すのなら、「とーいっくの本じゃなくても勉強できるもん」という信念の元、TOEICという名の付く本は大学の時に買った「はじめてTOEIC」系一冊(たぶんコレ)というこの状況をまず何とかしなければいけないような気がしましたが、この時点でやる気がでないので一生無理っぽいです。

本の感想, 作者名 さ行縞田理理

カートとジョエルの行きつけの店≪十字路≫亭の看板ウェイトレスが種族を偽ったというパッシング禁止法違反で逮捕されてしまう。一見しただけでは人間にしか見えないサブリナだが、彼女の五代前に≪サイレン≫がいたという。何とか彼女を救おうと奔走するカートとジョエルは、ジョエルの馴染みの弁護士デヴローにサブリナの弁護を依頼する。

本の感想, 作者名 さ行篠月美弥

精霊の国の次期盟主(ルマ)の補佐役として、彼の外遊につきそうティーダは、次期盟主(ルマ)の命により理化学の町キサを単独で視察することになる。そんなキサ滞在中のティーダに、次期盟主(ルマ)が単独で本国に帰ったことと、そしてティーダが取り残されたことが知らされる。急いで隠密に本国に戻ることになったティーダだが、付き添いの護衛はうさんくさい男一人、そして信用のおけるはずの同国人に命を狙われる事態に陥る。

つれづれ

コードギアスの最終回特別特番を見ました。

どうも、関西は一番乗りみたいなので、一応感想は続きに。
ネタバレは(自分基準では)してないんですが、感想見るのも嫌だというのならスルー推奨。

つれづれ

先日発売されたThe Beans VOL.9を遅ればせながら購入。
買うのどうしようかなーと迷っていたんですが、アダルシャンの姫様がめちゃくちゃかわいいという噂を聞きつけ、それなら買わねばと勇んで買って参りました。

たしかに、この姫様はすばらしいです。御歳16歳の姫様です。アダルシャン最終巻でその後の姫様みたいという切実な願いがかなえられて大満足です。相変わらずダンナを無意識にもてあそんでいます。罪な姫様です。姫様好きには必見の短編です。短編集は発売されてしまいましたので、これが単行本化する可能性は今のところ非常に低いような気がします。これを逃す手はありません。これを機に、成長した姫様とダンナで一冊くらい出ないかなぁ。

他にはチラホラ拾い読みしておりますが、身代わり伯爵の短編も良い感じです。王道はやっぱりすばらしい。

imgThe Beans VOL.9
角川書店(2007.07)
amazon

本の感想, 作者名 あ行海原育人

戦場で体験した竜を素手で殺すというドラゴンキラーの恐怖の記憶を引きずり、無法地帯の街でしがない何でも屋を生業とする元軍人のココ。ある日、行きつけのカフェで冴えない青年を助けたことから、ココの日常は急変する。争い事が苦手なドラゴンキラー・リリィを相棒に、亡命中の皇女様を救うことになってしまったココだが……

つれづれ

土曜にテレビ放映されていた「時をかける少女」、録画していたものの視聴完了。映画公開時にえらく評判が良くて見に行きたいなーと思っていたらいつの間にかテレビ放映まで決まってました。時の流れとは非常に早いものです。

評判通り、とっても面白かったです。ここまで胸キュン映画だなんて思ってもみなかったです。仲良しの男友達二人とヒロインというこの居心地のいい関係をくずしたくなくてついついお気軽にタイムリープしていたけど……、と、ええですな、これ。見終わったあとは無性に全力疾走したくなりました。ひねたわたしには眩しすぎてくらくらしてしまう面もありましたが、面白かったです。

と、映画鑑賞以外の時間は、とあるオンライン小説をむさぼり読んでいました。土曜の夜というか日付かわって日曜になって、寝た時間が平日の起床時間の1時間前って気が付けば休日をエンジョイする学生だよみたいな状況(普段は休みの日でも早寝わりと早起き)。そのあと今日もお昼間にちょこちょこ読んでいたんだけどまだ読み終わってないんですよねぇ。なんだか、幸せ。文庫本ほど読むスピードでないんですが、それでも優に8時間以上読んでます。超長編か……?
オンライン小説に関しては、アホほどむさぼり読んで、好みのものを読み尽くした時期を過ぎて以来あんまり読んでいないんですが、たまーにふとリンク先をたどってみるとツボにくるのがあって、よいですね。

img時をかける少女
監督: 細田守
amazon

素人の観劇日記宝塚, 花組

花組の梅田芸術劇場公演「あさきゆめみしII」を見てきました。

言わずと知れた源氏物語を描いたこの作品(原作はほぼ未読ですが)、なんでもタカラヅカ代表格作品のひとつの再演らしいのですが、前回上演をテレビでも見たことがなくて……、初見での鑑賞となりました。

つれづれ

世界陸上の話です。この時期に世界陸上と言ったらもちろん開会式のタカラヅカ絡みなんですが。

開会式にタカラヅカが絡んでくると知ったのはつい先日です。「な、なんで総合演出に小池修一郎(理事。ベルばらとかエリザベートとかの演出とかしてるすごいらしい人)」と普通のファンなら「スターさんが出演っ!」というネタからはいるのに、なぜか演出からきました。そして、読み進めていってびびったという。

会場近いしなー、スターさん見に行こうかなー、おとーさん(@エリザで皇帝していた彩吹さん)見たいなー、春野さんの歌聞きに行こうかなー、と一瞬血迷ったことを考えましたが、チケットの値段を見てのけぞりました。たーかーすーぎー。友人(公僕)が「割引価格で買えるけどどう?」という話をしていたことを思い出しましたが、その割引価格でも十分のけぞれます。

見に行くことをさっさとあきらめて、数十秒後にはテレビで楽しむことに自己完結していたんですが、ここで重要な事実に気付きました。中継、民放じゃないですか。オリンピックのノリで考えていたのですっかりNH○だとおもいこんでいました。み、民放の中継……。M○S(大阪ローカル)ならまだしも、TB○やよなぁ、主導は。T△Sのスポーツ関係の中継っていまいちなような気が。どうせ織田裕二とか無意味にクローズアップや(織田裕二自体は好きです)と過去の世界陸上の開会式中継をまともに見たこともないくせにふてくされています。
妙な中継演出も、妙にハイテンションな実況もいらないので、開会式を見せてください……。