ロージーが凛々しくて素敵!
デ・コスタ家の優雅な獣5 / 喜多みどり
次男ノアがファミリーを裏切り、当主の長男エミリオは爆弾事件に巻き込まれ重症、そんな中ファミリーを立て直すためにロージーは三男のダリオと結婚することを決断する。二人の結婚式の当日、デ・コスタに敵対するアリスタ家の襲撃があり、結婚式どころではなくなる。そこでデ・コスタを守るためにロージーが取った行動は、エミリオやダリオとは違う道を選ぶことだった。
銀の竜騎士団 空翔ぶウサギと荒野の罠 / 九月文
アズィールで後継者争いを繰り広げている中、暗殺されかかったらしい第一皇子アルシェイドを保護したシエラは、ローレンシアへ火の粉がかかるのを防ぐため、アルシェイドに扮して第一皇子の陣営に行くというスメラギを送り出す。順調に行くかに見えた作戦だが、アルシェイドを暗殺しようとした人物やその背後の第二皇子の策略により、アルシェイド軍は壊滅、そしてスメラギはアルシェイドとして捕らえられてしまう。
シリスさん!という展開で続きが待たれます。
私は歌い、亡き王は踊る / 岡野めぐみ
ナソックス王城騎士団の副団長を父に持つリセは、目覚めた時見覚えのない部屋にいた。彼女を助けたのはクレハと名乗る不思議な青年で、リセの母親が遠縁であるクレハを頼り、リセを助けるよう依頼してきたという。クレハから、リセの父の「謀反」により家が断絶したことを知らされたリセは、クレハとその主・少年リューイが住まう大霊廟で静かな日々を過ごすことになるが、それはすべての始まりでしかなかった。
これはよいファンタジーなだなぁ。
銀嶺の巫女 / 森崎朝香
北の小国ギンレイに逃げ込んだという「罪を犯した」巫女を追って、次代の帝・霜月とその姫巫女・槇がギンレイ王・焔に協力を求めてくる。霜月たちより一足先に見つけた件の巫女・榧に何かしらの事情があると考えた焔は榧をすぐには引き渡さず彼女を保護するという選択をしようとするが……
好青年の王様がよいものでした。
幽閉王子の恋の抜け道 / 斉藤百伽
20歳になるまでに災厄をもたらすと予言され、人の踏み入れることのない山中に幽閉されている第二王子のアキは、教育係兼「看守」の目を盗んで「移動の神具」を使い(タイムリミット付きではあるものの)幽閉先から脱走した。そこで出会ったのは見た目はどう見ても清廉潔白な聖女だが、ある目的のために「偽巫女」をしているフィリア。初めての脱走でフィリアにいいように使われたアキはもう二度とフィリアに関わるまいとするが、移動の神具を使うたびに何故かフィリアと出会ってしまう。そして成り行き上、アキはフィリアのとある目的に付き合うことにするのだが……
偽巫女様が面白かったー!
サイト12周年でした
今更感漂うものの、毎年書いてるので!
先週の8/26にサイト12周年を迎えておりました。
干支が一周してしまったという恐ろしい現実を粛々と受け入れ、これからも超適当にのんびり行こうと思います。
なんのかんので色々見ていただいているようなので、たとえ皆様ROM星にお住まいでも十分励みになります!ありがとうございます!わたしもROM星の人間なので別に大丈夫です!
直前に一年に一回のテストをいやいや受けてたとか、当日ちょうどパソコンが不調だったとか、最近かんこれとかいうのが時間泥棒だとか、遊びに行く予定を立てるのに忙しかったとか、そういう非常に些細な問題が積み重なり何も……特別なエントリー用意しませんでしたすいません。
しかし、最近少女小説が微妙に苦境に立たされている気がするのは、気のせいと思っていいですかねぇ……。発売三日後くらいにリアル書店に行っても、その書店がマンガとかライトノベルとか結構置いてあるところだったとしても、買えないことがちょっと連続しておりまして。表紙は少女小説っぽいおとなり?のジャンルの本はたくさん平積みしてあるんですが、あっち読まないしな……。
以上愚痴でした。
大公様の花嫁さがし(全三巻) / ひずき優
困窮にあえぐ北の田舎・ペルナウのアンフェルト伯爵令嬢リゼットは、里帰りした義兄ユリウスからジークハルト大公が執り行うという花嫁探しへの招待状を入手する。冬を乗り切るためにと、領民たちと王都カナウスに向かったリゼットだが、ジークハルトは人嫌いかつ冷徹な大公として恐れられていて……
ドタバタ嫁取り物語、面白かった!
風の王国 勝利の時 / 毛利志生子
ネパールの宮廷内の事件を解決した翠蘭は、その事件の被害者ディーシャの遺体をを故郷に返すため、ネパールの王子とともにディーシャの故郷ランタンに向かう。そこでディーシャの血の繋がらない娘たちと交流を深めた翠蘭は、ディーシャの娘たちの思惑とは裏腹に周囲が巻き起こそうとする「跡継ぎ争い」を恐れる次女のウシャスの申し出を受けるか否か悩む。
翠蘭って、本当に「人たらし」だなぁ。
初恋姫、千里を翔る / 立夏里美
女だけが生きる島「女華国」で生まれ育った綾姫は、海岸で行き倒れていた青年・瑛舜を掟に背いて助けてしまう。国に帰った瑛舜は、大国・鳳華国の皇太子として艦隊を率いて女華国に再び現れ、女華の海軍の力を手に入れたいと望む皇帝の意を受け綾姫を人質として国に連れ帰る。皇太子妃候補として後宮に滞在することになった綾姫は、瑛舜の命を狙う刺客から彼を幾度と無く救うことになるのだが、黒幕が
元気なヒロインは良いものですねー。